2025年2月21日
2-3年前にまだ歩いたことのない寄から鍋割山に登ろうと新松田駅に降りたところ、あると思っていた時間のバスがなくて渋沢駅に引き返したことがあった。そんなことを思い出し、今回は渋沢駅からタクシーを利用した。(たんに早く家を出ればいいだけの話だけれど、朝の30分が惜しいため)
意識していたわけじゃないけれど、ちょうど寄ではロウバイ祭りが終わったばかりということを知り、名残を楽しめそうだと期待してみた。今年は開花が遅れたようで、まだ満開だった。登山道はロウバイ園を回り込むように続いているため、まるでお花見に来たような気分になる。ほのかな香りがとてもさわやか。お祭りも終わった平日で早朝のため人っ子一人いない。
最初の小ピーク、櫟木山は自然林の穏やかな山頂で四十八瀬川に下る県民の森への道が続いていた。これまであまり眼中になかった県民の森だけど、歩いてみようかななんて思う。
栗ノ木洞なんていう山名のピークはどんなかかしらと思いきや、単なる植林の広尾根だった。ここからの下りが崩れていて歩きにくく悪態をつきたくなった。
二俣からの正規コースに合流してからは一直線の急登となるが、崩れているところは道が付け替えられて以前より歩きやすくなっていた。鍋割山につくと風があってとても寒かった。山荘の名物鍋焼きうどんが2000円になっていたのにちょっと驚くが、今はあらゆるものの値段が上がってるからしょうがないかな。
寒いので風が避けられる小屋の片隅で休憩して鍋割山稜へ。今回は小丸尾根を下ってみることにした。以前二回歩いたことがあるが、赤松林の尾根の雰囲気は倒木などで荒れていてちょっとガッカリだった。
今回ははからずもロウバイのお花見ついでの山歩きとなったが、とにかく山歩きながら楽しむことができてよかった。
寄蝋梅園を通る登山道
蝋梅の甘い香りにつつまれる
蝋梅祭りは終わったらしいが、まだ満開
くぬぎ山は自然林の平頂で気持ちいいところ
植林の山頂ながら山名は栗ノ木洞とは
鍋割山荘の名物、鍋焼きうどんは2000円になっていた!
丹沢の山々からお馴染みの景色
ブナの鍋割山稜
小丸尾根の展望地
夏はヒルの生息地
尾崎氏の銅像前で最後の休憩
寄バス停7:45ー櫟木山9:30ー栗ノ木洞10:00ー鍋割山11:25/11:40ー小丸尾根分岐12:20ー二俣14:00ー大倉バス停15:35