鎌倉天園

2018年12月29日

年末の大型寒波到来で山々は降雪が続きました。年内にもう一度雪山へ、なんていう甘い考えはすぐに吹っ飛び、おとなしく家で大掃除。掃除というのはやりだしたらきりがないし、そこそこで済ませればそれでもなんということはないわけです。そしたら時間ができてしまい、毎朝起きれば富士山がくっきりの好天気です。

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小野岳

2018年12月21日

前日は八溝山で手軽なハイキングを楽しんだ後、一路北上して南会津の大内宿へ向かった。甲子トンネルまでは雪が少なかったが、さすがにトンネルを越えると景色は劇的に変わった。小雪舞う曇天の中、突如びっしりと霧氷に覆われた山々が姿をあらわした。ようやくの雪山に、気持ちが色めき立つ。けれど峠を越え下郷に入ると再び雪が少なくなり、目指す大内宿の茅葺き屋根にも雪はまばら。大内宿の冬景色といえば、こんもりもっこり雪が積もった茅葺き屋根の家並みなので、なんだか貧相な感じだった。

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八溝山

2018年12月20日

いよいよの雪山始めはテント泊を予定していたが、初日の予報が悪くなったため日和って日帰りに変更した。けれどせっかくとった日程だ。天気が良さそうな山を物色して行きがけの駄賃山行とした。茨城県の山は初めてだ。八溝山は茨城県で一番高い山らしい。

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大室山〜加入道山

2018年12月15日

去年の今頃大菩薩峠から小金沢連稜を南下し、湯の沢峠から林道を下った。そこで今回は湯の沢峠を起点に大谷ヶ丸をへて甲斐大和駅に下る計画をたてたのだが、直前になって林道が通行止めであることがわかった。歩いたらとても日帰りはできない。あっさりと諦めて積雪期にテント縦走するか、新緑の頃また計画しようということになった。

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房総 笹川田代川

2018年12月8日

雪山はじめといきたいところだったが、急速な寒波到来の降雪ですぐに無理だと方向転換。先月後半に久しぶりに足を運んだ房総の沢が好感触だったので、房総の沢第二弾となった。主なところはそろそろ出尽くした感があったが、地図を見ながらググっているうちに興味をそそられる沢があった。総合すると、ナメがきれいで、かつての森林軌道跡という「廃線」ロマンをあわせ持つらしい。

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丹沢山

2018年11月30日

かつて山岳会に所属していた頃は、雪山が始まる11月下旬から12月にかけて歩荷訓練が恒例になっていた。今はさすがに歩荷はやらないが、年に1~2回はトレーニングを兼ねて大倉尾根を歩いて年々衰える体力の様子を図っている。

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湊川志組川

2018年11月20日

6年前に高宕川を歩いた時、詰め上げた尾根の反対側に志組川という沢があることを知った。それまでも房総の沢は梨沢から始まり、キンダン川、土沢〜四郎治、折木沢、三間川などをあるいていて、どれも基本的には洗濯板のようなナメ沢だったので、志組川もきっと同じだろうと思った。

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中川川地獄棚沢右俣

2018年11月11日

このところ週末に好天となる。できれば人出の少ない平日に行きたいところだがすべてお天気次第。遠出の沢はさすがにもう遅いので丹沢のなんと地獄棚沢へ。名前からして恐ろしげな沢だし、昔のガイドブックはすべての滝を登攀することを前提にグレードがついているので上級沢なんて縁がないと思っていた。けれど9月の本棚沢で味を占めたというのか、大滝は簡単に巻くことができてあとはそんなに難しくない沢。。という刷り込みができたのだった。

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武尊山麓夜後沢

2018年11月4日

遠出の沢もそろそろ終わりの季節となったので、晩秋のしっとりのんびりした沢歩きを計画した。ん?そういえば、晩秋に限らず最近はいつものんびり沢歩きだ。そこで岡田敏夫氏の「上州武尊山」の中で紹介されている夜後沢を選んでみた。あまり記録はなく、どうも地味な沢らしい。ここはひとつ自分の目で確かめてみるのも悪くない。それに沢をたどって玉原の美しいブナ林を歩くというのもブナの沢旅にぴったりだ。

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奥鬼怒ヒナタオソロシ沢の滝巡り

2018年10月23日

奥鬼怒の沢旅三日目はクールダウンを兼ねて宿泊した日光澤温泉から遊歩道をたどり、ヒナタオソロシ沢の滝巡り。鬼怒川源流にはオロオソロシ沢とヒナタオソロシ沢という、一風変わったちょっとおどろおどろしい名前の沢がそれぞれ滝を落として本流に出合う。

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