2016年7月11-12日
少し前から、あるボランティア活動にかかわっているのだが、まだ技量的にも気持ち的にも軌道に乗っていないため、山に向ける情熱がそがれていることを自覚している。たぶん今年いっぱいはそんな状態が続くのだろう。けれどそれはあくまで一時的なことだと思っている。(だといいのだけれど・・)
そんな忸怩たる気持ちを払拭しようと、梅雨時の晴れ間に尾瀬の沢、正確にいうと帝釈山地の沢へ向かった。沢の選び方は人それぞれだが、私は第一にまだ遡行していない自分にとって未知の沢に憧れる。それほど期待できそうになくても、実際にこの目でみて感じたいという気持ちが強い。だから、今回もパートナーの同意を得て、ちょっと地味な沢旅を計画した。