「会越国境」カテゴリーアーカイブ

御前ヶ遊窟〜井戸小屋山

2014年11月22日

去年の11月23日に登山口まで行って中止した御前ヶ遊窟へ再びやってきた。先週計画して流れたので来年に持ち越しだと思っていたが、季節外れのポカポカ陽気のおかげですべり込みセーフとなった。そんなに執着するほど行きたい山なのかと聞かれると返答に困るのだけれど、沢でも雪山でもないちょっと中途半端な今の時期に、バリエーションハイキングとして楽しめる山なのだ。

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浅草岳

2014年11月8日

大滝沢の遡行を終え、遊歩道を歩きながらテンバについて思案する。朝に遡行の順番を変えたときは野尻川にまわって白沢に入り、適当な所でテントを張るなどと軽く考えていたが、車にもどるまで、10m歩くごとに日和る気持ちが増幅し、ついに気まぐれの提案が口からこぼれる。

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高森山~袖の窪山~かたいた倉山~吉三坂山~狢ヶ森山~雲河曽根山~高幽山~高盛東山~現燈山

2014年4月11-13日

毎年春が近づくと羽田寿志さんの「新潟の低山藪山」を引っ張り出す。豪雪地帯にあるため積雪期には美しい雪稜をなし、稜線にはブナの原生林が残されている低山藪山。その中に名前からして魅力的な雲河曽根山が紹介されている。麓からたどる尾根の途中にはブナの巨木に覆われた高幽山。地図でなぞると尾根は狢ヶ森山から日尊の倉山へと続いている。心引かれる要素満載だ。この尾根をいつか歩いてみたいと思っていた。

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本名御神楽・霧来沢前ガ岳南壁V字第2スラブ

2012年10月7-8日

2年前に雨で流れた前ガ岳南壁のスラブ登りが、ひょんなことから実現した。一人で出かけるつもりだったが、直前にyukiさんの計画に合流することとなった。会越国境方面は交通の便が悪く遠いので、フットワークの軽さを自認している私でもそう簡単には行ける所でない。千載一遇のチャンスとばかり飛びついたのだった。

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長谷川~木地夜鷹山~百戸沼

 2010年11月6日

一度名前を聞いたら忘れられない山がある。木地夜鷹山がそうだった。いやが応でも木地師と鷹狩りの歴史を連想し想像力がかきたてられる。1000mにも満たない地味な藪山だが、「会津の山の原点が存在する山」(会津百名山ガイダンス)といわれているのだ。

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霧来沢鞍掛沢~本名御神楽

2010年10月11日

人にはそれぞれ、ある山域への思い入れというものがあるはずだ。会越国境。越後meets会津。私の大好きな山域。XXアルプスのような華やかさは微塵もないマイナーな存在だが、豪雪に裏付けられた力強いブナの森と発達したスラブの山並は壮観で、その懐に小粒ながらきらりと光るステキな沢が眠っている。 続きを読む 霧来沢鞍掛沢~本名御神楽

蒲生川大白沢

2010年6月5-6日

蒲生川大白沢は、この時期に山菜山行で人気のある、誰が言ったか「デート沢」。きれいな沢と評判なのでいつか行ってみたいと、だいぶ前から沢リストに入れていた。今回はいつものメンバーに加え、沢友達のsumireさんとだんな様のtakkaさんが参加することになり、のんびり山菜沢ハイキングを楽しむことにした。

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鬼ケ面山北岳~浅草岳~ムジナ沢

2010年2月28日

当初、川内山塊の白根山から粟ケ岳の縦走を計画していたのだが、土曜日の都合がつかなくなったため急遽日帰りに切り替え、浅草岳へ行ってきた。問題はコースをどうするか。スキー組はムジナ沢を下るというので、登りは積雪期にポピュラーなムジナ沢とヤヂマナ沢の中間尾根を予定したのだが、samさんは浅草岳山荘裏から鬼ケ面北岳コースが一番登りやすいと主張。名ばかりリーダーながら、権限を通すこともできたのだが、こだわるほどでもないので、よきに計らえ、と相成って出発。

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