高取山〜仏果山〜経ヶ岳

2025年1月3日

新年初のハイキングは丹沢でも馴染みの薄い宮ヶ瀬湖周辺の山へ。じつは山歩きを始めた20年ほど前、近郊の低山を歩いて足慣らしをしていたときに登ったことがあった。仲間は初めての山だし最近の低山徘徊にふさわしい。

せっかくの正月山行なのに、あれこれの都合から天気がイマイチの3日となったのがちょっと残念ながらそれほど気張った山でもないから、とにかく山歩きしようとでかけた。

取り付きはこの辺りの常として植林帯ながら混合林のように整備されており愛川村や隣の清川村の山林に対する姿勢が感じられる。山頂の展望台からは薄曇りながら日光連山や昨年末にのぼった筑波山が見渡せた。

直下の宮ヶ瀬ダムには人が多く集まっているのが見えたので、たぶん放水タイムを待ってるのかな。観光名所らしい。

仏果山への道は大木の並木道のよう。ここも山頂に展望台があり、小さなお地蔵さんやお社。山名からうかがえるように信仰と関係していた雰囲気の山。ここからはロープや鎖の激下りとなり、記憶にあったところだ。

一旦車道に下り経ヶ岳に登り返す。この山は「岳」というだけかってかなりの急登とちょっとした岩場がある。途中に、昔弘法大師が経文を収めたという「経石」という大岩がある。弘法大師伝説は至る所にありすぎるほどあり、各地でどのように発生したのか知りたいとも思う。

経ヶ岳に着いた頃ようやく陽がさしてきたのでベンチで一休み。丹沢の山並みを眺めながらモグモグタイムをとる。寒い日で暖かいコーヒーが身に染みた。

山を下りてからはバスを待つ間に半僧坊というお寺に立ち寄り、大きな鐘を鳴らしてお参り。月並みながら安全登山を祈願した。

雰囲気のいい山頂への道

10mほどの展望台を登ると

眼下に宮ヶ瀬湖

山名標識や道標は地元山岳会によるステキな手作り

仏果山山頂

激下りの始まり

よくある弘法大師伝説の一つ

山名標識の下にある無粋な白い行政の看板を隠す

丹沢の山並み

仏果山を遠望する

半僧坊に立ち寄り安全祈願の鐘をつく

(おおまかに)半原手前のバス停8:00ー高取山9:30ー仏果山10:30ー経ヶ岳12:40ー半僧坊14:15

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