2025年5月1日
仲間のリハビリで仲尾根から烏尾山へ。大倉から戸川林道を歩いたのは何年振りだろう。もう十数年は経っていると思う。途中の竜神の泉で東京から水を汲みにきた男性と話をすると、ここの水は葛葉の泉よりもはるかに美味しいのだという。一とすくいして先に進み新茅山荘前の広場につく。
車でここまでは入れるようだが、以前聞いていた話では途中の道が悪いのでタクシーは入ってくれないらしい。ここまで車で入れればとっても楽なのに。。さらに少し進んで作治小屋手前の尾根に取りつくと古い標識があり、道も一般登山道のようだった。
植林帯の尾根は急登ながらジグザグで登りやすい。植林帯をやり過ごすと自然林の尾根となる。雰囲気がいい尾根で東丹沢にもこんな尾根があるのだと感心しながら登る。いい尾根だと話には聞いていたけれど、ようやくやってきたのは、自分の中で山歩きの意識が変わりつつあるからともいえる。
緩やかな広尾根になると表尾根の展望が広がる草地となり、仲尾根のハイライトとなるが某記事の「エデンの園」はちょっと大袈裟かな。さっそくザックをおろし公園のような草地に腰を下ろしのんびりティータイム。おまけに他にハイカーもおらず、手軽な東丹沢ながら静かな山歩きなのがいい。
最後は踏み跡を辿って尾根を忠実に詰めると山頂に飛び出た。メインストリートらしく多くのハイカーがくつろいでいた。下りは隣の尾根から新茅山荘前の林道に下れば楽なのだけれど、どうもくだりの車道歩きは足裏に応えるため苦手なのだ。
ヤビツ峠からのバスを調べるとしばらくないため、長くなるけれど三ノ塔経由で下ることにした。ところがそれが運の尽きといったらいいのかどうか。ちょっとしたスリップで張り出した枝に脇腹を思いっきりぶつけてしまい、後日肋骨にヒビが入ったことが判明。
まったくトホホの限りで、代わりばんこに故障してるねと自虐的に笑いあって自分を慰めているのだった。いつになるかわからないけれど、つぎは私のリハビリ山歩き決定。