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2013.12.24
大室山~加入道山
カテゴリー:山歩き

2013年12月24日

 

12月に入ってからは週末に仕事や友人関係の集まりが続き、山に行けない状態が続いた。それがようやく一段落したので、好天に誘われ急遽丹沢の山に出かけることにした。ちょうどいい機会だ。来年4月の下見を兼ねることにしようと思った。

2012年2月に友人と雪の大室山に登ったが、友人がアイゼンに不慣れだったために山頂に至らずに引き返した。家から遠望する丹沢は谷筋が白く見えたので、ちょっとした雪尾根歩きが期待できそうだった。久し振りに大室山から加入道山を歩いてみようと行き先を決めた。

クリスマスイブとはいえ連休明けの平日だったのでバスに乗り合わせた登山者は少なく、西丹沢自然教室の管理事務所も休館日でひっそりとしていた。久し振りの山歩きのせいか犬越路に着くまでに恐ろしく疲れ、ここで引き返したいと思ってしまうほどだった。

檜洞方面の山並を眺めながらベンチで一服後、避難小屋の裏の尾根を登る。所々雪で滑りやすく消耗するので軽アイゼンをつける。もっと早くつければよかった。雪はしだいに深くなり、左手にはずっと富士山が見える。その奧には南アルプスの山並も明瞭だ。最初はあれほどつらかったのに、展望の雪尾根歩きの楽しさで疲れを忘れる。

大室山の西の肩につくと稜線はさらに雪深く、ベンチがほとんど雪で埋まりかけていた。山頂は5分ほど歩いた東側にあるが展望がないのでパス。ここでしばらくゆっくり休み、さらに見晴らしが開ける斜面に下ってみる。丹沢湖の先に相模湾が近い。なかなかいいロケーションだと心に留める。

加入道山に続く稜線は歩いた人も少ない様子。3~40㎝の深さのツボ足のトレースとなり、とても歩きにくい。丹沢では雪山に登るという意識がないせいか、大雪の後でもワカンを持参せずにツボ足でトレースをつける登山者をこれまで何度も見てきた。それでは本人が苦労するだけでなく後続も苦労する。なんて思いながらも、予想以上の雪にご機嫌となる。

これまであまり意識しなかったが、犬越路から大室山、加入道山の登山道は終始富士山が一人歩きのコンパニオン。冬の青空と雪がある時に歩く秀逸のコースだと、あらためて感じることができた。平頂の加入道山につくと、すぐ目の下に雪をかぶった避難小屋が見える。その奧には蛭ヶ岳に連なる主稜線が白い。避難小屋を利用しながら雪の丹沢を2泊くらいで縦走するのも悪くないなと思う。う~ん、思うだけじゃなく、実行する熱意と行動力を持たねば。

12月からバスのダイヤが変わり、平日に2時40分発の谷峨駅行が追加された。最初は間に合わないと思っていたが、雪のおかげで下山がはかどり、余裕をもって自然教室に戻ることができた。久し振りの丹沢雪尾根歩き。とっても楽しかった。

大室山 大室山

大室山 大室山6

大室山 大室山5

西丹沢自然教室8:35-犬越路9:55-大室山11:25-加入道山12:45-白石峠13:00-西丹沢自然教室14:30