日光 社山

2025年3月10日

社山という山は私にとっておかしな位置付けで、いつも決める時は社山にでも行こうかな。。という言い方をする。そのくせ何度も登っているのだから何か魅力があるはずなのだけれど。

自分なりに分析すると、山を決める時はそれほど行きたいわけではないけれどとにかく歩こうという所から出発。すると大概丹沢あたりの近場のハイキングとなる。でも、いまさらバリエーションだのなんだのとは思わないし急遽決めることが多いから、とくに行きたい山も思いつかない。

そんなときに浮上するのが、ならば遠からず近からずで交通の便がよくて雪もあって雰囲気が違う手軽な山、社山にでも、となるのだ。中禅寺湖沿いの登山道はイギリスやイタリア大使館別荘を繋いだ遊歩道になっておりいい雰囲気で阿世潟の登山口へ。

阿世潟峠からは一直線の登りとなり後方に半月山、眼下に青い水をたたえた中禅寺湖、その奥には男体山がどっしりと構え、さらに奥には白根山をはじめとする奥日光の山並みが広がる。この景色が好きで登っているのかもしれない。

社山から少し黒檜山方向に進むと展望が広がる平坦地があり、たいていのハイカーはここが終着点となる。黒檜山方面の緩やかな尾根を見るたびに歩きたいと思うけれど、どうも最近はそれだけで終わってしまう。

平日ながら快晴なので数組のハイカーが登っている。そのためトレースは踏み固められている。谷川岳でも思ったけれど、下りではかえって歩きにくく、可能なところでは、あえてトレースのないところを降った方が楽になる。

手軽とは言いながら、復路では湖に下ってからの水平道が足にこたえてつらかった。前回2泊3日の山行後、膝裏が腫れて痛くなり十分に回復していなかったようだった。次回はしっかりと養生してからにしようと思いながら帰路についた。

黒檜山方面を望む

正面の雪山は?

左に日光白根山

阿世潟ちかく、男体山の展望がいい湖畔で湖に降りてみる

中禅寺温泉バス停8:40ー阿世潟10:10/10:30ー阿世潟峠11:00ー社山12:30/13:05ー阿世潟14:40ー中禅寺温泉バス停16:25

 

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