雑記帳一覧

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尼ヶ禿山再訪

今の時期は天候の見極めがむずかしく、越後や会津、まして東北の山を計画できないでいます。悪天でも実行するほどの技量もガッツもないので、ひたすら山の神様のご機嫌伺いなのです。 そんなわけで荒れ模様の連休も予定がなかなか決まらなかったのですが、最近調子が戻りつつある山トモに悪天でも楽しめる玉原高原のシュ...

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新年の山始めは快晴の谷川岳

さあ、新しいホームページで新年を迎えることができました。例年はお雑煮にも飽きて来た頃、丹沢の山にハイキングに行くのが新年山行の恒例になっていました。今年もそのつもりだったのですが、暮れに雪がたっぷりついた丹沢を歩いてきたので行き先を変えようかと思ったわけです。 あれこれ迷って一人でも行けそうな山の...

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ホームページを刷新しました

ようやく新しいホームページができ上がりました。これまでのでこぼこながら手作り感あふれたホームページ(?)に不満があったわけではありませんが、きっかけはパソコン環境の移行でした。 いろいろと事情が重なって、10年ほど使っていたWindowsベースのパソコンを再びMacに戻すことに決めました。そこで問...

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鳴岩川シラナギ沢(sugi単独)

2013年8月19日 メンバー:sugi 沢始めの内唐府沢から2か月近く。事情があったとはいえ問題だと、一人で行ける近くの沢を探した。見つけたのが、一昨年、天狗岳に突き上げる河原木場沢に行った際に気になった、隣のゆったりした源頭部を持つシラナギ沢(別名治郎兵衛沢)だ。あまり記録はないが、難し...

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越後奧三面-山に生かされた日々-を観て

ようやく、ようやく見る機会を得た。民族文化影像研究所の映画作品「越後奧三面-山に生かされた日々-」は、朝日連峰の懐奥深くに位置する奧三面が、ダム建設により閉村してダムの湖底に沈む直前の、人々の山と共に暮らす姿を四季それぞれの影像を通して綴った記録だ。 影像による記録作業は1981年から村が...

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掘り出し物の「日本の名山」全集

  最近、出版社ぎょうせいが1983年から84年にかけて出版した「日本の名山」全12巻をネット古書店で手に入れた。30年前に出版されたこの「名山シリーズ」は、今では見られなくなったとても立派な箱入りB5版の、山岳写真集と見間違うほどすばらしいカラー写真満載の書で、価格も立派な2800円。 ...

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2012年のブナの沢旅

今シーズンの雪山は天候の巡り合わせが悪いこともあって、2011年とくらべると全体として地味な山行となった。そんな中で最も印象深かったのは3月初旬の船形連峰の縦走だ。冬の船形は遠く3度目の挑戦だったが、ブナの霧氷に覆われたたおやかな山並みの稜線漫歩は「ブナの沢旅」らしい雪山となった。 ただ、5月連休...

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リハビリ開始で山歩きの原点へ

  津室沢で骨折してから3週間。当初から普段の生活にはとくに支障はなかったけれど、咳やくしゃみがでると悶絶したり寝返りが打てない辛さがあった。それもようやくおさまりはじめた。 この3週間は、ある意味幸いにも仕事に忙殺されて山のことを考える余裕もなくあっという間に過ぎた。当初は医者の言いつけ通り4週...

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落石による滑落事故顛末記@津室沢

11月4日午後1時半頃、津室沢の3段25m滝を高巻いて沢に下降中、背後から落石を受けて転倒、滑落し、第八肋骨を骨折して全治4週間の診断を受けた。具体的な状況については曖昧なところが多いが、事故情報はできるだけ共有することが望ましいと思い、顛末を記すことにした。 3段25m滝は下降の場合、滝下がすぐ...

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オオカミに捕まった週末

山に行くつもりで用意していたのに、前夜オオカミに囚われてしまい翌日の山をすっぽらかしてしまった。当事者は本人だけなので人に迷惑をかけたわけではないが、なんのこっちゃ・・・小倉美恵子著「オオカミの護符」を読み始めたら引き込まれてしまい、ハイキングの時間が惜しくなったのだ。 川崎市宮前区にある土橋の...

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ある遭難死を悼む

いつも記録を楽しみにしていたmoto.pさんが滑落死したことを知り、いまとても動揺しています。年末から山梨県北杜市の沢にアイスクライミングに出かけ消息をたってしまったところ、年明けに遺体で発見されたとのことです。 誰でも「お気に入り」としてブックマークをつけているサイトがあるはずです。私も山...

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「懐かしき南会津」~今年はもっと南会津へ!

年末に注文していた本が元旦に届いた。最近は元旦でも配達するのかと意外だったが、今年最初に手にした本が佐藤勉著「懐かしき南会津」であったことは、今年のブナの沢旅の想いを象徴しているようだ。 著者はかつて南会津に多くの先駆的な足跡を残しており、その記録は「我が南会津」としてまとめられている。そ...

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2011年のブナの沢旅

月並みな言い方だが、あっという間にまた1年が過ぎた。今年は東北大震災とその後の原発事故という大惨事を抜きにはなにも語れない。そんなことを念頭に置きながら振返ってみた。 ブナの沢旅は、東北のブナの森に魅せられたことがきっかけで立ち上げた山行のコンセプトであり、仲間との「同人」として出発した。2011...

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冠岩沢のブナ倒れる!

ショックです-涙、涙、涙・・・ 5月に訪れた冠岩沢の埼玉一のブナが倒壊したことをあるサイトで知りました。おそらく9月の台風のときだと思います。 枝が折れるならまだしも、あれだけ胴回りの立派なブナが根元から崩れてしまうなんて・・・・きっと樹木の中はすでに満身創痍だったのでしょう。 とても残念で...

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ブナの沢旅と東北 (東北大震災について思うこと)

「ブナの沢旅」は東北のブナの森から生まれました。そしてその後、四季折々の表情に会いに何度も足を運んでいます。今年だけでもすでに3回雪のブナの森を歩きに行きました。3月彼岸の3連休は、船形連峰の縦走を予定していたところでした。 今その東北が、未曾有の大災害に見舞われています。あらためて言うまでもあり...

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休養の日曜日ー新編会津風土記を読む

12月26日 11月中旬に風邪をひいてから、完治しないまま仕事と山行を続けていました。今年の風邪の特徴は長引く咳。先日の谷川岳もゴボゴボ(コホコホでなく濁った咳)しながらのチャレンジでした。そんなわけで、さすがに今週末は休養とあいなりました。 山に行かない休日は、地図をながめたり山の本をよん...

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5年目を迎えたブナの沢旅とHPの引っ越し

10月1日 10月1日はブナの沢旅にとって二つの意味で節目となる「記念日」です。4年前のこの日、奥森吉のブナの森でささやかに「ブナの沢旅」を旗揚げしました。 当時はまだ沢を中心に活動する山岳会に入会して1年半ほどしか経過していませんでしたが、いろいろな事情で山行に参加できなくなり、これからの方向...

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磐越西線車窓の山旅

1月18日 突然ですが、お気に入りの山々を遠望できる磐越西線を新潟から郡山までつないでみました。ただ電車に乗って車窓から山を眺めるだけの日帰り旅行なんて普段なら思いつかないのですが、週末に仙台遠征に利用した「大人の休日」切符をフル活用してのことでした。 今回の同行者は母です。新潟出身の母は、...