ブナの沢旅ブナの沢旅
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2019.09.07
世附川土沢三ノ沢
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2019年9月7日

世附川土沢の三ノ沢に3度目の沢ハイキングしてきました。まだまだリハビリ中なので贅沢はいえず、午後から山間部は雷雨の可能性などと予報がでているのでサクッと近場で避暑するくらいのつもりでした。

いつもの通り明神峠からゲート脇を抜けて出発します。昨年は林道から見た大伐採の光景に唖然としたのですが、一段落したようで一部には大きなDocomoの看板を立てた小さな植林も行われていました。入渓してしまえばあとは楽しく快適に、ナメとそれなりの釜を持った小滝を水に浸かりながら越えていきます。小さな沢だけれど、ここに来るたびに、沢とは縁のないハイキング仲間を夏に連れてきたら楽しんでくれるだろうなあ〜と思います。初めてでも釜にドボンが危なくなくて楽しいですから。

源流部では昨年工事中だった林道直下の急斜面の法面工事も終わっていて、すっきりときれいに仕上げてあり感心したほどでした。短い遡行だったので、トレーニングとまでは言えないけれど三国峠に出てから三国山まで登りました。大した標高差ではないのに登りが辛く情けなくなるほどでした。

樹林に囲まれ何の変哲もない山頂ですが、夏に登る人はいないのかひっそりとしていました。朽ち果てそうなベンチに寝そべって背中を伸ばすと頭上のブナが青々とした葉を広げて迫ってくるようでした。

明神峠に下る途中に尾根が広がったブナ平のようなところがあります。少し中に入るとブナの巨木が林立しているところです。立ち寄る人もいるようで、何となくトレースができていました。一番立派なブナに挨拶のハグをして車道に降り立ちました。