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2021.11.22
横浜市と鎌倉市の最高峰をつなぐ0.7食ハイキング
カテゴリー:雑記帳

丹沢へ出かけるのさえおっくうで家にいるつもりでいたけれど、のんびり朝食をとって外を眺めているうちにやはり歩きたくなった。そこで電車一本30分以内で駅から歩けるハイキングコースを物色したところ、円海山・大丸山が目に止まった。円海山はふもと峰の歴史が面白そうだ。昔から「峰の灸」として知れ渡っており、最盛期には一日3000人もの治療者を迎えたという。江戸時代前期の開山と伝えられる山号が円海山の護念寺の第五世順誉万随上人が、夢の中で本尊から霊灸を授かり、モグサと線香による灸治療をはじめたのが評判になったためとのこと。(以上、分県ガイド「神奈川県の山」124頁より)門前に灸治療に訪れる人のための旅館が数件残っていたらしい。一方大丸山は横浜市の最高峰!とのこと。

というわけで、面白そうだとでかけてみた。光洋台の駅から歩き始めた。ガイドの記述がわかりにくくて少し迷うことさえも楽しみながら、あった、「峯の灸」の赤い看板!辺鄙な山道を行くととても立派なお寺、護念寺へ。寺からハイキングコースの小道に抜けるショートカットでちょっと藪漕ぎまでして、これも楽し。市民の森広場に着くと大勢のハイカーがテーブルでくつろいでいた。いかにも市民の森という雰囲気でいい感じ。ここでランチタイムとする。カップラーメンをすすり、コーヒーを入れてお菓子をほおばる。のどかで平和な気分になる。これからは少しずつこんな風な山歩きに移行していくのだろうな、それもわるくないな、なんて思う。

さて、次は大丸山だ。よく整備された尾根道をいくと、ここは武蔵と相模の国境で「鉄の道」という標識板があった。かつて「たたら師」(鉄職人)が通った道なのだという。なるほどね〜。「神奈川の森50選」の標識もあり、どのあたりかなあ〜なんて思いながら進んで大丸山への長い階段を登る。開けた「山頂」で展望もいい。ガイドでは樹木に囲まれていて眺望はないが。。と書かれていたけれど、その後伐採をして景色をよくしたのだろう。横浜市の最高峰、といっても156. 8mとかわいい山だ。

時間もたっぷりあるので天園に向かう。つぎは鎌倉市の最高峰へ。鎌倉市にはいると道の整備状況がガラリと変わる。横浜市内はあくまで市民の森的位置付けで公園のような整備だったけれど、鎌倉市になると一応ハイキングコースっていう雰囲気でその違いが面白い。鎌倉によく見られる切り通しも何箇所かあったりして「本格的な」山歩きとなる。おなじみの大平山は鎌倉市の最高峰、といっても159m。横浜市より2.2m勝っている。建長寺分岐の展望ベンチで最後のおやつタイムをとり、明月院にくだって北鎌倉駅に着いた。ぜんぶで4時間半とちょうどいいあんばいだ。

天園コースは時々歩いているが、横浜自然観察の森方面の矢印が気になっていた。今回ひょんなことから繋いで歩くことができて面白かった。こんな風な0.7食ハイキングコースがまだたくさんありそうで、ちょこちょこ開拓してみたくなった。(0.7食ハイキングっていうのは、最近はやりの0.7食、おやつ以上食事以下の小腹を満たす食べ物で、山歩きにも当てはまると思った次第です)

 

 

 

 



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