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2015.03.03
親孝行と男体山
カテゴリー:雑記帳

早いもので今週から3月です。それに合わせトップページの写真もブナの春山 Joy !

今週の休日は、今年に入ってからずっとペンディングにしていた母親との温泉旅行を挙行。約束をしていたのでずっと気がかりだったのです。とはいえあれこれ調べるのも(小声で)面倒なので、見覚えのある写真の通り、行き先はデジャブな中禅寺温泉です。2月初めに社山に登った時この辺りの雰囲気が良かったので、母にこの冬景色を楽しんでもらおうというわけです

ネットで宿を調べたら昨年春にオープンしたよさげのリゾートがありました。新宿発の特急(浅草発だと一人で3回も乗り換えなければならず厳しいため)もとって準備万端。娘にとってありがたいことに、母は介護や世話の必要もなく元気に一人暮らしをしています。まだまだ出かけたいという意欲もあるので、年に何回か、こんな風に「親孝行」を心がけているのです。

親孝行とうたう以上エスコートして添乗員に徹するのが筋のはず。それなのに、あ〜あ、私ってどうしてこうも強欲なんだろう。宿から歩いて行けることがわかるや、目の前の山に登りたくなりました。チェックアウトは正午なので、山頂までは無理でも行ける所まで。。。と、完全に雪山支度で温泉へ。宿に頼んで翌朝は朝食代わりにおにぎりを作ってもらう手はずも整えました。1月にもそんなことがあったな、なんて我ながら苦笑。

ところが、です。夜から風が出始めしだいに強まって行きました。山岳予報である程度は想定していたのですが、直前チェックすると30数メートルの暴風警戒マーク!まあ朝起きて決めようと床についたものの風は強まるばかり。さすがにモーチベーションが下がり、夜中におにぎりのキャンセル。母親はホッとした様子でした。

でもまったく行かないわけではありません。ゆっくりと一緒に朝食をとってから、冬道の取り付き確認だけはしたいと出発。というのは男体山は原則冬期は入山禁止のため、雪山登山者は夏道の登山口ではない迂回ルートから登って4合目あたりから登山道に合流するらしいのです。調べてメドはつけていましたが、実際に確かめた方が次回(あれば)にすばやく行動できるという目論見です。

外にでると湖岸道はものすごい風で道路も凍結して危険です。人っ子一人歩いていません。一瞬やめようかと思いましたが、道路でアイゼンを装着。県営駐車場の奥の石垣をヒントに適当に樹林に入って行きます。幸い樹林帯は風は穏やかだったので、ワカンを履いてしばらく登ってみることにしました。前日の降雪もあってトレースはわかりません。だからかえって良かったかも。地図とGPSで確認しながら適当に登っていくと3合目あたりで林道に突き当たり、少し先に登山道下山路の大きな標識がありました。そしてそこから単独の真新しいツボ足トレースが。こんな日にも登る人がいるのだとえらく関心しながらトレースをたどると中禅寺湖が見渡せる堰堤基部となり上まで堰堤が続いています。

ようやくガスも薄れてきたので対岸の社山を眺めていると上から単独の男性が降りてきて、互いに(こんな日に物好きですね〜)という雰囲気でしばしのおしゃべり。何度か登っている地元の人で二荒山神社の正規登山道裏道があることを教えてくれました。樹林帯を抜けると暴風が半端ではないので早々と諦めてもどってきたとのこと。やっぱり、ですね。私も少しだけ登ってすぐにもどることにしました。

下りはあっという間です。帰りは上から様子がよく見えたので、より合理的な取り付きルートがわかりました。これで目的は果たせました。ようやくガスが完全に抜けたので湖岸に降りてみました。空が青いと湖は群青色になり強風のため白波がたってなかなかの景観です。

余裕で宿にもどって母と合流し、一服してチェックアウト。電車の時間まで間があります。日光でブラブラしてもつまらないので、もっと景色を見てもらおうとバスで湖岸沿いをさらに奥に向かい、湖岸にひっそりたたずむホテルのレストランで食事をして日光駅にもどったのでした。帰宅後150%堪能したとのメール。喜んでもらえてよかった〜

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