2015年11月3-4日
今年の夏は山のことを一旦忘れてやるべきことに取り組んだため、例年に比べて沢に行く機会が少なかった。最近は以前と違い、どこでもいいから沢へ行きたいという気持ちはなくなっているが、沢シーズンの最後は沢に泊まって焚火をして締めくくりたいと思った。
2015年11月3-4日
今年の夏は山のことを一旦忘れてやるべきことに取り組んだため、例年に比べて沢に行く機会が少なかった。最近は以前と違い、どこでもいいから沢へ行きたいという気持ちはなくなっているが、沢シーズンの最後は沢に泊まって焚火をして締めくくりたいと思った。
2015年10月25日
10月初旬に安達太良山で初顔合わせをした猪苗代在住のkuroda先生から滝沢川の滝見ハイキングのお知らせが届いた。滝沢川といえば、去年の残雪期にその右岸および左岸尾根を馬蹄形につないで歩いた所だ。自分の力量では沢登りはむずかしそうだが、あの印象深い山域をハイキングでもいいから歩いてみたいと思った。引き合わせてくれたmayaさんは仕事の都合で不参加となってしまったが、せっかくのチャンスなので一人で参加することにした。
2015年10月22日
振り返れば、飯豊初体験は強烈だった。厳冬期あけの2009年3月初旬、長坂尾根から剣ヶ峰をへて三国岳に登った。正確にいえば、剣ヶ峰に取り付いたものの雪の不安定な岩場が通過できず、タカツコ沢を詰めて避難小屋の前に飛び出した。あの時は、連れて行ってくれたさすがのsamさんもかなり緊張したらしいが、雪山の恐さをまだよくわかっていなかった私は、こんなものかと身をまかせ、のびやかなタカツコ沢の沢筋を見下ろしては美しいと思ったり呑気だった。
2015年6月4日
葛葉川本谷は単独の沢トレにちょうどいい。
2015年3月2日
母の米寿のお祝いに中善寺温泉へ。天気も良かったので、翌朝チェックアウトまで母に部屋でくつろいでもらい、近くの男体山取り付き付近を偵察がてら軽く散歩してみた。 続きを読む 男体山(中腹まで)
2011年3月5-6日
ずばり今回のねらいは、獅子ケ鼻山のギャップを越え、鹿俣山から剣ケ峰山のルートをつなげること。とてもマニアックなルートだが、山仲間kukenさんの3年越しの懸案ルートであることを知り、以来「雪山プロジェクト」と命名してチアリーダーを務めてきたのだった。
2008年1月4日
湯河原の幕岩で新年早々の岩トレ
2007年12月16日
大滝橋9:00-一軒屋避難小屋9:45-大滝峠上10:40-屏風岩山11:30-二本杉峠-権現山13:20/14:15-浅瀬入口15:40
2007年7月1~2日
5月の大行沢で味をしめたJR大人の休日3日間12000円キャンペーンを利用して、東北の易しくブナのきれいな沢を探して選んだのが麝香熊沢。遡行記録に乏しく、遡行図もないが、昨年の岳人で紹介されていて名前とともに気になっていた沢だった。
2005年10月23日
F1 最初の滝で緊張気味だが、上にシュリンゲがぶら下がっているのを見て安心する。立っている割にはホールド、スタンスとも良好。でも緊張してクリア
F2 3段の滝、最初の滝、左から取り付く、細かいけれど手がかりはある。けれど途中で、つぎの手に困り、しばしせみ状態になりあせる。体勢を整え、思い切ってたちこみクリア。
二つ目も左から問題なし。三つ目も左らしいが、最初の一歩が立ち込めそうもなく、無理は禁物と思って早々に諦め、右岸を巻く。ちょっと残念。そのあと3条3メートルのあたりで先行する2人パーティーが見えてくる。雨具を着ている。中央が登れるようだが、完全なシャワークライムになりそう。やはりザイルなしでは怖い。ゴルジュの中で両岸とも切れたっている。巻きも悪そうだ。右壁はほぼ垂直だが、途中バンドがあるし、ホールドもありそうなので、登ってみる。滝登りと同じくらい緊張する。上部を滝の落ち口のほうへトラバース。ひやひやもの。なんとかクリアしてホッとする。
つぎの滝で2人パーティーを追い越す。先に行ってくれと言われる。男の人は新人らしく、もう精根尽き果てたといっている。私だって新人だもんね、と内心思いながらするすると4mCSを左側から左足のツッパリを利かせて通過。最後6-7mの滝。一番むずかしい滝らしい。確かに。。どう攻めたらいいものか。上のほうに残置シュリンゲが見える。ここまで来たんだから登らねば、という意気込みで取り付く。
途中までは問題ないが、上部はのっぺりしていて、ホールド、スタンスともに乏しい。シュリンゲをつかむがスタンスがない。どうしようかと迷ったが、左手でシュリンゲをつかんだまま、右壁側のでっぱりに右足を大また開きでのせてたち込み、少し上に上がったところ、右側の上にホールドがあって乗り越すことができた。
安堵感で後ろを振り返ると、2人パーティーが手をたたいてくれた。うれしいなあ。あとはしだいに水が少なくなって、伏流となる。倒木が多く源頭部は荒れている。しだいに植林帯となり、前方の尾根に登山者が見えた。アア、やったんだと実感がわいた。ふかふか土の急斜面を少し登って大倉尾根の登山道にでた。堀山の家のほんの少し手前だ。
嬉しくて仕方ない。ずっと念願だった一人での沢登り。ようやく実現できた。簡単で短い沢だけど、何ものにも換えがたい新しい経験をまた積むことができた。もっと自由になるためには、もっと強くならなければ。そのための貴重な一歩を踏めて幸せ。とても自信がでてきた。ちょっとしたことなのに、大きな気持ちの違い。A small step for others but a big step for me.葛葉、マスキ嵐、モロクボ、源次郎、いろいろ一人で行けそうだ。
当初は下降も考えてロープを持っていったが、いきなり一人で懸垂をするのも心配だったし、遡行ですっかり満足したので、下降は次回の課題として、今日は天気もいいし、ハイキングをすることに。
堀山の家のベンチで装備をといておにぎりを一つ。大倉の休憩所でかったのだけれど、予想外にとてもおいしかった。コンビニのおにぎりよりうんといい。あっという間に花立山荘に。こんなに近かったっけ?山友会で鍛えられたのか、早くついてびっくり。
ちょっと休んで大好きな鍋割山稜を歩く。ブナが黄色に色づき始め、錦の紅葉ではないけれど、しっとり秋の気配が感じられてなかなかいい雰囲気。いつ歩いてもそれぞれの季節のよさがある。この尾根はそれほど人通りは多くないが、さすがに今日は多い。鍋割山もハイカーでにぎわっていた。富士山がくっきりみえる。堀山の家のおじさんが、初冠雪だといっていた。20分ほど休憩。あとは下るだけ。途中沢装備のおじさんが休んでいたので興味がわき声をかける。寄方面の沢から登ってきたらしい。小さな沢がたくさんあって、よく来ているとのこと。遡行価値という意味ではわからないが。。
廃道になっている旧東海道自然歩道が面白いという。藪に隠れているが、幅広い路があるのだそう。冬にルーファイのトレーニングをかねて行ってみるのも面白そう。二俣で沢靴を洗い、残りのパンとコーヒーで休憩して、早足で大倉に。ちょうどバスが出発する間際に乗り込むことができた。二俣から45分。私にとっては上出来だ。
思わぬ収穫のあった日曜日だった。最初は何の山行予定もなくつまらないと思ったけれど、自分でいけばいいんだよね、ようは。
大倉8:15-二俣9:15/9:30(入渓)-堀山の家(遡行終了)11:10/11:30-
花立12:05-鍋割山13:10/13:30-(途中10分くらいおしゃべり)二俣14:45/15:10-大倉15:55