2025年1月10日
宿をチェックアウト後、バスに乗り浦山バイパスで下車。立ち止まって地図を見ていると通り過ぎたお婆さんが声をかけてくれてどこへいくのかと。ハイキング入口の浦山に行きたいというと、眼下にあるバイパス脇の階段をおりて行くのだという。おそろしく急な階段なので、こわ〜いなんて言っているうちにお婆さんは手すりにつかまることもなくスタスタと下りて行ってしまった。毎日歩いていると強くなるのだろうと、感心する。
今山歩道は西伊豆海岸歩道の一部で、できたら先の燈ヶ崎コースも繋げて歩くつもりだった。前半はトラバースの山道が続き地味なアップダウンがあって意外と進まない。途中所々で海岸線とその先に富士山が見えるのが慰めとなる。
以前あったらしい今山へ登る尾根先端からは海岸沿いの下りとなり、よく整備されている。下っていくと東屋があり、さらに下にはかつてハウス栽培が行われたらしい形跡とアロエの赤い花が群生する斜面となる。かつての名残なのか大田子集落に下るまで沿道にたくさん咲いていた。アロエの花を見たのは初めてだった。
途中ネットで有名らしいプライベートビーチを見下ろす。一組限定らしい。修善寺駅行きのバスは昼間はバイパスを経由するため大田子集落から緩やかに坂を登り、バイパスの停留所へ着いた。
海岸線と富士山の展望が印象的な陽だまりハイキングとなった。
富士山手前の岬は「恋人岬」という観光地
富士山の展望ベンチがあった
ベンチからの景色
今山を回り込んで大田子集落へ下る
赤い花が咲いているアロエの群生地
(ゆっくり歩いて3時間半ほど)