雑記帳一覧

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10年来の宿題を片付けたモロクボ沢

惑わすつもりはないのですが、タイトル、かなり大げさです。なんと10年ぶりにモロクボ沢に行ってきました。最初に遡行したのが沢を始めた2005年。丹沢らしくないゆったりと穏やかな雰囲気が気に入って、単独も含めて2005-2006年で4回遡行したお気に入りの沢でした。ただ、あの頃はHPなど持っていませんで...

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内臓まで疲れた檜洞丸

それは2週間前のことでした。トレーニングを兼ねて山歩きをしようと、久しぶりに石棚山稜から檜洞丸へ向かいました。つつじ新道は5月に主稜縦走した時に歩きましたが、箒沢公園からのコースは何年ぶりだろうと思うほど久しぶりでした。 道標が新しくなっていて、懇切丁寧な表示に内心やりすぎじゃないかな(例えば、「...

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Fall Number

さて、最近ある沢の先輩から、とっても貴重な資料を譲り受けました。それは知る人ぞ知る「Fall Number」です。しかもFall Numberの前身である「渓流」付きです。手元にあるのは1980年7月の9号からなので、創刊は1979年ですね。「渓流」は1982年の16号まで続き、17号からFall ...

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近況報告

今年の夏はある作業にかかりっきりで、ほとんど沢や山に行けませんでした。我ながら寂しいことだと思ってますが、人生の優先順位はその時々で変わるものです。でも、それがようやく一段落しました。せめてこれから紅葉のシーズンに向けて、沢旅を楽しみたいと思っていますが、そういう時に限って天気が意地悪するのですよね...

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大滝沢+姥湯@吾妻連峰で遊ぶ

梅雨が明けたというのに、不安定な天候がつづきなかなか泊まり沢の予定が立てられません。そんな中で、この日の天気はだいじょうぶという一日で、久しぶりに吾妻連峰の大滝沢で遊んできました。今回で4度目、3年ぶりの遡行です。 遠出の沢で4回も足を運ぶと言うのは、あたらしもの好きの私にとっては異例のこと。それ...

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歴史を秘めた帝釈山系の沢

尾瀬の沢については、大清水側から入る日帰沢から始まり、最近は檜枝岐側から入る実川の硫黄沢や赤倉沢に足を伸ばし、さらに今回は舟岐川へと目を広げてみました。 手軽な面白さでいえば、初期に遡行した大清水側の沢に軍配があがることは明らかなのですが、最近は沢に求めるものも変わってきたことを感じています。そう...

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沢始めは四国の清流面河渓へ

当初は残雪の春山を予定していたのですが、行きたい山域には雪がありません。とはいえ東北の沢始めには少し早いので、思い切って四国で沢始めをしてきました。四国の沢といえば、数年前の5月に滑床渓谷へ。その時に四国の沢について少し調べた事があって、面河渓のことを知りました。 その後高知県が「仁淀ブルー」のキ...

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ブナの新緑とシロヤシオ・マメザクラの丹沢三峰

丹沢は五月が一番好きな時期です。ブナやカエデが芽生えて淡い緑のグラデーションが広がり、シロヤシオやミツバツツジも花を咲かせます。ちょっと標高を上げるとマメサクラも楽しむ事ができます。 今年は季節の進行が早いので、もう花も咲いているかも知れないと出かけてみることにしました。ただ当然みんな考えることは...

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ブナの信越トレイル縦走

「日本三大ブナロード」をあげるとしたら、きっとエントリーするだろうと思わせられた信越トレイル。そんなブナのロングトレイルに3日間どっぷり浸かってきました。ちなみに個人的な感想ですが、もう一つのブナロードは南会津の城郭朝日山〜坪入山です。 今年は雪が少ないので豪雪地帯の信越トレイルを選んでみました。...

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会心の羽後朝日岳

「強く思えば願いはかなう」 私はこの言葉が好きです。強い気持ちはあらゆる行動の源泉です。 今回は思わずこんな言葉が真っ先に思い浮かんだ山行となりました。和賀山塊の羽後朝日岳が三月初旬というこの時期に実現しました。登山道がないので一般には残雪期に登られている山です。これまでも何度か計画しかけたこと...

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北蔵王連峰縦走顛末記

2月11−12日に北蔵王連峰の縦走を計画しました。なにしろ厳冬期で初めての山域です。計画段階から半信半疑の状態で、天候と雪の状態次第であわよくば。。。と、かなり「無謀」な計画だったと思います。出発は朝東京発と、のっけから本気度が感じられません。 天気予報では珍しく東北地方も高気圧にすっぽり包まれる...

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安達太良くろがね小屋で親睦会

あっという間に、あれから一週間も経ってしまいました。 1月31日〜2月1日、HPの数少ない相互リンク仲間の「山人小屋」さんご夫婦、郡山のyukiさんと4人で、安達太良山のくろがね小屋で親睦山行を行ないました。2012年9月の南沢以来3年半ぶりの再会でした。 これまでも山行のたびにちょくちょく、山...

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アルプス色々

トレーニングのつもりで西丹沢の山歩きを予定していたところ、山装備を持たない友人からどこか歩きたいというリクエストが舞い込んできました。トレーニングはいつでもできるし、ちょっと愚痴を聞いてもらいたいこともあったので、さっそくOKの返事。 ではどこへ行こうかといくつか候補をあげ、一番手軽な三浦アルプス...

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新年山行はちょっと変だよの谷川岳

明けましておめでとうございます。 今年も「ブナの沢旅」をよろしくお願いいたします。 今年のお正月、わたくしは何と二日と三日は体調不良で食事ができず散々な思いをしていました。予定していた三日の新年山行は当然中止です。風邪でもないし原因不明ですが、三日の夕方から回復の兆しがでてきたら急に欲がでてきま...

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新たな魅力を発見した足尾の山々

山への思いが薄れたわけではないけれど、ちょっと新しい事に手を染め始めたためつい足が遠のいているこの頃。ようやく日程がとれたのですが、雪山には早すぎる今の時期は行き先に悩みます。 そんなとき、シーズン中には目が向きそうにない足尾の山が浮かびました。これまでも真っ先に口の端にでる山ではなかったのだけれ...

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予想外の苦戦を強いられた沢収め

そもそも、11月に四万川本谷で沢納め、というプランに無理があったような気がします。下流部はゴルジュが発達して水に浸かることが多い沢なのですから。 ある程度は予想していたのですが、それほど悪い所はないらしいし、いざとなればトロッコ軌道跡にあがればいいし。。などと楽観的に考えていたのです。 中高年パ...

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「ブナの沢旅」サイト攻撃を受ける

このところ山行の更新が滞っていましたが、ようやく私もHPも正常化しました。2年ほど前にWordPressというブログシステムを使ってHPを作り替えてもらったのですが、今年の春くらいから海外からの不審なアクセスがふえ、サーバー会社から警告を受けました。 そのときは侵入した不正ファイルを除去するなどの...

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ナルミズ沢に行ってはみたけれど・・・

天候に恵まれた先週の大型連休。みなさんは普段は行けない遠くの大きな沢などに繰り出したはずですが、わたしは一人で行きやすい谷川周辺の東黒沢からナルミズ沢を遡行し、下山路に馬蹄形縦走路の一部をたどってきました。 3年前にも単独遡行しているので気分的には楽でしたが、この歳になると3年の違いは大きいことを...

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みちのくの千年ブナ古道 仙北街道を歩く

自分がHPを持っていることを忘れるほど間があいてしまいました。 夏の一ヶ月半は別の世界に集中し、やるべきことをやって一段落。さあ山へ、と思った矢先に台風襲来。大きな被害が連日報道される中、沢に行くことが適切とは思えず、数年来の懸案だった仙北街道がよみがえったのでした。 高桑さんの「古道巡礼」で仙...

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沢からたどった「古飯豊山」:飯豊権現山岳信仰のルーツとか。。。

「古飯豊山」(ふるいいでさん) 聞き慣れない山名ですが、飯豊前衛の山域にある飯森山はかつてこうも呼ばれていたとのこと。そのわけというと。。。 山岳信仰の具現である飯豊権現は、古の時代には飯森山にあったところ、最澄、空海の時代に山岳信仰がより高い山をめざす流れの中で、現在の飯豊本山に移ったのだそう...