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舟鼻峠〜三引山〜大滝山〜横山〜神籠ヶ岳

2013年3月16-17日 5年前に横山の長い山頂の東端をかすめて神籠ヶ岳を歩いた時、山頂の奥に見えた霧氷のブナ林の美しさが心に残った。地図をみると横山に連なる尾根は限りなく緩やかで、最後は駒止湿原に吸い込まれていくように見えた。けれどその当時は自分が歩けるようなコースとは思えなかったし、記録...

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黒姫山

2013年3月12日 この日は友人と北八ヶ岳の山を歩く予定だったが、直前でキャンセルになった。天気予報は本州を高気圧が覆い全国的に晴れだという。急遽呼びかけ、双方の都合がよくブナのある雪山を探した。信州トレイルという案もあったが、現地に問い合わせると、新潟寄りの山は積雪7-8メートルあり奨めら...

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高曽根山

2013年3月10日 高曽根山は吾妻連峰と飯豊連峰の間にはさまれた登山道のない地味な山だが、ブナと山頂の展望がすばらしい山として知る人ぞ知る「地元のいい山」だ。 喜多方市の最高峰(といっても1443.2m)であり、飯森山、雄国山と合わせ「喜多方三山」と呼ばれており、会津百名山でもある。と、ま...

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甲子旭岳

2013年3月5-6日 2月は日帰り山行2回だけというさびしい結果で終わってしまったが、いろいろな出来事が重なって時間をとられていた。もっとも週末になると行きたい山は暴風雪だったので、代わりにやることがあって良かったといえるかもしれない。そうこうしているうちに里は春めいてきた。山の天気もしだい...

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天狗山

2013年2月17日 最近新しい作業(後日報告の予定)を始めたため建国記念日の連休はその準備に時間を費やした。翌週は家庭の事情で岐阜に滞在するため、また山には行けそうにないと思っていた。ところがその後sugiさんが週明けに名古屋出張であることがわかった。そこで互いの移動日を一日ずらして近くの山...

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越後奧三面-山に生かされた日々-を観て

ようやく、ようやく見る機会を得た。民族文化影像研究所の映画作品「越後奧三面-山に生かされた日々-」は、朝日連峰の懐奥深くに位置する奧三面が、ダム建設により閉村してダムの湖底に沈む直前の、人々の山と共に暮らす姿を四季それぞれの影像を通して綴った記録だ。 影像による記録作業は1981年から村が...

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グランデコ〜西大巓〜デコ平湿原

2013年2月3日 当初は土日の2日間を予定していたが、土曜日は吾妻山でも雨マークになったため日曜日だけの日帰りに変更してもらう。日曜日も予報はそれほどよくなかったが、吾妻連峰は初めての山域なので、まずはサクッと雰囲気を感じられればよしとして出かけることにした。 地元のyukiさんは私が雨で...

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笹谷峠〜山形神室(往復)

2013年1月21-22日 最近のブナの沢旅は東北への想いを強めている。なによりも美しいブナの森があり、体力・技量ともそこそこの中年パーティにとって身の丈に合った穏やかな山を連ねているからだ。距離のバリアはあるが、もう一つ思い入れ深い山域の南会津に比べると厳冬期の今の時期でも比較的容易にア...

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明神峠〜三国山〜大洞山〜籠坂峠

2013年1月20日 久しぶりに仕事仲間のmayaさんを誘って明神峠から篭坂峠の尾根を歩いた。14日に関東にも「大雪」が降ったので平日に軽く歩いてみようと思ったが、日程調整のすえ日曜日に落ち着いた。翌週明けに東北遠征を予定していたが、軽い半日コースなので大丈夫だろうと決めたのだったが・・・ ...

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掘り出し物の「日本の名山」全集

  最近、出版社ぎょうせいが1983年から84年にかけて出版した「日本の名山」全12巻をネット古書店で手に入れた。30年前に出版されたこの「名山シリーズ」は、今では見られなくなったとても立派な箱入りB5版の、山岳写真集と見間違うほどすばらしいカラー写真満載の書で、価格も立派な2800円。 ...

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長崎尾根〜金城山〜雲洞コース

2013年1月12-13日 雪山シーズンがはじまった12月に東北と会津の山へ行ったので、年初は越後と決めていた。今年は早くから積雪が多いため行き先に悩んだが、結局金城山北尾根の下山ルート偵察という名目で長崎尾根に決まった。厳冬期でも悪天につかまらなければ自分でも登れる手頃ながら偉大な裏山なのだ...

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2012年のブナの沢旅

今シーズンの雪山は天候の巡り合わせが悪いこともあって、2011年とくらべると全体として地味な山行となった。そんな中で最も印象深かったのは3月初旬の船形連峰の縦走だ。冬の船形は遠く3度目の挑戦だったが、ブナの霧氷に覆われたたおやかな山並みの稜線漫歩は「ブナの沢旅」らしい雪山となった。 ただ、5月連休...

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天狗岳

2012年12月27日 この記録をパソコンで打っている部屋の窓から、蓼科山が間近に見える。隣の部屋からは、さらに北横岳、縞枯山、茶臼山が見え、そして落葉松の葉が落ちた冬だけは~落葉松林の隙間から、西天狗、東天狗の真っ白な姿も見える。こんなところにいながら、あまりこの辺りを歩かず、東北や北関東ま...

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安達太良山~くろがね小屋

2012年12月24日 安達太良には沢登りで何度も足を運んでいたが、安達太良山に登ったのは一度だけ、それもほんの一瞬のことだった。4年半前に石莚川を遡行したときだったが、あまりの人の多さに驚きすぐに退散してしまった。烏川を遡行した時も山頂は目の前だったが登らなかった。そんな縁のあるようなないよ...

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北面白山~権現様峠~南面白山

2012年12月20-21日 2年前の初夏に二口の穴堂沢を遡行した。沢を詰めてから登山道を見つけるのに苦労したが、あたり一面に広がるブナの原生林の素晴らしさに魅せられた。以来、いつか霧氷で覆われたあの森を歩いてみたいと思い続けていた。そしてようやく今年中に実現しようと計画した。 コースが少し...

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会津駒ヶ岳

2012年12月9日 11月中になんとか体調をととのえ、いよいよ本格的な雪山シーズンの12月となった。雪山始めを考えていたところ、タイミングよく会津駒ヶ岳の話が舞い込み、合流させてもらうことにした。予報は芳しくなかったが、雪を踏んでブナ林を歩ければ本望という控えめな気持ちでのぞんだ。 ===...

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湊川高宕川~高宕山~宇藤原

2012年11月30日 リハビリをかねて2年ぶりに房総半島の沢に行った。低山でも山頂が踏める沢を探し、房総の名峰と言われる高宕山に突き上げる高宕川を遡行してみることにした。遡行の入り口となる「T秘境」とは、はたしてどのようなところなのか。 ====================== 当日...

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リハビリ開始で山歩きの原点へ

  津室沢で骨折してから3週間。当初から普段の生活にはとくに支障はなかったけれど、咳やくしゃみがでると悶絶したり寝返りが打てない辛さがあった。それもようやくおさまりはじめた。 この3週間は、ある意味幸いにも仕事に忙殺されて山のことを考える余裕もなくあっという間に過ぎた。当初は医者の言いつけ通り4週...

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落石による滑落事故顛末記@津室沢

11月4日午後1時半頃、津室沢の3段25m滝を高巻いて沢に下降中、背後から落石を受けて転倒、滑落し、第八肋骨を骨折して全治4週間の診断を受けた。具体的な状況については曖昧なところが多いが、事故情報はできるだけ共有することが望ましいと思い、顛末を記すことにした。 3段25m滝は下降の場合、滝下がすぐ...

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小田倉沢~津室沢下降

2012年11月3-4日 今シーズン最後の沢旅(沢泊)となった。各地の山で降雪の知らせが相次ぐ中、沢泊りには遅いような気もしたが、今年中にこれまで増水のため2度も敗退している小田倉沢へ行きたかった。そして足尾銅山の歴史の一端につながる津室沢の集落跡を見てみたいと思った。 沢歩きをしていると古...