2021年12月3日
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』といえば江戸文学を代表する一大雄編であり、近世日本文学においても屈指の傑作として歴史に名を留めていることは広く知られています。けれどなにしろ一大長編作品であり、作品名は教科書で習って知っているけれど、実際の物語の詳細は知らないというのが一般的かと思います。
2021年12月3日
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』といえば江戸文学を代表する一大雄編であり、近世日本文学においても屈指の傑作として歴史に名を留めていることは広く知られています。けれどなにしろ一大長編作品であり、作品名は教科書で習って知っているけれど、実際の物語の詳細は知らないというのが一般的かと思います。
2021年12月3日
南房総で初冬の陽だまりハイキング。富山三山といわれる南房総山地の代表的な低山三座を巡ってきた。三山ともに同じ県道沿いに登山口があるため、車を利用すれば無理なく三座巡りができる。双耳峰の富山が代表格のようで、富山、御殿山、伊予ヶ岳とあわせ富山三山として親しまれているらしい。
2021年11月25日
山では雪山シーズンの到来を感じさせる降雪が続いている。天候が落ち着くまでしばらく様子をみることにして、こちら関東では穏やかな小春日和。沢シーズンは終わりつつあるけれど、濡れない沢ハイキングならばまだいけそうだ。あまり期待できないかもしれないけれど、まだ行ったことのない小さな沢を選んでみた。
裏高尾という言い方があるかどうか知らないが、高尾山麓北側にある小下沢で「こげさわ」と読む、いかにもさえない印象を与える沢だ。どこでも一度は行ってみなければわからない、というのが信条なのでどんな所か行ってみた。
2021年11月22日
丹沢へ出かけるのさえおっくうで家にいるつもりでいたけれど、のんびり朝食をとって外を眺めているうちにやはり歩きたくなった。そこで電車一本30分以内で駅から歩けるハイキングコースを物色したところ、円海山・大丸山が目に止まった。
2021年11月12-13日
沢シーズンを終える前に焚火がしたくて、8年ぶりにゆったり感が好印象だった檜洞(沢)へ。いまは玄倉林道が通行止めのためユーシンへは寄から雨山峠越えをしなければならない。アプローチが厄介だが、そのため入渓者も少なく静かな沢歩きを楽しむことができた。
2021年11月5日
11月に入り沢歩きもそろそろ終盤を迎えつつある。あまり濡れたくない晩秋になると西上州の沢が思い浮かぶ。昨年は11月に碓氷川本流と谷急沢へ行った。紅葉もちょうど見頃だろう。朝発でも無理なく周回できる短めの沢でまだ遡行したことのない沢。ということで道平川を選んだ。
2021年10月30日
叶堂沢から帰って四日と間隔が短いが、好天の穏やかな週末に家にいるのも落ち着かない。そこで近くて静かな山歩きができそうなコースを探しているうちに、以前から沢シーズンの始めか終わりに考えていた札掛からタライゴヤ沢奥のヤゲン沢が浮上した。
2021年10月24-25日
14年ぶりの叶堂沢。標高が低い沢なので紅葉にはまだ早いことはわかっていたけれど、ゆったり焚き火ができる沢に行きたかった。いつものんびりとか、ゆったりしたいといって計画するのに実際には余裕がないことが多い。だから正真正銘のんびりできそうな日帰りの叶堂沢へ焚き火テント泊へ。「ブナの沢旅」を立ち上げてから一年もたたない2007年9月の遡行以来だ。
2021年10月15日
10月上旬の楢俣川でよろめいたはずみで強打した胸が痛く、まるで肋骨を骨折した時のような症状がしばらく続いた。整形外科のレントゲン検査では骨折はしていないといわれ一安心だったが、重いザックを背負うのはまだ心配。10日ほど経ってようやく痛みもほとんどなくなったところで日帰りハイキングを計画した。
2021年10月3~5日
楢俣川は遡行価値のある多くの沢を持ち、とくに左岸の沢は岩盤が発達した躍動感と穏やかで美しい渓相に特徴付けられている。そんなわけで、これまでに数本遡下降しているが、まだ本流を源頭まで遡行したことはなかった。10年ほど前、ススケ峰湿原の帰路に本流から垣間見えた稜線が印象的で、いつか本流を詰めて稜線に立ち新しい景色を見たいと思った。