2024年7月23-24日
会津駒ヶ岳は積雪期や残雪期に何度か足を踏んでいるが、無雪期に登ったことはなかった。(何年か前に中門沢から下山するときに下ったことはあるが。)テント山行はまだ(あるいはこれからずっと)できないので会津の山でただ一つの営業小屋がある会津駒ヶ岳へ。
最初はまだ歩いたことのないキリンテから登ることにしていたが、バスの中で予報の最終チェックをすると午後から雨マークに変わっていた。雨の中を歩きたくないし体調がイマイチなので滝沢口で下車。
日帰り装備と食料だけだが、少しは負荷をかけようと水も運んた。たぶん行動中の夏の沢テント泊装備とそれほど変わらない重量になったと思う。ただ、ザックの重さよりも暑さにそうとう参ってしまった。バスで行くと歩き始めが11時過ぎなので一番気温が高い時の登りとなる。温度計は28-29度をさしていた。下山する人たちからは上は涼しいですよと慰められるが途中呼吸困難になりそうでリハビリ中の仲間よりもバテてしまう。
樹林帯を抜けると風も抜けて涼しくなり一息つく。駒の小屋に泊まるのはもちろん初めてだ。コロナの影響でいまでも定員の半分に収めているとのことだが小さな小屋なのであまりゆったりとした感触はえられなかった。自炊室も狭いので外のテーブルに移ったがしばらくして雨が降り出したのでまた室内に戻ってテント泊の時と同じメニューの夕食をとった。夜は同室の若者のいびきであまり眠ることができず、やっぱりテントの方が自由だし気ままでいいなと思う。
翌日は早出をして中門岳を往復してから大津岐峠から下りたかったが濃霧と霧雨ですっかり気持ちがなえてしまう。また出直せばいいのだからと特に未練もなく、早々と下山し、夢の湯につかって朝イチのリバティで帰京した。