今倉山〜二十六夜山

2019年12月28日

今年最後の山歩きとなった。今月初めにいった上野原秋山の二十六夜山で、江戸時代から明治にかけての道志山地には二十六夜の月待ち慣習があることを知った。そこで鉄は熱いうちに打てとばかり、隣の都留にあるもう一つの二十六夜山を今倉山とつないだ。当初は芭蕉月待の湯を起点に今倉山北尾根から周回するつもりだったが、日が短い時期であり降雪の影響もわからなかったので、ぐっと短縮した手軽なコースに落ち着いた。

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会津駒ヶ岳

2019年12月16日

いよいよ雪山シーズン到来となった。雪山始めは足慣らしのため無難に行こうということで、入りやすい会津駒ケ岳に向かった。なんといっても南会津の山だから。電車とバスでは出発が昼近くなるため、久しぶりの前夜発。何度か仮眠場所として利用したことがある道の駅檜枝岐の建物の軒下でテントを張った。朝方かなり冷えたが、それは好天の兆しだった。

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丹沢山

2019年12月9日

ここ数年は毎年今くらいの時期に大倉尾根から丹沢山へ、体力変化を見るためのハイキングに出かけています。大倉尾根のコースタイムは十数年分のデータがあるので単純比較しやすいのです。最近は今までよりも回数でいえば多く山歩きをしているけれど、標高差が少なくて歩く時間も5~6時間。だから疲れないので楽だけれど、山に行ったという印象も薄くなります。

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二十六夜山〜赤鞍ヶ岳

2019年12月4日

雪山始めにはまだ早い時節がら、しばらくは陽だまりハイキングを楽しむのが恒例となっている。最近は遠出やテント泊ができないかわりに、まだ行った事のない知らない山を選ぶようにしている。それで前回はちょっとがっかりさせられたのだが、今回はどうだろうかと、以前から山名が気になっていた山梨県の二十六夜山から赤鞍ヶ岳まで足を延ばしてみた。

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シダンゴ山〜ダルマ沢の頭〜高松山

2019年11月29日

ずっと陰鬱な天候が続いていたのでようやく晴れた日、軽く山歩きをしようということになりました。いつもながらの急ごしらえなので、近くでまだ行ったことのない軽い山くらいの条件で、名前が面白いシダンゴ山でも行ってみようかと。これだけじゃ短すぎるので、高松山まで歩いてみようかと。

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西伊豆 仁科川中ノ沢下降〜三階滝沢

2019年11月21日

たぶん今年最後の沢になるだろうと、イメージ的に温暖そうな西伊豆の沢に向かった。伊豆にも沢登りの対象になる沢があるということは、数少ない相互リンクの「さわね」の元メンバーが地元の地の利を生かして遡行、紹介されたことがきっかけだった。どれも難しくなさそうだったので、「いつか機会があればリスト」に入っていたが、ようやく実現した。これも一種のリアル怪我の巧妙かもしれない。三階滝沢だけでは短いので隣の中ノ沢を下降してから取り付くことにした。

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大山 唐沢川

2019年11月16日

丹沢も低山はまだ紅葉が楽しめそうなので、まだ行ったことのない大山三峰にハイキングという話がでた。梅雨時には晴れていても傘をささないとヒルが降ってくるという記録を昔読んだことがあり敬遠していたが、さすがに晩秋となれば大丈夫だろう。でも鎖場もあるけっこう急斜面のアップダウンらしい。そんな山はザラにあるしいつもなら気にしないのに、今回は気楽に山歩きしたいという気分。さっそくいつもの土壇場での変更虫がうずきだし、それならば三峰山の下を流れる唐沢川でゆるふわ沢ハイキングをしようということになったのだった。

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日光 寂光滝〜芦沢

2019年11月9日

ヤキバ沢からいく日も経たないうちに再び日光の沢へ向かう。自分でもいったいどうしたことかと不思議なのだが、日光低山の沢はまだ紅葉が楽しめる、このところ軽いハイキングばかりであまり疲れていない、好天が続いている。。。などの条件が重なって気持ちにはずみがついているようだ。

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大谷川ヤキバ沢〜鳴虫山

2019年11月6日

今や日本といわず世界の観光地、日光。これまでは足尾の玄関口的な利用しかしてこなかったのですが、はじめて、日光駅から登れる山に沢からたどってみました。江戸時代にとあるやんごとなき親王が選んだ「日光八景」の一つに鳴虫山の「鳴虫紅楓」があるということを知ったからです。

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只見 布沢川大滝沢

2019年11月1日

浅草岳山麓の沼ノ平をワンデリングした翌日は、同じ只見町の布沢恵の森、布沢川大滝沢を歩いた。大滝沢といっても色々で、吾妻滑川温泉のような名実そなわった大滝沢とは趣をことにするが、里山の人々にとっては入り口に「大きな(ナメ)滝」がある沢として親しまれてきたようだ。途中までは遊歩道もあり、穏やかなナメが魚止滝まで4キロ近く続く。

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