内臓まで疲れた檜洞丸

それは2週間前のことでした。トレーニングを兼ねて山歩きをしようと、久しぶりに石棚山稜から檜洞丸へ向かいました。つつじ新道は5月に主稜縦走した時に歩きましたが、箒沢公園からのコースは何年ぶりだろうと思うほど久しぶりでした。

道標が新しくなっていて、懇切丁寧な表示に内心やりすぎじゃないかな(例えば、「ここで沢を渡る」とか)などと思いながらマイペースで登って行きました。このコースは前半に急登が続いて結構きついのですが、勝手知ったるコースなので承知のことです。

承知なのですが、ヤブ沢の頭までたどり着いた時には予想以上に負荷がかかったようでした。いつもよりたくさん休憩を取り、さあここからはブナ林がいい感じのゆるやかな山道へ。ところが、丹沢のいたるところに張り巡らされている自然保護柵がついに、石棚山稜にも張られていました。今の時期に歩いたことはないので単純な比較はできないのですが、やたらとアザミが繁殖していて、ところによっては登山道がアザミのヤブのようになっているのにはちょっと驚きでした。柵があるので、以前の雰囲気も損なわれてしまって、あれ〜こんなになっちゃったの、という感じ。

おまけに足がやたらと重くて、ツツジ新道合流点からさっさと下山してしまおうかと思ったのでした。でも、それじゃあトレーニングにならないし情けないので、半ば義務的に山頂へ。今思えば、それが災いしたような気がします。団体の若者などで賑わう山頂でやれやれと腰を下ろし、これで登らなくて済むなどと弱気の安堵。

コースタイム的にはそれほど遅くはなかったけれど、問題は帰宅してからでした。夕食をとった後、ちょっと胃もたれがしていたのですが、翌日になって胃が痛くなり、起きていられなくなってしまったのでした。それから2日間は食事も取れずに散々な状態。要するに疲れすぎたようでして、内臓の働きまで弱ってしまったわけでした。情けないですねー。

そんなわけでますます体力に自信がなくなりつつある今日この頃なのです。これまでは山へ行く以外は何も運動などはしていないのだけれど、そろそろ何かしないとまずいです!

ずっと続く秋の長雨のせいだけじゃないでしょうけれど、こんなそんなでしばらく気分が滅入っていました。でもある時に潮目が変わり、その後、悪天の合間の晴れの日(と言っても最後は雨に降られたけれど)にブナの森でゆるゆる沢歩きができて、腐った気持ちに薄日が差しました。などと、めちゃくちゃな文章になってきたので、今日はこのへんで。

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