古の大山道(蓑毛〜日向薬師)

2019年2月18日

天候不順のためビビり隊では雪山テント泊ができていない。最後の山泊が11月初旬なのでもう3ヶ月もあいている。重いザックをかつげるかしらと心配になり、いまでは死語になりつつある?ボッカ山行と銘打って大山へ。最初は欲張って鶴巻温泉から大山の南尾根をゆるゆる登ろうなどと計画。というのも、以前所属していた山岳会がボッカで使っていたからだ。

もちろん出かける頃にはそんなの無理だと現実軟弱路線にすり変わり、まだ歩いた事のない古の参詣道である蓑毛から取り付く事にした。地味な登山道だとこれまで目に留めた事もなかったが休日のせいか結構歩く人がいる。さすがに歩きやすいゆったりとした登山道だ。首のとれた石仏が並び往年の参道を忍ばせていた。

ボッカなので16キロほどで自宅を出たのだが、駅まで歩くだけで重くて腰に響いたため、あっさりと2リットルボトルの水を駅で早くも捨てての出発だった。それでも14キロで、大抵はこれくらいで事たらしている。

山頂は大賑わいだった。おにぎりを食べてまずは見晴台まで下る。以前はここからトラバース道をへて神社から女坂を下っていた。今回は日向薬師へ降りてみる。こちらも馬でも歩けそうなゆるやかな九十九折の道だった。なかなか雰囲気もよかった。車道に降りてからも古い寺跡やらの遺跡が点在し、あれこれ立ち寄りながらバス停へ。山にばかり目を向けていたが、歴史ある麓をもっとじっくり歩いてみたいと思った。

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