2024年6月20日
なんだか観光地のようなイメージをもっていて今まで目を向けることがなかった田代山。何年か前の3月に枯木山に登った時近くに真っ白な平頂を見わたした田代山。どんな花か知らずとも名前が有名なオサバグサの田代山。これくらいのことしか知らない田代山に行ってみることにした。だって南会津方面で当日発の日帰りができる手軽さが、今ではありがたいんだもの。
当日発なので登山口に到着するのは当然昼近い。おかげで山頂の湿原に着いた頃には大方のハイカーは下山しており花のシーズンのわりには静かな山歩きができた。登山道や湿原のあちこちにワタスゲがまるで最盛期のように愛らしい綿帽子の花を揺らめかせていた。なんの予備知識もなかったので大喜びしながら平らな登山道を散策気分。
帝釈山に進むと所々にオサバグサの群生がみられたがふう〜んっていう感じ。帝釈山は地味な山頂で、とりあえず来ましたという感じかな。燧ヶ岳が見えた。残雪期ならもっと展望がいいだろうし、台倉山を越えて尾瀬の山並みに続く縦走をすれば面白いかもしれない。来た道を戻り、もう一度ワタスゲの湿原をまわって山を下った。
猿倉登山口10:20ー田代山11:50/12:20ー帝釈山13:40/14:00ー田代山ー猿倉登山口16:15