ブナの沢旅ブナの沢旅
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2022.06.10
世附川土沢三ノ沢〜三国山〜籠坂峠
カテゴリー:備忘録

2022年6月10日

最近は沢歩きを入れたハイキングに安らぎを感じるようになっている。梅雨入りして天候が不安定だと少しの晴れ予報でも遠出をする気分になれない。以前なら、さあ行こう!だったのになあ。。と思うことはやめ(といいながら、まだちょっと)、梅雨の合間をぬって小さくて気が楽できれいな土沢三ノ沢へ。

クルマ利用でないメリットは出発点に戻らなくていいこと。後半は三国峠からゆったりとブナ林のトレイル(今は富士箱根トレイルという立派な名称がついているらしい)をたどって篭坂峠に下ることにした。

いつものように駿河小山駅からタクシーで明神峠へ向かい、ゲートを越えて林道を下る。途中の大伐採地を最初に目撃した時は驚いたが禿山もうっすらと緑で覆われていた。三ノ沢は3年ぶりの4回目だろうか。土壇場で軽くどこかに行きたいというときに選びやすい沢なのだ。

三ノ沢は多少増水している時が遡行適期。いまだ新緑の雰囲気を残し水量が多いので白水とのコントラストが美しい。大きめの釜をもつ小滝とナメが交互にあらわれ、水につかったりへつったりして小滝にとりつくが巻くのも容易だ。一箇所だけ釜が深い小滝を巻いたが、夏だったら水浴びしながら楽しめる。

あっというまに二俣となり、コーヒータイム。右俣に入ると岩層が変わり花崗岩のより滑らかなナメとなる。ナメラ沢のミニ版のようで個人的には三ノ沢のハイライトだと思っている。記憶よりも長く続いたナメも最後の3m滝で終わり、すぐに堰堤があらわれる。堰堤上は広い川原となり三ノ沢の沢歩きは実質終了。

こんな小さな沢の源頭なのに四つも大きな堰堤を越えていく。二つ目は堰堤を乗り越すところが以前よりも崩れて足場が悪くなり、高巻いて越えた。しばらく樹林帯で両岸が開けた枯れ沢沿いを進み、最後の二俣を左に入ると林道が見えてきた。当初は林道上の登山道に抜けて明神山経由で三国峠に下るつもりだったが、ガスで視界がないため林道を辿って三国峠に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、後半はブナの山歩き。三国峠の車道を横断して三国山の登山道に入る。平たい山頂はガスで霞んでおりブナが幻想的な雰囲気でたたずんでいる。肌寒く雨ガッパを着込んで朽ちかけたベンチでランチタイム。暖かいコーヒーが身に沁みるほど、冷え冷えとしていた。三国山からはほとんど高低差のない散策路のような登山道を歩いて大洞山へ向かう。山頂付近は伐採を逃れたブナの大木が多く、しっとりと雰囲気がある。

前回は立山を経由したので今回は籠坂峠にくだる。途中樹高は高くないけれど枝を四方に広げたブナの大木が目立つ。枝が低いブナのところでは登りたい虫が疼いて木登りタイム。こんなふうに寄り道して遊びながらぶらぶら歩くのも楽しい。籠坂峠についたものの御殿場行きのバスは少し前に出たばかりだった。時間を調べることもしない成り行き任せの山歩き。残りのおやつや果物を食べながら小一時間ほどのんびり時間を潰して帰路に着いた。

 

 

 

 

明神峠8:10ー三ノ沢橋8:40/9:00ー二俣10:00/10:20ー林道11:45/12:05ー三国峠12:45ー三国山13:05/13:20ー籠坂峠15:10