ブナの沢旅ブナの沢旅
▲トップページへ
2023.03.29
小沢山〜山毛欅沢山
カテゴリー:備忘録

2023年3月29-30日

今回は雪稜歩きが多い山なのに、なんとサングラスを忘れてしまい、またもや計画の大幅変更を余儀なくされた。しばらく前から目の具合が悪く眼科に通っているさなかのこと。直射日光がつらいので普段から晴れた日の外出時には特別の遮光グラスを使用している。

家を出てしばらくして気がついたけれど、電車の関係で戻るわけにいかない。店はコンビニしか開いていないがコンビニはどこも(当然ながら)サングラスは扱っていない。かなり落ち込んだものの自分には出直すという選択肢はなかった。仲間に事情を話したところ中止という言葉もでたけれど、とにかく現地に行って歩いてみようということに落ち着いた。

雪山では久しぶりに小立岩から三本山毛欅峠へ。1100m付近までは雪がなく軽いヤブ尾根を登る。何年か前に5月の連休に歩いた時と同じ感覚で、やはり今年は季節が一ヶ月早い。最後の急登をやり過ごすと緩やかな雪尾根となりようやく雪山気分となるが、同時に目に負担がかかるようで気がかりにもなる。

三本山毛欅峠に乗り上げなつかしい気持ちになる。最初に来たのはブナの沢旅を始めたばかりの頃だった。小沢山を越え稲子山鞍部手前の平坦な広尾根でザックを下ろす。ブナの沢旅御用達のテントサイトだ。(といっても、3〜4回だけど。。)小沢山あたりもテン場適地なのだけど、ここはこらえてさらに下るともっといい場所があることは一度来てみないとわからない。

移動中に気持ちを切り替え、木陰のあるブナの森で焚き火ができればいいと思えた。まだ積雪が多いせいか薪木集めに精をだし、それが楽しかったりもした。翌日は稲子山方面に未練がなくはなかったが、大人しく小沢山にもどり、さらに山毛欅沢山を経由して下山した。今年は山毛欅沢山を目指したわけでもないのに二度続けて来てしまった。一ヶ月前は厳冬期の様相だったが、雪庇もかなり落ちて丸くなっていた。ほんとうに春の訪れが早い。下山路の尾根もこれまでみたこともないくらいあちこちヤブがでていた。

 

 

 

 

 

 

 

あれこれ落ち着かなかったが、いざ歩き始めれば当初の不安やいじけた気持ちも消え去り、気持ちのいい雪尾根歩きとシーズン初の焚き火を楽しんだ。とはいえ、せっかくの好機を逃したことが悔しくて、この山行はなかったことにして出直そう!などと息巻き、仲間に笑われながら帰路についたのだった。

それにしても最近は必ずなにかを忘れる。これまではたいした影響はなかったので慢心していた。やっぱりチェックリストきちんと実行せねばいけませんね。(これが今回の山行の核心かな。。