ブナの沢旅ブナの沢旅
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2019.02.04
白毛門
カテゴリー:備忘録

2019年2月3日

私の場合、電車とバスを乗り継いで登る白毛門は、山頂まで行けるかどうか、ひとえにトレースの有無にかかっている。これまで何度か松の木沢の頭あたりで引き返しているが、そういう場合はトレースがなくてラッセル時間切れ。今回は日曜日ということもあり、前日からテント泊パーティもいてしっかりトレースができていた。

いつもこわごわ渡る東黒沢の橋は雪がたっぷりついていてまるでちょっとした雪道のよう。橋を渡らなくても沢にスノーブリッジもできていた。雪は予想以上にしまっていたので最初からアイゼンでも良かったけれど、せっかく持ってきたので途中まではシューで登る。こんな具合に条件はよかったけれど、肝心の体調はいまひとつすぐれず足取りも頭も重い。途中で頭の血の巡りがおかしくなったようにふらっとする。

中止するほどではないので、たくさん水分をとってゆっくり進む。最初は抜けるような青空だったが、昼近くなって予報よりも早く天気が崩れ始め、どんよりとした曇り空になる。松の木沢の頭にくると無木立の尾根の先に白毛門の山頂が見えてくる。ここまできたら行かない手はないと最後の急登の雪壁を踏ん張って登る。山頂直下は今までにない亀裂が走っていて気持ちがわるい。

当日の入山者は数組で私たち以外はみな単独者。ここは一人でも登りやすいので私も以前3回一人で来ている。なにしろのろのろなので全員に追い越され、山頂に着いたのも最後だったためもう誰もいない。雲が出てきたのは残念だったけれど、先月は西黒尾根で中退しているので、とにかく山頂にタッチということで、まあいいことにしよう。

下りも楽ということはなく、ぐちゃぐちゃトレースの急斜面は膝にひびいてやれやれの下山となってしまった。でも、白毛門を登れば南会津の山はどこでもいけるよね、と苦行トレーニングの今後の成果に思いを馳せながら湯檜曽温泉で湯に浸かり帰路に着いた。

 

 

登山口9:00ー松の木沢の頭12:00ー山頂13:20ー登山口16:15