谷川連峰を見渡すとっておきの山@日白山

前回シラガモンに行ってからソロモンへ。山じゃないんですけど、韵を踏んでいるので、ちょっと言ってみたかっただけです(笑)長い旅から帰ったばかりで、来週またでかけるので最初は休養するつもりだったのですが・・・

土曜日の天気はあまりにもよさそうでした。ずっと体を動かさずにいるのもストレスがたまるもので、無性に山にいきたくなりました。朝帰宅して頭がモウロウとするなかで一応簡単に山の支度。目覚ましをかけて起きることができたら行くことにしました。

いつもながら急ごしらえの山行ですが、パッと思いついたのがお気に入りの日白山でした。この山のチャームポイントは何と言っても展望の素晴らしさです。遮るものが何もない独立峰なので谷川連峰の山並みを中心に360度の展望が広がります。これまでルートはそれぞれですが3回登っています。けれどこれまでは展望がなかったり霞んでいたり。今度こそ!と出かけてきました。

この冬は白毛門で2度もトレーニング山行しているので東谷山から日白山はまさに鼻歌まじりの快適なシューハイキングとなりました。人気の山なので他にも山スキーのパーティが何組か入っていました。かなりの積雪でしたが、おかげでトレースをつけてもらい日白山まで行くことができました。スキーの機動力はすごいですね。

1月は悪天続きでしたが2月に入ってからは土曜日の好天が続き、春の訪れを感じました。なんだかんだと疲れていたはずなのに、歩き始めたらビックリするほど体が喜んでいるのがわかるんです。トレースもしっかりあったので気持ちよく快調に進み、気付いたら何組かのパーティーを抜いて二番手で東谷山へ。先頭の単独ボーダラーはラッセルマシーンのような猛者でスキー組が追いつけないとこぼしていたほどでした。

日白山に乗り上げると今まで見えなかった反対側の山並みが飛び込んできます。そして、そのとき誰もが歓声をあげるのです。前回も一人で登ったのですが、4月上旬だったので雪の様子が違います。やはり厳冬期の山の美しさは格別です。見飽きることのない山並みに随分長居をしました。以前から念頭にあったあの山へのあのコースもじっくり観察。ふむふむ、行けそうな感じ・・・

このところ少し慌ただしい日々が続いているのですが、合間の休日に山が青空を用意して手招きしてくれました。頑張ってるご褒美かなって、空を見上げてつぶやいたのでした。

nippaku4

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする