ブナの沢旅ブナの沢旅
2023.03.17
粟ヶ岳
カテゴリー:雪山

2023年3月12日

いつか残雪期に白山から粟ケ岳を歩いてみたいと思っていたので越後のsamさんから山行の誘いがあった時にリクエストしたのだが、やはり今の時期に一泊では厳しい。そうこうしているうちに二日目に雨予報となってしまい日帰りで権ノ守周回に落ち着いた。

長いコースなので長岡駅のビジネスホテルに前夜入りして翌朝は3時半集合。加茂方面に向かうが沿道には雪が全くない。水源地の車止めから歩き始めてすぐに取り付きの尾根を見るが雪が皆無。これじゃあ藪漕ぎになると、さすがのsamさんも諦め林道をさらに進んで取り付けそうな谷筋や尾根を見るが、状況はいずこも同じ。

2023.03.11
舟鼻峠〜三引山〜博士峠〜博士山
カテゴリー:雪山

2023年3月6-8日

10年前、舟鼻峠から茫漠としたブナ台地をさまようように越えて横山から神籠ヶ岳まで歩いた。その時、途中の三引山から北にのびる尾根を辿ると博士峠にいたることを知り、つぎは舟鼻峠から博士峠まで歩いて博士山に登ってみたいと思った。翌年ある合同パーティによるチャンスが訪れたが、悪天で流れた。その後はいつのまにか忘却の彼方に。。。

ちょうど10年の節目というわけではないけれど、かつての計画をよみがえらせた。10年前と同じようには歩けないことを考慮して3日間の日程を確保してゆったりとしたブナの山旅へ。ひたすらあまり変化のないブナの雪原台地の逍遥を楽しんだ。途中でテントを張って雪で閉ざされた博士峠に降り立ち、王博士をへて博士山へ向かった。

2023.03.03
山毛欅沢山〜小手沢山
カテゴリー:雪山
 

2023年2月27-28日

雪の状態の読みが甘く、計画を大幅に変更した山歩きとなった。とはいえ、当日発では歩き始めるのが11時近くなるため、会津高原尾瀬駅近くの夢の湯で素泊まりできることを確認して前夜発とした。暖かい日があるとは言えまだ厳冬期なので、昨年の夏、道行沢を遡行した時に出会ったマザーツリーに立ち寄ってから西沢に下り、以前から気になっていた窓明山近くから派生する端正なブナ尾根を登るという控えめな計画にした。残雪期には朝発で、稲子山から坪入山へと1泊で何度か歩いているコースでもある。

小立岩から出発する方法もあったが、幕営地確保のため同日に稲子山を越える自信がなかった。一方小沢山直下のいつものテン場なら山毛欅沢山経由で大丈夫だろうと考え深沢出合の尾根から出発した。積雪があるため取り付きの急斜面は平らにならされいつもより登りやすい。

2023.02.21
田浦梅林〜乳頭山〜中尾根〜連絡尾根〜下沢尾根
カテゴリー:山歩き

2023年2月21日

そろそろ梅林も花が咲き始めただろうと、週一山歩きは田浦梅林から歩き始めた。梅林はまだ3分咲程度だったが少しだけ雰囲気を味わって乳頭山への登山道に進んだ。山頂直下の尾根からどちらに進もうか迷ったが、乳頭山は先月行ったばかりだったので、久しぶりに中尾根から森戸渓谷に下った。途中で10名ほどの高年パーティとすれ違う。ここは安全で手頃なバリエーションハイキングのコースなのでさもありなん。

未見ながら昭文社の登山地図に三浦半島+房総半島の地図が発売されているらしい。解説書なしで1400円と一般の地図よりも割高とのこと。低山ハイキングには便利なのかもしれない。三浦アルプスには縦横にトレースがひかれ愛好家の手書きの標識が至る所に控えめに置かれてある。こういう楽しみ方もあるのだと以前からほのぼのとした気持ちで見ており、それで十分だと思う。