2021年6月21日
ようやく沢シーズンイン。といっても、仲間のリハビリを兼ねているので慎重に行き先を検討し、沢歩きプラス簡単に登れる滝がある尾瀬のセンノ沢を選んだ。センノ沢は短い沢だけれどきれいなナメとナメ滝をちりばめた好印象の沢だ。最初に遡行したのは10年ほど前のこと。まだGPSを持っておらず最後の詰めを間違えてなかなか湿原に抜けられずウロウロした。2度目は小淵沢を遡行した翌日に下降したのはいいけれど増水のため一ノ瀬川と合わせたところで渡渉できずウロウロした。そんな記憶と共にあるセンノ沢を久しぶりに歩いた。
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2021年6月10日
(前日の浅草岳から続く。。)布沢分校では運営を任されている支配人のFさんからいろいろとお話を聞いたりして興味深い一夜を過ごすことができた。朝食も規定より早く用意してもらい7時には出発する。大滝沢の中心部だけならばゆっくりと出発しても十分だが、今回は前回天候悪化で予定を変更した右俣右沢から鎌倉山に詰めてみたいと思った。地図をみるととても複雑で興味深い地形であり尾根の反対側の化物沢を略奪(?)しているようにみえるのだ。
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2021年6月9日
浅草岳山麓のブナ林に引き寄せられ、最近は毎年のように新緑や紅葉の時期に訪れている。しかも数あるルートの中でも決まって只見の入叶津からだ。たまには田子倉湖や六十里越から登ってみようかという気持ちがなくはないが、結局やっぱりブナの山旅は入叶津からに限るという思いに落ち着いてしまう。それだけこのコースのとくに平石山付近のブナの森が好きなのです。
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2021年5月31日~6月1日
会津高原尾瀬口駅から檜枝岐方面に向かうバスに乗ると上り下とも1日1便ずつバスが湯ノ花温泉経由となる。時間帯によってこのバスに乗ると湯ノ花温泉で大嵐山登山口の大きな標識が目にはいる。なんとなく地味な山の雰囲気を感じていたが、古い南会津の山の本を手に取ると必ずと言っていいほど大嵐山が登場する。そんなことでいつか登ってみたかったが、登るならば積雪期の方が面白そうだと思っていた。
続きを読む 大嵐山〜湯ノ花温泉〜大博多山〜駒止湿原 →
2021年5月23日
沢シーズンが本格化する中で、内心ぐっと我慢の日々です。近いうちの再開に備えせめて足腰をきたえておこうと、今回は少し長めの山歩き。なんとか天気がよさそうなのは近場の日曜日だけれどお花の季節でもありどこも人出が多いだろうなあ。ということで日曜日でもあまり歩く人が少なそうで、大好きなブナ林がある丹沢三峰へ行くことにしました。(予想通り、バスを降りたのは私たち含め数人でした。)
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2021年5月14日
萌え始めたばかりの新緑シャワーの山歩きは旬の季節が短い。以前にブナの若葉のまばゆさが印象的だった玉原高原を久しぶりに訪れてみた。
続きを読む 尼ヶ禿山〜ブナ平〜鹿俣山 →
2021年5月10日
西丹沢は少し遠いけれど植林帯も少なく丹沢の良さが感じられるので、いつの季節でも気持ちのいい山歩きができる。たまに塔ノ岳方面に出かけるときはトレーニング、トレーニングと言い聞かせ、あまり楽しくない大倉尾根をせっせと登って体力チェックなどをするのとは気持ちが違う。
続きを読む 石棚山〜檜洞丸 →
2021年3月31日〜4月3日
毎年雪山シーズンになると南会津へ足を運び、展望が得られると真っ先に丸山岳を探す。そして行きたいといつも思う。2009年に初めて火奴尾根から登って以来、沢と雪山で何度か山頂を踏んでいる。山を始めてからほぼ3年に一度くらいだろうか。前回は2018年4月に念願の奥只見村杉岳からたどった。あれから3年。今年は是非行きたい。もう行けないかもしれない。もうこれが最後かもしれない。そんな思いに駆り立てられるように丸山岳へのチャンスを待った。
続きを読む 窓明山〜丸山岳(往復) →
2021年3月23-24日
栗子山塊の滑谷沢や栗子山に行くたびに、背稜から離れ奥まったところにある七ツ森が気になっていた。美しいブナ林を抱える栗子山塊の最高峰(といっても栗子山よりわずか2m高いだけだが)であり、縦走路からもひときわそびえ立つ「名峰」なのだ。冬の栗子山へは11年前に初めて訪れた。滑谷沢源頭部の尾根をつないで七ツ森に続く尾根に乗り栗子山に戻ろうという計画だったが悪天候のため計画を縮小した。栗子山ではホワイトアウト状態となった。
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2021年3月15-16日
いつもは南会津のブナ街道から眺めていた枯木山。福島側から登るものだとばかり思っていたので積雪期に小さなコブが連続するあのギザギザ尾根など無縁だと思い込んでいた。けれど後に栃木側から普通の尾根をたどって容易に登ることができることを知った。でもそれって裏口ルートのようだと思った。今はそんなことはコレッポチも思っていないが、これも「若気のいたり?」だったのだろう。
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歳を重ね今まで通りの山行は難しくなりましたが細くても長く山歩きを続けたいと思います。