2025年6月12日
天気予報をにらみながら、関東以北が梅雨入りする前に山歩きをしようと、阿武隈山地の江田川へ。前回も電車で日帰りできる沢を選んだが、これからはそんなパターンが多くなりそうだ。運転を担当している仲間はお医者さんから運転はできれば避けるように言われており、あまり無理強いできなくなっている。
そんなわけで、一昨年の鹿又川に続き磐越東線で江田駅から歩いて入渓できる背戸峨廊を選んでみた。10年ほど前に歩いて好感触だったことを思い出し、滝を見ながらの沢歩きだから大丈夫だよと納得してもらう。
今は数年前の台風で入山禁止になっているけれど、なにしろ立派なハイキングコースが整備されており、以前は登山靴でも歩けるほどハシゴやクサリなど至れり尽くせりなのだ。今は渡渉のアルミ橋が全て流されていて沢靴だけど、ハシゴは一見古びているようでもしっかりと岩に固定されていて危ないことはなかった。
見栄えのする滝にはすべて、地元の詩人草野心平により命名されたという名前がつけられており、それぞれ由来が書かれた看板もまだ健在だった。川は平水に見えたが、滝の水量は多く迫力があって美しい。近づくと水量に呑まれそうでちょっと恐怖さえ感じた。
磐越東線の列車は本数が少ないため午後は1時過ぎのあとは4時までない。4時台として時間があまりそうなのでゆっくり歩くことにした。というのも10年ほど前の前回は登山口からながらひと回りで3時間半、案内図でも4時間半くらいになっていた。それでも時間があれば登山道に上がる前に焚き火でもしようなんて呑気なことを言っていたが、終わってみればほぼ時間ギリギリ。最近はいつもそうだねと自嘲気味ながら、おかげで予想以上に(時間的にも)充実した沢歩きとなった。
最初の滝はトッカケの滝、公式にはここまで通行可能
片鞍の滝
竜門の滝
竜の寝床
鹿の子滝
見返りの滝上部
三連の滝
江田駅9:15ー背戸峨廊入口ートッカケの滝ー三連の滝ー登山道ー江田駅15:45
もう少しきちんとした記録