ブナの沢旅ブナの沢旅
▲トップページへ
2008.01.14
堂平~円山木の頭~弁天尾根
カテゴリー:山歩き

2008年1月14日

 

以前から一度行ってみたいと思っていた、ブナ林の広がる堂平。友人が所属する山岳会HALUの山行に参加した。

伊勢原で2台の車に分乗して塩水橋へ。山へは少人数で行くことが多いので、女性ばかり6人のパーティーはとても賑やかだ。山々は意外にもうっすらと雪化粧でとてもきれい。林道を歩きながら早速読図の講習がはじまる。周りの地形を見て現在地を確認する作業は簡単なようで難しく、みんなで喧々諤々とても熱心だ。今回の山行の目的のひとつは弁天杉に会いに行くこと。

しばらくいくと対岸の山の斜面に一本だけすくっと大きく立ち尽くしている弁天杉が見えてきた。みなで感激し、写真を撮ったりで林道歩きから楽しさ全開の様子。堂平登山口からはしばらく急なジグザグが続くが、一転して足並みが早く、汗ばんできた。

次第に雪が多くつくようになり、緩やかな斜面にブナの大木がみられるようになってきた。小雪がちらつく曇り空でガスも出てきたが、かえって幻想的な雰囲気がかもし出され、それはそれで美しい。道なき斜面をよじ登り、1200m付近の平坦地で昼食とする。植生保護の柵が張られている。

丹沢山付近はブナは枯れ木や崩壊地が目立つが、この辺りのブナは元気なのだろうか。新緑のころにまた歩いてみたいと思う。キューハ沢と組み合わせたら、素敵なコースになりそうだ。

ここからひと登りで太礼ノ頭近くの登山道だ。木々は樹氷で覆われ別世界のようだ。予想外でうれしい~。堂平とはまた違った景観で、第二幕の始まりという感じ。樹氷をめでながら、ところどころ凍りついた坂道を慎重に進んで円山木の頭へ。

さあ次は弁天杉を目指して弁天尾根をくだる。アイゼンンをつければ下りはスイスイ。明瞭な尾根だが、要所要所で読図を怠らない。1000mを下ると雪もなくなり、植林帯となる。道も明瞭となり、どんどん下っていくと分岐路に。

ここが弁天杉への入り口のようだ。ジグザグに下っていくとありました。大きな大きな杉の木が。仕事道はここで途切れていて、まるで弁天杉の参道のようだ。先頭をいくリーダーが、会いに来たよぉ~と駆け寄っていく。高さ30m、胴回り8mほどで、近くには弁天様を祭る祠もあったらしい。名残惜しむように来た道をもどり、塩水橋につくころにはどっぷりと日が暮れていた。

堂平のブナ林、登山道の霧氷、弁天杉と、短い工程ながら変化にとんだコースを読図しながら賑やかに歩き、いつもと違った楽しさを味わうことができた。

*

塩水橋9:20-堂平12:10/40-太礼ノ頭13:15-円山木の頭13:45/14:00-弁天杉15:50/16:05-塩水橋17:05