あれから9年も経ちました@タカマタギ〜日白山

好天に誘われて、タカマタギから日白山、東谷山を日帰で駆け抜けてきました。

最初に会ってから、もう9年も経ったんですね。お姉さんの所にはあれから3度も行っているのになぜか君とは縁のないまま、数えたら9年も経っていました。

あのときは雪山なるものを始めたばかりなのに、言うことばかりは一丁前で会の若者をけしかけ、まだそれほど知られていなかったタカマタギに行ったのでした。登攀も何もないゆったりとした山行だったので、はなからのんびりムード。ふざけたり何やらで楽しかった思い出の山です。

駅から登れるので一人でも行きやすい山なのですが、雪の状態によっては日帰が難しいため何となく行きそびれていました。ようやく足を運んだという感じです。9年前は一本手前の尾根に取り付いてしまったので、正しい尾根に乗るまでは初見同様です。途中で時間切れしたくなかったので、少しでも時間を早めるためにタクシーにも乗りました。山行で一人でタクシーに乗ったのは初めてのことです。それだけ気合が入っていたんです。

でも現地についてみればトレースあるし、間違いやすそうな所にテープもあり、拍子抜けするほど。なんちゃって。ホントはホッとしたんですけどね。むしろ今回の核心は初夏を思わせるような暑さでした。誰もいないしタンクトップで歩こうかしら〜なんて思ったほど。急斜面では素手を雪に突っ込みながら登りました。

展望はというと、お馴染みの東谷山〜日白山コースよりも迫力があってワンランク上かな。疲れを忘れさせてくれるとはこのことだわいと、足も喜んで疲れ知らずです。標高が上がるにつれ灼熱地獄からも解放され気持ちのいい稜線漫歩となりました。

タカマタギ君お久しぶり〜。あれからいろんなことがあったけど、ずっと山に登ってるんだよ。ずいぶん助けてもらったんだよ。ずんぐりとした山頂で一人清々しい思いです。様子がわかったから、来年はもっと早い時期にテントかついで泊まりに来るね。それとね、もっと欲張って平標山まで行きたいんだ。今度もチャンスだと思ったけど、急に決めたので心の準備ができなかったんだ。。。(と、つぶやきがさらに続きましたが省略)

予想よりも順調なペースだったので日白山へ進みました。一ヶ月前に来たばかりで下山時間が読めたからです。山頂で初めて登山者に会いました。北と南から日白山で合流です。(詳しくは後日の記録で)

諸条件に助けられ、無理なく土樽から二居まで縦走できました。9年前には日帰できるなんて思ってもみなかったのでちょっとした達成感。ねっ、タカマタギくん!

takamatagi13 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(9年前のふざけた山と9年後のシリアスな山、どちらもほんとうの姿です)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする