「南会津」カテゴリーアーカイブ

舟鼻峠〜三引山〜博士峠〜博士山

2023年3月6-8日

10年前、舟鼻峠から茫漠としたブナ台地をさまようように越えて横山から神籠ヶ岳まで歩いた。その時、途中の三引山から北にのびる尾根を辿ると博士峠にいたることを知り、つぎは舟鼻峠から博士峠まで歩いて博士山に登ってみたいと思った。翌年ある合同パーティによるチャンスが訪れたが、悪天で流れた。その後はいつのまにか忘却の彼方に。。。

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山毛欅沢山〜小手沢山

2023年2月27-28日

雪の状態の読みが甘く、計画を大幅に変更した山歩きとなった。とはいえ、当日発では歩き始めるのが11時近くなるため、会津高原尾瀬駅近くの夢の湯で素泊まりできることを確認して前夜発とした。暖かい日があるとは言えまだ厳冬期なので、昨年の夏、道行沢を遡行した時に出会ったマザーツリーに立ち寄ってから西沢に下り、以前から気になっていた窓明山近くから派生する端正なブナ尾根を登るという控えめな計画にした。残雪期には朝発で、稲子山から坪入山へと1泊で何度か歩いているコースでもある。

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横山〜神籠ヶ岳

2023年2月11-12日

連休直後に親睦山行を予定していたので当初は連休の計画はなかった。けれど、久しぶりの好天予報を見逃すのが惜しくなり、軽く雪を踏みに行くことにした。名の知れた山はどこも人出が多いだろうが、南会津の里山ならきっと静かな山旅ができるはず。経験的に休日の会津行き列車は満席になることが多いのだが、キャンセルでも出たのか直前にもかかわらず最後2席だけ残っていた。これで山行が決まった。

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窓明山

2023年1月12-13日

今シーズンは年が明けてからの遅い雪山始めとなった。雪山シーズンになると南会津の山に行きたくなる。例年ならばもう少し積雪が落ち着いた時期を選んでいたが、今年はラッセル覚悟で行ける所まででいい、雪を踏んで山に泊まれればいいという気持ちだった。

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会津朝日岳

2022年10月21日

南会津で初めて登った山が会津朝日岳だった。山を始めて地元の山の会に入会した翌年の6月中旬だったが、山頂下の雪渓を下るのが怖かったことしか覚えていない。以来、会越の山々や村杉半島、丸山岳方面からいつも眺めるだけの山だった。

会津朝日岳はかつては登路だったという小幽沢から登ろうと思っていたが、胸の痛みが残っているため沢泊装備はさけ日帰りで登山道往復にした。

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尾白山

2022年10月20日

先週の葛根田川から帰宅後、右胸脇が痛み出しまるで肋骨骨折のような症状に見舞われた。咳やくしゃみをしても痛まないので骨折ではなさそうだったが、一時は痛みがひどく寝込んでしまうほどだった。週明けに病院へ行くつもりでいたところ二日ほどで痛みが弱くなったので様子を見ることにした。すると徐々に回復し始め寝起きの姿勢以外はほとんど正常にもどった。いったい何が原因だったのか不明ながら、この数ヶ月は重い植木を持ち上げたりする機会が多く無理が重なったのかも知れない。

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安越又川道行沢〜下梯子沢〜上梯子沢〜西沢

2022年10月1-2日

こんなことは沢を始めてから初めてのこと。いったい何かといえば、シーズン初の沢泊りがなんと10月とは!(最初で最後にしたくない。)思えば今シーズンはいつもイジイジしながらの沢歩きだった。けれどさらに言えば、ほんとうに久しぶりの数日好天が約束された週末となったので、東ノ沢へ行きたかった。

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南会津 七ヶ岳

2022年9月11日

ようやく東北方面が安定した天候の週になりそうなのに、この週は所用が2件だなんて。。そこで珍しく土曜日の夜発で日曜日に七ヶ岳へハイキング。南会津の山は少しずつあれこれ登りたいと思っている。以前残雪期に舟鼻峠から駒止山地を経て七ヶ岳まで歩いたことがあった。三日間でいくつもの峠を越え黒岩山を経て辿り着いた七ヶ岳はなんとスキー場トップ。これがしみじみ心に沁みる山旅のゴールかと、おかしくて笑ってしまったことを思い出す。無雪期に登るなら護摩滝がある沢コースが面白そうだ。

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三岩岳〜会津駒〜中門岳

2022年5月18-19日

沢シーズンに移行する前にもう一度南会津へ行きたいと、ブナの新緑と残雪の山を歩きながら丸山岳を遠望する短い山旅を楽しんだ。連休が終わると山は一斉に芽吹きの季節を迎える。5年前の5月下旬に三岩岳から窓明山を周回した時新緑の美しさが印象的だった。

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山毛欅沢山〜城郭朝日山

2022年3月24~26日

遠い南会津でゆったりとブナの山旅をするには三日ほどほしい。それでも往復の移動を割り引けば実質二日となる。今シーズンは諸条件があわずに延び延びとなっていたが、ようやく行くことができた。城郭朝日山は今回で3回目であり、一昨年と去年も計画しつつ時間切れや強風で中退した。

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