ブナの沢旅ブナの沢旅
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カテゴリー:雑記帳
2015.01.04
新年の山歩き

明けましておめでとうございます。

今年も安全に楽しく山をいろんな形で楽しめたらいいですね。

元旦は小雪舞う初詣となりました。そして夕方に雪がやんだら丹沢方面の視界がでて山が白くなっていました。それほど積もっているわけではないけれど、翌日ならば新雪の尾根歩きを楽しめそうでした。

でも予定外だったので気合いが今イチ。つい夜更かししてしまい翌日目覚ましがなっても起きるのが億劫で、また寝てしまうという体たらく。少ししてまた目が覚めてど〜しよ〜。布団からでたくない、でもここで日和ったら後悔しそう、などとグダグダしたあげく、急いで支度をして家を出ました。

だからいつもより遅い出発でしたが、ふもとも雪景色でいい感じ。曇りがちだった空もしだいに晴れて富士山がくっきり。これぞ新年の山歩き、という晴れ晴れとした気分です。出発が遅かったので明るいうちに下山できる時間から逆算して不動ノ峰まで。標識からすこし先に進んだ所にお気に入りのパノラマスポットがあり、そこで腰をおろしてティータイム。

ずっと富士山がきれいに見える新雪の尾根歩き。ほんとに気持ちがよくて楽しかったです。遅い出発だったけれど、たくさん歩いた気持ちにもなれました。あさ温々の布団の中で日和らずによかった〜。幸先のよい山歩きができました。

一緒に山に行ってくれる山トモのみなさま、「ブナの沢旅」を見てくれているみなさま、今年もどうぞ、よろしくお願い致します。そして、すてきな出会いがありますように。あっ、やま、山のことです〜

(新年山行らしく?トップページの写真はぜ〜んぶ富士山を入れてみました)



2 Comments

  1. akoさん
    遅ればせながら、おめでとうございます

    Comment by kazika — 2015年1月7日 @ 9:21 PM
  2. kazikaさん
    松の内をちょっと過ぎてしまいましたが Happy New Year!
    今年も安全に山を楽しみたいですね。
    課題の一つは玄倉林道の長〜いトンネルを一人で歩き通すことです(笑)
    恥ずかしながら恐くて歩けないのです。

    Comment by akiko — 2015年1月8日 @ 12:09 AM

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2014.12.29
ラッセル隊に加わった白毛門

2ヶ月ほど前に秋山を楽しんだ白毛門。今回は雪山を楽しみにやってきました。何しろ28日の日曜日は日本海側を含め本州中部がすっぽり高気圧におおわれるという今の時期では珍しい晴れの特異日。ずっと悪天続きだったあの山もこの山も晴れマークです。ほんとは南会津に行きたかったのだけれど、いっくら晴れでも豪雪のノートレースでは歯が立ちません。

そこで100%人出が期待できる谷川方面へ。今年は谷川岳で始まったので谷川岳で締めるのもいいかな、なんて思ったけど、あまり人が多いところよりはと、地味な白毛門に落ち着いたわけです。そういえば秋もセカンドチョイスだったような気がするけど、世の中にはそういうポジションも大切な存在です。名傍役っていいますもんね。

バスで土合橋に下りたらしっかりトレースがありました。よかったぁ〜。なかったらロープーウェイだななんて思ってましたから、ありがたいことです。対岸の一ノ倉の岩壁を眺めながらルンルン気分で登って行きました。真っ青な空と雪のコントラストが眩しく輝きます。

無雪期より歩きやすいし楽勝だな〜なんてしばらく暢気に登って行くと先行パーティに追いつきました。単独も含めて3パーティほどが列をなし先頭がラッセルしています。これまでのトレースにお礼をいってラッセル隊に加わらせてもらいました。ここでスノーシューに履き替えました。

それで私の順番になったところ、シューだと脛ほどもぐる程度でそれほど大変ではありません。けっこうスイスイ行けちゃいます。ところが後続の方々はワカンなのでトレースがあってももぐるらしいのです。私は決してパワーがあるわけでないしそんなにラッセルできるわけでもないけれど、それほど新雪は深くなかったのでシューの威力が発揮されたという感じでした。

とはいえ時間はかかります。松ノ木沢の頭手前の広いポコが暗黙の到達点で、誰もその先に進もうとしません。だから私もここまでで、腰をおろして展望を楽しみながらのティータイム。つぎは山頂まで行くからね〜。そしてその先までも、ね。

短い距離だったけれど、真っ白な手つかずのブナの疎林をラッセルできたことが、とっても楽しかった〜。そして朝早くからトレースをつけてくれた方々に感謝でした。

白毛門12 白毛門8



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2014.12.16
雪山始め

今シーズン最強の寒波到来とともに、ブナの沢旅もいよいよ雪山シーズンに入りました。今年は初めて北八ヶ岳でシーズンイン。ベストチョイスではなかったのですが、多少の悪天候でも安心して入山できる山域としては貴重です。

当初はテント泊の予定だったのですが、悪天におそれをなして日帰り二本に変更しました。朝立ちだったので、1日目はロープウェイを使ってサクッと北横岳に登り、状況によってその後のコースを決めることにしました。

久しぶりの雪山装備です。重い雪山用の靴にスノーシューを履いて歩くと、標高差はそれほどないのに足がとても重く感じられました。気温もマイナス10度前後で山頂は風も強く、いきなり厳冬期の耐寒トレーニング。途中でシューが脱げたり目出帽が凍り付いてしまったりと、慣れない為にもたもたの連続でした。

北横岳から先はトレースがなく視界も悪かったので少し進んで撤退しました。少しはトレースのない深雪ラッセルができたので良しとしました。

翌日の蓼科山もびっくりするほど雪が多く、地元に住むパートナーによると、12月しかも半ばでこんなに雪が多いのは初めてのこと。けれど人気の山だけあってトレースはしっかりありました。天気は相変わらずあまり良くありませんでしたが、今回は雪に慣れることが目的です。深雪のシラビソ林は美しさを通り越して氷の世界に迷い込んだ様など迫力でした。

おかげで予想以上の満足感を得ることができたし、北八ヶ岳も捨てたもんじゃないな〜なんて思いました。そして、最後にちょこっとだけ青空が顔を出してくれたのがとても印象に残ったのでした。



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2014.12.09
誰も知らない 奥多摩

タイトルを見てピ〜ン。そう、「誰も知らない 丹沢」をパクってみました〜

以前に私も[お気に入り]に入れて見てましたし、いくつか歩いたりもしました。後に本にまとめられて出版されたほど人気のサイトでした。だから今では「誰もが知ってる 丹沢」で、多くの人が「バリエーション」を楽しんでいるようです。

あっ、本題は奥多摩です。奥多摩もバリエーション愛好者密度がけっこう高いようで、地図に出ていない多くのコースが歩かれているようです。〜ようです。。って、私は門外漢なので詳しいことは知らないけど、なんか面白そうな匂いを感じます。

12月7日の日曜日、わたし的には「誰も知らない 奥多摩」と言いたくなる様なすてきなコースを案内してもらいながら歩いてきました。う〜んと、オロセ尾根中段道からウトウ沢右岸尾根を登ってタワ尾根の頭にでて、中尾根をくだってあららぎ沢を横断下降して孫惣谷林道から出発点に戻るという周遊コースです。

このコースを見てすぐに地図でルートが描ける人はかなりの奥多摩通(マニア)だと思うけど、これって私の独りよがりでしょうか。所々に広がる緩やかな斜面のブナやミズナラの落葉した疎林がとっても雰囲気がよく、目を細めると四季折々の情景がまぶたに浮かんでくるようでした。

まだまだ知らない魅力的なルートがたくさんありそうな予感を与えてくれた陽だまりハイキングでした。でもお日様の下でも気温はずっとマイナスで寒かった〜。



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2014.11.24
田舎スラブとスパイク長靴

先週天候不順で諦めた会越の御前ヶ遊窟。また今年もダメだったと思っていたのですが、連休初日がまれに見るポカポカ陽気の好天予報のため再度トライすることにしました。ちょうど去年の同じ連休に登山口まで行って撤退して以来、まさに三度目の正直でした。

私の自慢は、あえて言えばフットワークの軽さかな。昼過ぎに急遽「商談」を成立させ、夕方には郡山のホームセンターへ。今回はアプローチシューズよりも長靴が便利そうなので、ずっと前から「あこがれ」ていたスパイク長靴を買うことにしたのです。残雪期に越後や会津の山に行くと地元の人はよく長靴を履いていて、あの何気なさを羨ましく思っていました。ようやくその長靴をゲット。最近は山の店でも売ってるけれど、地元ホームセンターの安い普段履きが欲しかったんです。(おセンチな都会人だと自覚)

御前ヶ遊窟は800mそこそこの低山ながら、標高差400mほどのスラブを一気に駆け上ります。それがなんと地元では一般ハイキングコースとして案内されているのです。トラロープや一部クサリも掛けられていますが、上級者コースとはいえかなりチャレンジングなコースです。そんなコースを登山ルートとは別にルートをとって登ると、手軽にスラブ登りが楽しめるのです。それほどすっきりとしたコースではないところが、いかにも裏山の田舎スラブという感じで、よいのです。

御前ヶ遊窟に向かって車を走らせていくと山が雪に覆われていて、一時はまたダメかなと諦めムードがただよったのですが、メインのスラブ登りではセーフ。けれど最後の詰めや痩せ尾根の登山道はかなりの雪に覆われていました。おかげで沢とスラブと雪というてんこ盛りの超充実ハイグレードハイキングとなりました。一般コースとしては相当のレベルだと思います。全体の体感的には谷川連峰のゼニイレ沢と同じくらいかな。

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2014.11.17
初めての阿武隈山地

はじめての阿武隈山地でハイキングを楽しんできました。とはいえ本命は会越の山だったのですが、スラブの山なので天気がよくないと楽しめません。太平洋岸は晴れなので、ちょうどいい機会となりました。

そんなんで選んだのが瀬戸峨廊でした。そしたらおまけが付いて、妙義の山みたいな二ツ箭山にも登れちゃいました。一日で小粒ながら個性豊かな二つのコースをさくっと歩いてきました。

あれっ、先週沢納めっていわなかった? なんて言われそうなトップページの写真です。たしかに沢を歩いているし滝ばっかりですが、れっきとした一般ハイキングコースなのです。だから巻けない滝にはなが〜い梯子がかかっているし、ツルツルのスラブやヘツリには立派な鎖が掛けられています。(ただし、現在はコースのほとんどが登山禁止の扱いになっているようです)

県境の奥羽山脈と阿武隈では同じフクシマ県でも北海道とハワイほどの気候の違いがあるらしいんです。大げさないいように聞こえるかもしれませんが、この日は安達太良で積雪30センチだったのですが、瀬戸峨廊はようやく紅葉が始まったばかりでびっくりです。

今回は紅葉のハイキングでやってきたのですが、沢シーズンに沢装備で入渓すれば滝はほとんどが登れそうな感じでした。けっこうシャワーになりそうですが・・・東京近辺にあれば超人気のコースになりそうな気配。こんな所を一般ハイキングコースにしちゃういわき市ってすごいですね〜

今度の週末くらいが紅葉の最盛期かもしれません。たまには阿武隈山地の沢で沢収めなんていかがでしょうか。

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2 Comments

  1. 瀬戸峨廊ですか。akoさんにしては意外なところですね。
    私は出身地(茨城県水戸市)から遠くないこともあり、2回ほど行ったことがあります。
    すごく良いところですよね。一般ハイキングコースとしては、良くこんなところにルートを作った(作ちゃった)もんだなと思った記憶があります。

    ちなみに新緑の頃もとても美しいですよ。

    Comment by yoshi — 2014年11月19日 @ 12:27 PM
  2. yoshiさん

    瀬戸峨廊は私にとって意外な所じゃないですよ。好感触でした〜
    yoshiさんが葛葉川に行った方がもっと意外かも(笑)
    ほんと、よくこんな所にハイキングコース作っちゃったもんだと、私も思いました。
    いわき市はどうしても観光の目玉が欲しかったのでしょう。なんか気合いを感じました(笑)
    そう、新緑の頃、今度は沢登りにきて、すごい名前の滝を登るのも楽しそうだと思ってかえって来た所です。

    もうじき雪山シーズンですね〜

    Comment by akiko — 2014年11月19日 @ 10:54 PM

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2014.11.09
南会津で沢納め

晩秋の沢納め。南会津、低山、ブナの森、ナメ沢と、キーワードを入力して出てきたのが布沢川大滝沢でした。ほんとはまだ行ったことのない沢がよかったのだけれど、時間がなくて調べきれず、どちらかというと苦し紛れに出てきた感じです。最初に行ったのは2008年の5月末だから、もう6年半も前になります。う〜ん、ブナの沢旅の歴史を感じてしまいます。

あのときは日程をずらした為に夕方からの用事とバッティング。あきらめきれずに速攻で早朝沢ハイキングとし、途中で引き返して急いで東京にもどったのでした。だから今回は最後まで詰めて山頂を踏みました。途中ちょっと迷ったおかげでステキなブナの森の逍遥もできました。なんちゃって。

日帰の沢なのでもう一本同じ山域で計画していたのですが、諸般の事情で(詳細は山行記録で)ハイキングに変更し、これまた久しぶりに浅草岳に登ってきました。

紅葉のタイミングには遅かったのですが、晩秋のしっとりとした雰囲気もなかなか捨てがたいものでした。どちらも人気度の高いところですが、紅葉シーズンを外したおかげで途中で他に出合う人もない静かなブナの沢と山歩きができました。

沢納めの翌日に登った浅草岳はブナ林を越えると雪原が広がり、図らずもプレ雪山始めとなりました。幸い午前中は青空が広がり、山頂からはこれまで登った山々を同定しながら思い出話がつきません。去年4月の狢ヶ森をめぐる山旅では浅草岳が近くて大きな存在でした。その浅草岳に登ることができて、ほんとによかった〜

最近は会越・南会津方面に出向く機会をつくれないでいたのですが、今回あらためてその良さを感じることができました。南会津はワンダーランド、とはよく言ったもので、今回は道中ワンダーランドから引き出されたプランがいろいろと頭を駆け巡った山旅でもありました。来年はもっと機会がありますように!



4 Comments

  1. chicken game ?
    ナメコは浅草じゃないのね。
    あの登山口の奥には・・・♪゜・*:.。. .。.:*・♪

    Comment by mt-sam — 2014年11月15日 @ 8:10 PM
  2. まあ、samさん〜
    噂をすれば・・・♪゜・*:.。. .。.:*・♪

    ナメコフィーバーですごいようね。なるほど、浅草岳山麓か〜
    そういえば、ずっと前に守門大岳+ナメコ接待山行してくれたよね。
    また、行きたい!

    Comment by akiko — 2014年11月16日 @ 6:27 PM
  3. 実は積雪期こんなんやろうかと↓
    http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-93246.html

    2泊3日で只見線帰還!
    興味ある?

    Comment by mt-sam — 2014年11月16日 @ 7:26 PM
  4. 越後会津はとっても興味があるし、自分でもプランあるよ。
    samさんの、こんなの。。。は、ラインがアバウトでよくわからないけど
    浅草岳の北面はいろいろルートがつくれて面白そうね。

    Comment by akiko — 2014年11月17日 @ 6:05 PM

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2014.11.05
君に会いに〜ミステリーハイク

先週滞在していたとあるリゾート地はずっと雨でした。そして帰って来たら今度はこちらが雨だって。私っていつから雨女になったんだろう〜。連休の東北は荒れ模様。山は雪だそうです。すると突然関東だけが晴れ予報にかわったのでした。

急遽あれこれ行けそうな山を考えます。こういう時って頭の回転はコンピュータよりも早いのではないかと思うくらいに、あれこれプランが浮かびます。そして急に、あの道をたどって君に会いに行くっていうのはどうだろう、と。山トモに打診すると、ちょうどキノコ偵察で近くまで行ったときに気になった道だというではないですか。ということで、瞬時に話がまとまりました。

今は廃校となった小学校が、今回のミステリーハイキングの出発点です。校庭の脇には古いけれど頑丈そうなトロッコが。古い木造校舎もトロッコも、みな役目を終えてたたずんでいます。私たちもそんな黄昏時期にさしかかっているんだわ〜なんて哀愁を感じながらタイムトリップです。

紅葉でにぎわう山域ながら、君へとつづく忘れられた経路は静かにひっそりと淡い紅葉につつまれていました。古の経路はいまだ色鮮やかな落ち葉で覆われ、茜色がとても美しいと思いました。時々苔むした石垣があらわれ、炭焼き跡もありました。

水平道は何度も小尾根を回り込みます。そして回り込むたびにあらわれる新しい景色にときに感嘆の声をあげ、しだいに別世界に引き込まれて行くのでした。時々樹林越しに以前歩いたことのある尾根も見えます。今回はあえて遠回りの未知のコースを選びました。ほんとうはもっと簡単に君に会える手だてもあるのですが、なぜかこの未知の経路を歩いて君に会うというテーマが頭から離れなくなってしまったのです。

大きな倒木に椎茸を見つけたトモ。キノコとなると性格が変わってしまうのです。ふたたび歩き始めてしばらくすると明瞭だったトレースが怪しげになり、ついに急斜面となってしまいました。ようやくおかしいと気付きますが、探してもらちがあかないので尾根に上がることにした所、随分高い所に道を発見。よかった〜と、先へ進みました。展望がいい訳でもなく、なにもないのですが、歩くだけで気持ちが落ち着くような経路です。

そして突然の行き止まり。行く手が崩壊していました。上も下も巻くこともままなりません。いつも携帯するロープを置いて来たことが悔やまれます。途中道迷いもあって予想以上に時間もかかっています。地図をみるともう少しのような気もしましたが、ここで引き返すことに決めました。そして、このこだわりの道からは君に会えないことがわかりました。きっともう長らくだれも歩いていないのでしょう。来年の新緑のときに、下から沢をたどってきっとまた来ようねと、自分とトモと君に約束。

途中どこで道をはずしたのかを確かめるため、来た道をもどることにしました。トモ曰く「こういうときakoさんくやしがるからね〜、近いんだから行って確かめておいて〜なんていわれかねないよ」

そうなのです、前例があるから。何年か前に八ヶ岳の河原木場沢を遡行して大滝を巻き終わった着地点が特定できずに納得いかず、地元に住んでいる同行者に確かめに行くよう無理をいったのでした。トモはこの話を覚えていたようです。

そして外した場所がわかりました。冗談で、きっとキノコのせいよ、あの倒木の所よ、と言っていた通りでした。大きな倒木でジグザグの折り返し点がふさがれていたため、注意が折り返しではなく前方に向いてしまったのでした。予想通りだった私は鬼の首を取ったように大得意顔です。あっ、また道迷いを人のせいにしている。わかってるけど、ついいいたくなるのだー。

これで胸がすっきりしたので、君に会ってから食べるはずだったかき揚げうどんを作りました。これは雪辱戦でもあるのです。去年の暮れに気持ちのいい雪尾根ハイキングをした時、張り切って温かいラーメン作るからお昼ご飯はまかせといてーといっておきながら、自動点火が壊れたことを忘れてライターを持ってこなかったため、お預けとなってしまったからです。

あとは来た道をもどり、最後だけちょっとコースを変えて直接小学校の裏手から校庭におりました。ただいま〜とトロッコから降り立った気分です。もったいぶらず平たく言えば、軽いハイキングであっという間に敗退です。でも、今回はどこでもいいから歩きたかったので、行き先は問題ではないのです(ほんとかなー)。君には会えなかったけど、だからこそ来春のプランが一つ出来上がり、トモとも約束しました。山にいくと次の山が見えてくる。これが大切なのですよ。

なんだか不思議なハイキングとなりました。存在するけれど抽象的に君を思い描き、どこに行ったのか今となっては忘却の彼方です。そんな馬鹿な〜。でもたまにはそんな山歩きもいいものですよね。(だから今回は雑記帳のみ。来春に出直した時はきちんと記録を掲載します)

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4 Comments

  1. この雑記帳より、わたしの記録の方がキーワードも画像も分かり易く
    君への径路を特定できると思うのだけど・・なぜか?訪問者少ないのよね~(笑)

    Comment by kuken — 2014年11月5日 @ 7:31 PM
  2. う〜ん、あの書きぶりではね〜って、人のことは言えませんけどね。どこへ行ったかわからないのは
    山行記録として成り立たないかもしれない。。。
    時々場所は某所とかで明かさない記録みると、ならば載せなきゃいいのにと思ったりするけど、
    その言葉、そっくり自分に跳ね返ってくるね。
    今回は書くことないのでちょっと遊んじゃいました。だから雑記帳で終わり。
    来年の春にまた行きましょうね。指切りゲンマイ〜

    Comment by akiko — 2014年11月5日 @ 9:02 PM
  3. 初の快挙に気持ち良くケジメ。

    わたし的にはジャンルも山域もイマイチだったからね~
    これからは「その他・キャンプ」で雑記帳・備忘録路線で行く事にしました。
    アドバイスありがとね~  アーすっきりした!

    指切りゲンマイ? ゲンマンだと今迄思い込んでいたのだ(笑)

    Comment by kuken — 2014年11月6日 @ 3:53 AM
  4. 指切りゲンマン、って入れたつもりだったのです。あらためて
    ゲンマンって、どういう意味だろうね。
    でも山にもパタゴニアにも行けて、いい週末だったでしょ!

    Comment by akiko — 2014年11月6日 @ 1:31 PM

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2014.10.19
久しぶりの一人山歩き

久しぶりに一人でプチ遠出の山歩きをしてきました。谷川岳方面は交通の便がいいので、一人で行きやすい貴重な山域です。最初は東黒沢で紅葉沢ハイキングのつもりでした。でもちょっと考えて、沢にこだわるのもいいけど、ちゃんと歩かないといけないと思い直したのです。とくに最近はゆったりとした東北通いがつづいていたので足が甘えているような気がします。

紅葉の谷川岳は人出が多いだろうから白毛門に登ってあの岸壁を眺めるのも悪くない。。。そういえば白毛門って沢の帰り道で下ったことしかないなあ。あのきつい坂道を登ったらどのくらい時間がかかるんだろう。いつも念頭にある馬蹄形縦走は、朝電車で出発しても清水峠あたりまでいけるのかな。

そんなこんなで、一度白毛門を登ってみるのも悪くないと出かけてきました。とはいえ、一人は気まますぎて前夜もぐだぐだ。億劫で億劫でしょうがなく、かなり自分にむち打ってようやく夜に支度をしたしだいです。いちいち大げさなんです。

核心はいつも家を出るまでで、ひとたび歩き始めれば気持ちはすっきり。こんなに楽しいのにどうしてもっとこないんだろうなんて思ったりして。。。ゲンキンなものです。短い距離ながら、久しぶりにハードな山歩きでいいトレーニングになったし、雲一つない快晴の谷川連峰の展望を楽しんだので、晴れ晴れした気持ちの一日となりました。



4 Comments

  1. akoさん、こんばんは。

    >核心はいつも家を出るまで
    分かります。よーく分かります。1人だと億劫というか、不安になるというか・・とにかく出発するまでが大変ですよね。
    で、行って来たあとは「楽しかったなあ。また行こう」となります。これの繰り返しだったりするんですよね(笑)

    Comment by yoshi — 2014年10月23日 @ 8:29 PM
  2. はじめまして
    マイナーかつ素敵な場所を訪れていらっしゃるのを、いつも楽しみにしています。
    先日の連休に、森吉の沢~登山道を繋ぐコースに行きました。
    「ブナの沢旅」の記録を参考にさせてもらいましたよ~
    天候と紅葉に恵まれ、本当に素晴らしかったの一言です。
    森吉のブナは、それはそれは美しかったです。
    いつも、素晴らしい場所を見つけてくる山への姿勢を見習おうと思います。
    素敵なコースの紹介、どうもありがとうございました!

    Comment by てくてくA — 2014年10月23日 @ 9:48 PM
  3. yoshiさん、まいど〜

    でもyoshiさんは単独がベースだから億劫でもなんでも決意がかたそう。
    仕事の合間にささっと行きたい所にいって休日はしっかり別のことをしてと、ほんとにロスタイムがなさそうなリア充人生。素晴らしいです!
    一人の不安や億劫感の次元は違うけど、「楽しかったなあ。また行こう」は同じなので、いろんなことが一段落したら、仕切り直してふらり一人旅したいと思ってるんですよ。

    Comment by akiko — 2014年10月24日 @ 6:03 PM
  4. てくてくAさん、

    奥森吉のあのコースを歩いて来たんですね。記録を拝見して懐かしかったです。
    最初に興味を持ってからあれこれ調べてルートをつなげるのは時間がかかったけれど楽しい作業でした。
    なにしろ森吉の沢とブナは「ブナの沢旅」の原点なので、とっても思い入れがあります。
    その素晴らしさをなぞってくれた方からコメントをいただけたなんて、うれしい限りです♪
    こちらこそ、ありがとうございました。
    とはいえ、自分でコースを見つけて作るともっと楽しく充実しますよ〜。てくてくAさんも、ぜひ、ぜひ。

    Comment by akiko — 2014年10月24日 @ 6:13 PM

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2014.10.12
強く思えば願いは叶う@黄瀬川

2週間前に黄瀬川林道入口で撤退した黄瀬川。長年の恋がようやく成就するかと思ったのに、現地であっさりふられてしまった。というか、いい出会いをしたかったので出直すことにした。帰京してからも心残りで思いは募るばかり。

日程が前か後ろにずらせたら行けたのに〜と、自分でも理不尽この上ない恨み口をちらつかせ、10月の遅くない時期に黄瀬川再訪(リベンジという言葉は好きではないので使わない)を果たしたいと思いをぶつけた。

そして気持ちが通じたのか、パートナーはたまたま所用で上京するタイミングに合わせてなんとか日程をやりくりしてくれた。それにあわせて私も仕事のオファーを断った。さあ、今度こそ。鉄は熱いうちに打て!と、ようやく実現させた黄瀬川だった。

黄瀬川については気持ちとは裏腹にずっと遡行にためらいを持っていた。私が大いに苦手なヘツリが連続するらしいから。そのために実現させるまで時間がかかってしまったのだ。たしかに前半は緊張した。それほど困難なわけではなかったが、楽しむにはほど遠かった。私は勘違いの恋をしていたのかなーなんて思ったり。

けれど高度を上げた中盤から後半にかけては渓相も開けて穏やかな流れとなり、側壁スラブと紅葉に彩られた美しい渓に酔いしれた。決して華やかな美しさではないが、ああ、こういう沢を私は好きなのだと心に染みた。そしてたどり着いた黄瀬沼。晩秋の気配を漂わせた静寂の世界がそこにあった。

強く思って願いを叶えることができた、会心のみちのくブナの沢旅となった。

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2 Comments

  1. akoさん
    お久しぶりです(^^♪
    早くから紅葉の沢歩き拝見していました

    コメント出来ないのも寂しいものです(≧◇≦)

    今回訪れたら
    あれ!! いつの間にかコメント欄出来てる(^_-)-☆

    akoさん 元気いっぱいですね~(^O^)
    またよろしくで~す。

    Comment by kazika — 2014年10月16日 @ 7:05 PM
  2. kazikaさん、コメントありがとう!
    お久しぶりですね〜

    そうなんです。ヤフーがサービス停止してからコメント欄なくちょっと
    淋しい感じがしたので、別途作成してもらいました。
    とたんにスパム攻撃がすごいけど、撃退方法も身につけたので大丈夫!

    私は元気なんですけど、周りが。。。で、困ってます(笑)
    紅葉前線南下でこれからは丹沢方面が全開となりますね。紅葉沢ハイキング
    とかやりたいなあと思っている所です。
    こちらこそ、またよろしくで〜す。

    Comment by akiko — 2014年10月16日 @ 10:19 PM

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