ブナの沢旅ブナの沢旅
2018.12.08
房総 笹川田代川
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2018年12月8日

雪山はじめといきたいところだったが、急速な寒波到来の降雪ですぐに無理だと方向転換。先月後半に久しぶりに足を運んだ房総の沢が好感触だったので、房総の沢第二弾となった。主なところはそろそろ出尽くした感があったが、地図を見ながらググっているうちに興味をそそられる沢があった。総合すると、ナメがきれいで、かつての森林軌道跡という「廃線」ロマンをあわせ持つらしい。

百聞は一見に如かず。行ってみることにした。とはいえ房総の沢なので過大な期待はない。下部はゆったりとしたナメ、海底から隆起したと思われる地層の壁、川廻しの手掘りトンネル、といったところが房総の沢の共通点。今回は軌道跡というプラスαがみられるかどうか。やはり初めてのところはどんなことでも新鮮に感じられる。

2018.11.20
湊川志組川
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2018年11月20日

6年前に高宕川を歩いた時、詰め上げた尾根の反対側に志組川という沢があることを知った。それまでも房総の沢は梨沢から始まり、キンダン川、土沢〜四郎治、折木沢、三間川などをあるいていて、どれも基本的には洗濯板のようなナメ沢だったので、志組川もきっと同じだろうと思った。

最近は近場のハイキングでは行く先に悩むことが多い。トレーニングと割り切ればどこでもいいけれど、やはり初めての山でワクワク感を味わいたいと欲がでる。そんなときに志組川のことを思い出したのだった。まあ何もない沢だということはわかっているが、どういう風に何もないのか知りたい。この、知らないところを知りたいという気持ちが私にとっては山へ向かう際に重要なのだ。

房総の山は超がつくほど低山の一見丘陵地帯のようなところだが、なかなか侮れない。細かなヤセ尾根がくねくねと地を這い回り、そこに地図にない道が縦横に張りめぐされている。素掘りのトンネルが尾根だけでなく沢でも、かつての川廻しの跡に見られる。見方を変えれば、とても興味深い山域なのだ。

2018.11.12
中川川地獄棚沢右俣
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2018年11月11日

このところ週末に好天となる。できれば人出の少ない平日に行きたいところだがすべてお天気次第。遠出の沢はさすがにもう遅いので丹沢のなんと地獄棚沢へ。名前からして恐ろしげな沢だし、昔のガイドブックはすべての滝を登攀することを前提にグレードがついているので上級沢なんて縁がないと思っていた。けれど9月の本棚沢で味を占めたというのか、大滝は簡単に巻くことができてあとはそんなに難しくない沢。。という刷り込みができたのだった。

ちょっとググってみると、沢やでなくても丹沢バリエーションを楽しんでいる人たちにも結構歩かれているらしい。面白そうだと思ったが、晩秋の沢には特有の滑りが落ち葉にかくれていて難易度があがる。そこで今回は地獄棚沢前半は古くからある作業経路の探索を行い、二俣から遡行するというバリエーションハイキングに仕立ててみた。「なんちゃって沢のぼり」である。

2018.11.04
武尊山麓夜後沢
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2018年11月4日

遠出の沢もそろそろ終わりの季節となったので、晩秋のしっとりのんびりした沢歩きを計画した。ん?そういえば、晩秋に限らず最近はいつものんびり沢歩きだ。そこで岡田敏夫氏の「上州武尊山」の中で紹介されている夜後沢を選んでみた。あまり記録はなく、どうも地味な沢らしい。ここはひとつ自分の目で確かめてみるのも悪くない。それに沢をたどって玉原の美しいブナ林を歩くというのもブナの沢旅にぴったりだ。

夜後沢へは水上駅から湯の小屋行きのバスがあるが、下山時間が読めず乗り損なう不安があったため上毛高原駅からレンタカーを使った。下山地点であるバス停一つ手前の長沢橋ゲート前に車を置き、夜後沢橋まで車道をあるく。藤原湖周辺の紅葉がちょうど見頃でとてもきれいだ。夜後沢橋をわたった右岸沿いの踏み跡をたどる。見下ろす夜後沢は小ぶりながら小滝を連ねている。