ブナの沢旅ブナの沢旅
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カテゴリー:雑記帳
2020.08.30
楢俣川のユルフワ沢で避暑沢歩き@奥利根

2020年8月27-28日

楢俣川本流へ行きたかったのですが、連日の猛暑で夏バテ気味。あの長い林道歩きで力尽きてしまいそうだと、楢俣川で一番アクセスの容易な洗ノ沢へ。5年前に遡行した時は朝方の雨で気づくとテン場が水没しそうなほどの大増水でとても怖い思いをしたという思い出の沢です。2日目は増水の沢遡行で小滝でも巻いて詰めたのでほとんど印象がないので、再訪してみるのも悪くないというのも選んだ理由の一つです。

洗ノ沢は他の楢俣川支流沢に比べても小ぶりで穏やかで、登攀的な沢好みの人には物足りないかもしれませんが、豊かな森を流れるナメ沢を歩くのが好きだし、歳を重ねても不安なくあるけるのでちょうどいい塩梅です。

沢が登山道に近づくところで切り上げる日帰り遡行だと、ハイライトのナメ帯と大滝をパスすることになるので、さらに「つまらない」かもしれません。全体の印象では、最初のゴーロってこんなに長かったかな~、ハイライトのナメはこんなにあったかなあ~という感じでした。ただ上部では5年前にはなかったビーバーダムが何箇所かできていて、近年の台風豪雨の爪痕を感じました。

笠ヶ岳は隣の至仏山と違っていつも静かでいいですね。湯ノ小屋への下山路は歩きやすくていい道なのだけれどとにかく長くて今回もかなり疲れ果ててしまいました。洗ノ沢はもう行くことはないでしょうが、一度は遡行する価値あると思います。

 

 



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2020.08.05
中高年のナルミズ沢は2泊3日で

ようやく梅雨が明け、気持ちはさあ沢旅にでよう!なのですが、例年にない長雨で沢はいずこも増水が予想されます。おだやかな沢が多い東北は天候がイマイチ。谷川、会津方面がよさそうなので自粛中に計画を作っていた楢俣川のまだ入っていない沢へ行きたかったのですが、とにかく増水に弱い弱小パーティなのでう〜ん。

ということで、わたしは何度も入渓していて安心感があり、なぜか仲間はまだ行ったことがないナルミズ沢に落ち着いたのでした。ナルミズ沢は唯一単独入渓して沢泊したこともある安心感のあるキレイな沢なので仲間にも一度は行く価値があるということを伝えていたところでした。ただ沢を詰めてからの下山路は、朝日岳から白毛門ルートは暑さと体力消耗が予想されるため宝川に下ることにしました。

いつものように東黒沢に入ると予想通りこれまでで一番水量が多く、過去のコースタイムはまったくあてになりませんでした。ウツボギ沢出合いの広河原でタイムアップの幕営。翌日の長時間行動は覚悟の上で、こちらは多少の増水でむしろ以前よりもキレイだったナルミズ沢を楽しく遡行して雰囲気のいい源頭部へ。これで終わればいいのですが、これから朝日岳経由でテン場に戻り、テントを撤収して宝川温泉へ下らねばなりません。

でも、結局は疲れ果ててしまい時間も押して宝川への下山はできませんでした。途中で早くもその予感がしたため相談の結果、無理しないで延泊が可能なのだから自然体で行こうということになりました。そのため疲れたけれど気が楽になり、予定通りではないけれど想定内の延泊ということでベースキャンプに2泊して翌朝下山したのでした。

ナルミズ沢はいわゆる癒し系の沢なのでしょうが、体力のある人にとっていえることだと再認識。なので、自分を含め年を重ねて体力が衰えてきた人は諦めず初めから2泊3日の予定で計画すれば無理なく楽しめる沢だと思いました。それにしても2回も単独入渓して2日目の夕方には白毛門登山口に下山したなんて信じられないと、遡行中何度呟いたことか。。

 

 

 



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2020.06.27
会越 八十里越のロマンと現実

県外移動自粛が解除になり最初に行きたいと思ったのが会越方面でした。最初は沢旅をと思ったのですが、日程の都合や天候不安などから山旅に切り替え八十里越を歩いてきました。前回は秋の紅葉時期だったので、緑の季節をもう一度歩いてみようと思ったのでした。最初に歩いた緑の季節が2008年6月1日なので12年ぶりです。あの時は1日で駆け抜ける体力がまだあったのだと今回あらためてビックリしました。

ブナ林の美しい古道という響きだけでうっとりとしてしまうのですが、現実はそれほど甘くありませんでした。アメとムチの八十里越なんていったら大げさかもしれないけれど、崩壊が進んでいるのでしょうね。すんなりいかないところもたくさんあって、けっしてノスタルジアに浸るだけの山旅とはなりませんでした。
これまではそんな風に強く感じたことがなかったのになあ~。。

3回目だという気の緩みからか、何度かうろうろしたことが納得いかず自分に腹が立ち、(帰りの電車で)だからまた行かないと気が済まないといいだして仲間に笑われてしまいました。とはいえ、歴史を知れば知るほどなかなか味わいのある山旅となりました。そして、行くならば山の色彩に変化がありルートもわかりやすい秋がお勧めですね。

ちなみに、今年は八十里越に直接間接にゆかりのある映画が2本上映予定だったのですが、今回のコロナ禍のためにどちらも上映延期(未定)になっているようです。一本は原作が司馬遼太郎「峠」で、河井継之助を主人公とした「峠 最後のサムライ」、もう一本は最後の瞽女と言われた三条出身(八十里の越後側起点)小林ハルさんの人生を描いた「瞽女」です。とくに役所広司の演じる河井継之助の映画のタイトル「峠。。。」は八十里越が重要な舞台なので、どのように描かれるのか上映が待たれるところです。(こういう場合はたいがいガッカリするのが常なのですが。。。)

 

 

(最後の写真はいつ完成するとも知れない国道新289号線の橋梁建設現場の遠望です)

 



1件のコメント

  1. akoです。

    そういえば最近は雑記帳でささっとお茶濁しの感想ですましているなあ〜と気付き、いかんいかんと自己レス。
    少しずつ山行制限も緩和され、解消されていくなかで、なまった体を動かしたいとけっこうハイペースでおでかけしたのも一因です。
    これからの1週間ほどは天気も悪いので予定なし。短くても記録をまとめてキャッチアップします!!

    と、ここに宣言。

    コメント by akiko — 2020年6月24日 @ 9:31 PM

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2020.06.19
名を知らぬ沢から古礼山〜雁坂峠へ

未知の沢のささやかなワクワク感を求めて、雁坂トンネル脇の小さな沢から古礼山に登ってみました。これまで遡行したことのある証明された綺麗な沢歩きもいいけれど、たまにはちょっとした冒険もしたくなります。(といっても、ほんとにちっぽけな冒険ですが。。)

出だしは冴えないのですが、次第に沢幅も広がってナメが多くなり、登るにつれて面白さが増してきました。悪いところは全くなかったですが、ナメが少し滑っているところがあるのと、やはり荒れ気味だったことが残念かな。源頭部は藪がまったくないすっきりとした笹原でとてもいい雰囲気でした。のんびり歩ける古礼山へのバリルートといったほうがいいかもしれません。意外なことに、南西尾根に合流するとテープがでてきました。あとで調べると南西尾根は歩いている人がいることがわかりました。

ナメの美しい古礼沢はかなり気に入っていて2回遡行していますが、まだ古礼山にタッチしたことがなかったので、ちょっと山頂にこだわったのでした。当初は水晶山鞍部から沓切沢に下るつもりでしたが、沢が荒れ気味だったのと、尾根歩きが気持ちが良かったので予定を変更。すこし遠回りになりますが、雁坂峠を回って下山しました。

今年はこれまで計画倒れにおわっていた奥秩父の沢旅をいくつか計画しているのですが、今年こそ実現したいと願いながら帰路につきました。

 

 



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2020.06.14
沢で焚き火@足尾 仁田元沢

まだあまり遠出はできないけれど、梅雨入り前に沢に泊まって焚き火がしたい、石塔尾根とやらを歩いてみたい。ということで、松木川仁田元沢へ行ってきました。一般には長めの日帰り沢ですが、体力的に余裕をもたせた、のんびり焚き火の沢泊まりです。時間の余裕があるので、わざわざ行くことはなさそうな庚申山まで足をのばしてから石塔尾根の稜線漫歩を楽しもうというもくろみでした。

仁田元沢は数年前に笹ミキ沢を遡行して尾根を越え下降したことがあります。何もない沢だけれど渓相はいいという評判通りの沢で、下降するにつれいい感じになっていったので、のんびり歩くにはちょうどいいと思ったわけでした。

木漏れ日で煌めく沢歩き。大岩ゴーロなのだけれど白い花崗岩なので悪くありません。ちょっと丹沢の玄倉川を思わせる雰囲気でした。前回下降した時に印象に残っていた中洲台地は格好の幕営地。無心になって焚き木を集めて火を熾します。このゆったりとした時間がとても好きなのです。今年は残雪期の焚き火ができなかったので、ほんとに久しぶりでした。これからもっと楽しめたらいいなあと心から思いました。

翌日は早々に源流遡行の雰囲気でスッキリと稜線に乗り上げました。ザックをデポして庚申山へ向かいます。登山道はありませんが、テープがあったり踏み跡があったりとけっこう歩かれている様子。間近に見える皇海山は凛々しく美しい山容です。石塔尾根は登山道がないとはいえかなり歩かれている人気の尾根。松木川側の荒涼とした岩稜の山筋と仁田元沢川のゆったりとした緑豊かな源頭部が対照的で興味深い稜線漫歩でした。松木川の川原からも見える「孤高のブナ」にも初めて対面。なぜ一本だけブナが生えているのか、以前はもっとあったのか知りたいところです。

心配していた重いザックを背負っての体力は、軽量化も心がけて大丈夫だったのでひとまず安心しました。ただ、大いなる反省点があります。沢旅の場合いつでも必要なときに水が得られるので水を運ぶという習慣があまりありません。そのため縦走中に必要な水分量を軽く見てしまい、水分不足でとても辛い思いをしました。最後は熱中症になりかけてしまったのでした。当日は麓の町でも30度を超える今年一番の暑さだったとのこと。これから気をつけなければならない苦い教えとなりました。

 

 



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2020.05.07
岳人掲載の「滑床渓谷」顛末記

非常事態宣言は5月末まで延長になり、山がまた遠のいてしまいました。近所の散歩は時々しているものの体がだんだん重くなり、実際体重が増え始めています。早く山を再開したいという思いは誰もが抱いていることでしょうが、ここは堪えどころですね。

さてと、新緑のきれいな5月に入ったので、今回からはこれまでの沢旅を振り返ってみましょう。まずは10年前のちょうど連休明けに飛んだ四国四万十川源流の滑床渓谷の写真集です。滑床渓谷の記録は当時の岳人編集部の方の目に止まり、翌年の五月号の「五月のいい山」として紹介された私にとっては思い出の記録となりました。それだけではなく、掲載については編集部とのやり取りでいろいろと問題もあった曰くつきのものともなったのでした。

 

まずは掲載雑誌が送られてきた表紙のキャプションを見てびっくり。記事内容の紹介で「滑床渓谷」が「常滑渓谷」になっていたのでした。なんとなくうっかり反対に発音しそうではあるけれど、「常滑渓谷」は別に存在する沢です。きっと間違いに気づいた担当者から連絡がくるだろうとこちらからは連絡しませんでした。

やはり後日連絡を受けまして、地元の山岳会から表紙の記載の間違いを指摘されて始めて気づいたこと、さらに、無名の枝沢名に名前が付いているが根拠はあるのか、国立公園内でテント設営は禁止ではないかなどの指摘があったということで、問い合わせを受けました。(と、言われてもね。。。)

自分の記録は備忘録的なもので、厳密に検証して書いているのではありません。既発表の記録にそって書いたものであり、テント泊も前例があったのでとしか答えようがありませんでした。こういう検証は編集部で確認を取るべきだったと認めていましたが、ネットで備忘録的に書いているものを提供する場合はこういう問題が起こり得るのだと知らされたのでした。

テントの件については後日編集部の調査で、国立公園内での利用基準区画の幕営、焚き火禁止区域ではないことが判明して一件落着。けれど、幕営地の選定については厳密には禁止区域である場合があるので、その後気をつけるようにしています。(そういえば例は違いますが、以前楢俣川洗ノ沢を遡行して至仏山直下の登山道に詰めた時、たまたま登山道修繕中の監督人の方にロープが張ってある登山道外を歩いて来たとひどく怒られてお説教されたことがありました)

私の短い経験でも、ちょっとしたエピソードはあるくらいですから、きっと何十年も長く山や沢をやっている岳人の方々はもっと沢山喜怒哀楽の興味深い経験があるのだろうなと思います。こんな時だから、そうしたエピソードを掘り起こしてみるのも面白いのではないかな。

と、ずいぶん脱線しましたが、滑床渓谷は難しいところもなくゆったりと沢歩きが楽しめるいいところでした。

写真集



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2020.04.26
山行自粛中の近況について

4月8日に神奈川県を含む7都府県に緊急事態宣言が出されて以来、山行は控えています。その後緊急事態宣言は全国に拡大され、山岳4団体が登山の自粛要請を出したり地方自治体によっては登山道を閉鎖したりなど、各方面で真摯な取り組みがなされているのはすでに周知の通りです。

例年4~5月は残雪と新緑が眩い山登りのベストシーズンでもあり5月の連休はみなさん普段は取れない時間をつかって長期の縦走を楽しんできました。今年はそれがかなわないのは残念ですが、やはりここはみんな同じ気持ちで辛抱して、一日も早い収束を期待することが大切だと心から思っています。

そこでしばらく前から過去の山行の中でもとくに思い出に残った山旅の写真集を雑記帳に公開し始めました。山行のメインページはしばらく更新しませんが、雑記帳に少しずつ公開していきます。これまでの山を振り返り、いろいろな思い出に浸るというのも、楽しいものです。そうするとまた行きたいという気持ちが強まって、あれこれ古い山の本を引っ張り出して机上登山へと繋がっていきます。普段できないことができるいい機会だと前向きにとらえて日々を静かに過ごしています。



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2020.04.08
房総半島 小糸川三間川の現状

近々発動される緊急事態宣言後はしばらく山も控えなければならなくなるでしょう。そこで「最後の授業」ではないけれど、公共交通機関を使わず車で移動の房総の沢歩きをしてきました。誰にも会わず「三密」とは無縁の世界です。

また、ひとつには10年前に遡行して個人的には千葉の沢ではベストスリーに入ると思う三間川の現状を知りたいという思いもありました。近年の相次ぐ台風で千葉は各地で甚大な被害が出ていたからです。入渓直後から倒木が頻繁にあらわれてどうなることかと思いましたが、しばらく進むとスッキリして元の姿にもどり、その後は気になるほどのことはなく、いい雰囲気が保たれていると感じられました。

あえていえば、ところどころ沢床のナメが土砂で埋まっていたりはしました。また千葉の沢の特徴として、海底が隆起したような幾層にも重なる両岸の岩壁が多いのですが、上部は薄く根をはって生えている木々が多く、今後も昨今のような風水害が続くと崩落してさらに荒れてしまう可能性は高いと感じました。開墾場の滝の下に大きな岩が鎮座していたのですが、10年前にはなかったものでした(下に比較写真)。ということで、大まかな印象としては10年前と比べると倒木、土砂などの被害は2割強というところでしょうか。もっとひどいかと内心恐れていたので、ちょっと安心しました。

いつもは晩秋に遡行していた房総半島ですが、今回は早春の新緑がマイナス面をカバーしてくれたかもしれません。心配していたヒルもおらず、のんびりとした沢歩きができました。そして帰宅後に緊急事態宣言。しばらくは様子を見極めながら、今後のことを判断していきたいと思います。

 

 

 

(左が2020年、右が2010年)

 

 



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2020.03.28
手強かったジャンクションピーク@未丈ヶ岳

雪山シーズンに村杉半島や南会津の山々から見える未丈ヶ岳は、いつも真っ白で優雅に両翼を広げて美しい姿を見せています。最初に登ったのはもう10年前になりますが、あの時はジャンクションピークを巻いて時間切れとなり山頂に至りませんでした。翌年ベテラン揃いの仲間と奥只見丸山スキー場から再チャレンジしたのですが、山頂到達したもののほとんどホワイトアウト状態でした。

そんな因縁がある未丈ヶ岳なので、いつか展望のある山頂に立ちたいと思い続けてはや10年。。。年齢的に、もうこれまでのような形態の山は長く続けられないという気持ちを持ち続けているため、気になる山には今のうちに行っておきたいと今回計画したのでした。

ルートは違えど二度足を運んでいるので様子はわかっています。ジャンクションピークの下りさえクリアできれば問題ないと。ただ、小雪の今シーズンはまだ記録が見当たらないことが多少気がかりでした。雪の状態によっては過去の経験も参考にならないからです。日帰りは到底無理なのでテント泊とし、初日は日向倉山下の未丈ヶ岳だけを見つめるようないかした所に幕営。翌日も順調にジャンクション1376m峰にたち、いよいよ核心の下りとなりました。

半分くらい下った所で前方が切れ、ギャップの先に恐ろしくも美しい雪庇のウェーブ帯が現れました。う〜ん、ここをどうやって越えられるか。。私は早くも腰が引けてしまい仲間のトライを見守りますが、雪面が次第にクラストしてその急斜面を渡る自信がなく、無理は禁物だと早々に撤退を決めてしまいました。後でロープを持参しなかったことが悔やまれましたが、まあこれが自分たちの実力だと素直に認め、素晴らしい展望に慰められながら晴れ晴れとした気持ちで引き返したのでした。(とはいえ、あとで自分の不甲斐なさに情けなくなりましたが。。)

というわけで、またもや展望の山頂を踏むことならずの因縁の山となりましたが、そういう山は思い出に残る山になるのだと思います。

 

 



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2020.02.23
南会津 ブナ街道北端へ

どこの山も雪が少ないという便りばかりです。毎年訪れている南会津の山毛欅沢山周辺のブナ街道が気になります。もともと積雪期限定のヤブ尾根なので、今年は3月4月では遅いだろうと、2泊3日のブナの山旅を楽しんできました。

降雪直後のため新雪柔雪のラッセルもあるかと時間の余裕をもたせ、現地判断でうまくいけば城郭朝日山を目指す。無理ならば少なくともブナの美しい1446m峰までは行こうという控えめなプランでした。城郭朝日山へはこれまで2度登っていますが、山頂の展望のよさは格別として、途中のブナ林がとりわけ美しいというのがこの山にこだわる理由なのです。

さて、ほとんど毎年通っている山域ですが、厳冬期だというのに今まで残雪期にも見たことのないヤブが出ていました。さすがに主尾根に乗ると気になるほどではありませんでしたが、ヤブのないブナの大木が林立する真っさらな雪尾根を見慣れている眼には残念に思うことしばしばでした。

とはいえ、大好きないいところです。山欅沢山から城郭朝日山手前のブナ街道の北端まで、のんびりとブナ三昧の山旅ができて幸せでした。

 



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