ブナの沢旅ブナの沢旅
▲トップページへ
カテゴリー:雑記帳
2020.10.30
古の万世大路から沢を繋いで栗子山

晩秋の沢旅もそろそろ終盤にかかり、こんな時にピッタリのお気に入りの沢に行ってきました。初めて訪れてからはや11年。新緑がステキでした。2回目は4年前初秋、身辺にいろいろあって疲れた心身を癒す旅でした。今回はちょうど紅葉が見頃で気候もよく快適な沢歩きから、ヤブを抜けて隠れた歴史をもつ栗子山へ。尾根を下って沢を下り、沢を繋いで古の万世大路から(陳腐な表現ですが)タイムトリップのトンネルを抜けて現世に戻ってきました。

 

 

 

いつも泊まるブナ広場でテントを張って焚き火を楽しみました。みちのくの沢旅最後の焚き火でした。

 

 

 

翌日は枝沢を詰めて栗子山へ。三角点だけがある地味な藪山ですが、積雪期を含め4回目なんてもの好きですね。展望はありませんが少し下った尾根からは米沢方面とその先に飯豊連峰。もう白くなってました。南側には吾妻連峰の山並みがずらり。知ってる人なら山座同定できますね。

 

 

 

三角錐の鞍部から沢を下り山の恵みを頂いて、最後はお待ちかねの平滑を楽しんで尾根をこえ別の沢をゆっくりと下ります。何もない沢ですが午後の光をたっぷり浴びて光り輝くチャラ瀬がいい感じです。再びタイプトリップのトンネルをくぐり、静かな郷愁漂う晩秋の沢旅を終えました。

(万世大路の歴史については、高桑信一さんが書かれた記事が興味深いです。)

 



0 Comments

No comments yet.

Leave a comment

2020.10.18
登山道でキノコ狩り@船形山

青空の紅葉を楽しみたくて二週続けて東北へ遠征してきました。今回は船形山のブナ林がちょうど色づいているだろうと期待。初日の登りで地元のキノコ狩りのご夫妻からキノコを分けてもらい宿泊した山頂小屋で美味しくいただきました。そのせいもあって翌日のブナの森を下る道すがら、なんとなくキノコ目になっていました。そして、そのかいあってかキノコ狩りができました。

ブナの古木にナメコが鈴なりに生えていたのです。広がった登山道のちょっと脇に入ったところなので、よくぞ無事に残されていたものです。登り升沢コースで下りの長倉尾根は距離がながく車の周回コースにしにくいので地元の人はあまり歩かないのかもしれません。ナメコのつぎはブナハリタケも収穫しました。下の方で林道が近づくあたりは収穫されていましたが、さすがにキノコ狩り目当ての人は多分ここまで登ってくることはなさそうな場所でした。両方合わせて1キロ以上の収穫。他にも2、3種類食べられそうなキノコがあったのだけれど、あまり知識がないものだから安全のためスルーしました。

紅葉も素晴らしくおまけに予想外のキノコ狩りもできて、とても充実した山旅となりました。収穫したキノコは帰宅後すぐに洗って下処理をおこない、まずはすぐに食べる分量をザルに入れ残りのナメコは冷凍して少しずつ楽しむことにしました。

 

(1100m付近の尾根が広がった平坦地になったところで発見)

 

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.10.11
クマとの遭遇顛末記

10月7-8日、葛根田川を遡行して大石沢出合に泊まり、翌日戸繋沢に入って裏岩手縦走路に抜けた。その時仲間が最後の水汲みをした場所にポシェットを置き忘れたと取りに引き返した。その間登山道にザックをおろして沢装備をとき靴を履き替えたりしていた。しばらくすると登山道わきの笹薮がザワザワし始めた。最初はまさかクマとは思いもしなかった。仲間が急いで戻るためにヤブに入ってショートカットしたのだと思い「○○さ〜ん、こっちですよ〜」などとしきりに声をかけた。なのに一向に返事もなく姿もあらわれない。それなのにまだおかしいと思わず、他に沢を詰めてきた人がいるのかしら、なんて思って「誰かいるんですか〜」などとさらに声がけ。一向に返事も姿も見えないうちに笹薮のざわつきもなくなった。(思い起こせばかなり呑気)

。。。? それでようやく、ひょっとしてクマ? きっとそうだと思いなおす。でも姿は見えないし笹のザワつきもないのでいなくなったのだろうか。。一人でいるのも不安なので戻ってくる仲間のところへ合流した。近くにクマがいることを知らせて恐るおそるザックのところへ戻ろうとすると、ついに前方に黒いモノを発見。やはりクマだった! 少しザックを離れていた間にクマがやってきて私のザックを引きずったようで道の真ん中に転がっているのが見えた。二人で思いっきり笛を吹いたり叫んだりしたのだが、いっこうに立ち去る気配がない。そのうちに登山道を横切るクマの姿がはっきり見えてその巨大さに驚く。これまで何度かクマを目撃したことのある仲間はこんなに大きなクマは見たことがないという。

少し離れた登山道の木陰からずっと様子を見ているうちにクマは私たちに顔を向けた。その時クマと目があったように思った。真っ黒な巨体で目がキラキラ光って見えた。けれどこちらに襲いかかる気配も威嚇する様子もなく、あいかわらずのらりくらりしている。このクマは登山道をうろついているくらいだから人馴れしているのかもしれない。

ずっと様子見をしているうちに物音もせず姿も見えなくなったように思えたので少しザックに近づいて見た。すると、まだいた。離れたところに座り込んでいる。なにしてるんだろう。私たちがいなくなるのを待っているのだろうか。またもとの場所に戻って様子見を続ける。場所は蟹場分岐から200mほど西に下がったところだ。あれこれあせってもしょうがないし、根くらべを決め込む。小一時間ほどしてまったく音も聞こえず姿も見えない様子となった。今度こそ大丈夫かとふたたびザックに近づく。どうやらクマは立ち去ったようだった。ふうっ。またいつあらわれるかわからないので急いで散らかした荷物をザックにほうり込んで笛を吹きながら立ち去った。

それにしても、笛を吹いても声をあげても何をしてもまるで知らんぷりのどこ吹く風で、のそのそしているクマが登山道をうろついているとは。。。山の中とはいえ、少し下れば温泉場がある。そして、一息ついてみれば自分のおバカ加減に笑ってしまう。一生懸命クマに話しかけていたのだから。でもそのおかげでザックを離れるまでは姿をあらわさなかったのかもしれない。クマの身になってみれば、自分の棲息地に登山道なんかできて人がやたらと通って迷惑かもしれない。などと、離れて余裕ができてみればこんな気持ちにもさせられたクマとの遭遇だった。

(おそろしくて正面からの写真はとれなかったのですが、真ん中の黒いのがクマのお尻で、手前の白っぽいシートの下にザックが転がっている写真です)



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.08.30
楢俣川のユルフワ沢で避暑沢歩き@奥利根

2020年8月27-28日

楢俣川本流へ行きたかったのですが、連日の猛暑で夏バテ気味。あの長い林道歩きで力尽きてしまいそうだと、楢俣川で一番アクセスの容易な洗ノ沢へ。5年前に遡行した時は朝方の雨で気づくとテン場が水没しそうなほどの大増水でとても怖い思いをしたという思い出の沢です。2日目は増水の沢遡行で小滝でも巻いて詰めたのでほとんど印象がないので、再訪してみるのも悪くないというのも選んだ理由の一つです。

洗ノ沢は他の楢俣川支流沢に比べても小ぶりで穏やかで、登攀的な沢好みの人には物足りないかもしれませんが、豊かな森を流れるナメ沢を歩くのが好きだし、歳を重ねても不安なくあるけるのでちょうどいい塩梅です。

沢が登山道に近づくところで切り上げる日帰り遡行だと、ハイライトのナメ帯と大滝をパスすることになるので、さらに「つまらない」かもしれません。全体の印象では、最初のゴーロってこんなに長かったかな~、ハイライトのナメはこんなにあったかなあ~という感じでした。ただ上部では5年前にはなかったビーバーダムが何箇所かできていて、近年の台風豪雨の爪痕を感じました。

笠ヶ岳は隣の至仏山と違っていつも静かでいいですね。湯ノ小屋への下山路は歩きやすくていい道なのだけれどとにかく長くて今回もかなり疲れ果ててしまいました。洗ノ沢はもう行くことはないでしょうが、一度は遡行する価値あると思います。

 

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.08.05
中高年のナルミズ沢は2泊3日で

ようやく梅雨が明け、気持ちはさあ沢旅にでよう!なのですが、例年にない長雨で沢はいずこも増水が予想されます。おだやかな沢が多い東北は天候がイマイチ。谷川、会津方面がよさそうなので自粛中に計画を作っていた楢俣川のまだ入っていない沢へ行きたかったのですが、とにかく増水に弱い弱小パーティなのでう〜ん。

ということで、わたしは何度も入渓していて安心感があり、なぜか仲間はまだ行ったことがないナルミズ沢に落ち着いたのでした。ナルミズ沢は唯一単独入渓して沢泊したこともある安心感のあるキレイな沢なので仲間にも一度は行く価値があるということを伝えていたところでした。ただ沢を詰めてからの下山路は、朝日岳から白毛門ルートは暑さと体力消耗が予想されるため宝川に下ることにしました。

いつものように東黒沢に入ると予想通りこれまでで一番水量が多く、過去のコースタイムはまったくあてになりませんでした。ウツボギ沢出合いの広河原でタイムアップの幕営。翌日の長時間行動は覚悟の上で、こちらは多少の増水でむしろ以前よりもキレイだったナルミズ沢を楽しく遡行して雰囲気のいい源頭部へ。これで終わればいいのですが、これから朝日岳経由でテン場に戻り、テントを撤収して宝川温泉へ下らねばなりません。

でも、結局は疲れ果ててしまい時間も押して宝川への下山はできませんでした。途中で早くもその予感がしたため相談の結果、無理しないで延泊が可能なのだから自然体で行こうということになりました。そのため疲れたけれど気が楽になり、予定通りではないけれど想定内の延泊ということでベースキャンプに2泊して翌朝下山したのでした。

ナルミズ沢はいわゆる癒し系の沢なのでしょうが、体力のある人にとっていえることだと再認識。なので、自分を含め年を重ねて体力が衰えてきた人は諦めず初めから2泊3日の予定で計画すれば無理なく楽しめる沢だと思いました。それにしても2回も単独入渓して2日目の夕方には白毛門登山口に下山したなんて信じられないと、遡行中何度呟いたことか。。

 

 

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.07.08
四万川での遭難事故について

本日7月8日の午前9時頃、群馬県中条町の四万川で沢登りをしていた4人パーティの30代男性と20代女性が流され、女性は行方不明になったというニュースがありました。

連日の雨で現地では大雨情報がでていたという中での沢の事故に驚いたのは、四万川は数年前にわたしも遡行したことのある沢だったからでもありました。それほどメジャーな沢ではないし、悪天候の中での入渓なので、かなりの経験者がリーダーなのではないかと思う一方、そういう人ならばこのような天候で増水した沢に入らないのではないかなど、いまだ詳しい情報がないのであれこれ推測するばかり。

四万川本谷はそれほど難しい所もなく渓相がいいということで遡行してみたのですが、ゴルジュが続きわたしの苦手なへつりが大変でした。増水時には平水ではなんでもない平瀬でも足をすくわれやすく、何度か怖い思いをしたことがあります。一度態勢がくずれるとちょっとした流れでもあっというまに流されてしまうのです。

ゆったり沢納めで入渓したのにえらい苦労した沢だったので、今回の事故について少し思うところがありました。とくに流された女性はまだ若い大学生とのこと。増水時にあまり経験のない人が入る沢では決してないので、ほんとに心が痛みます。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20200708/1060007183.html

四万川本谷:遡行記録

 

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.06.27
会越 八十里越のロマンと現実

県外移動自粛が解除になり最初に行きたいと思ったのが会越方面でした。最初は沢旅をと思ったのですが、日程の都合や天候不安などから山旅に切り替え八十里越を歩いてきました。前回は秋の紅葉時期だったので、緑の季節をもう一度歩いてみようと思ったのでした。最初に歩いた緑の季節が2008年6月1日なので12年ぶりです。あの時は1日で駆け抜ける体力がまだあったのだと今回あらためてビックリしました。

ブナ林の美しい古道という響きだけでうっとりとしてしまうのですが、現実はそれほど甘くありませんでした。アメとムチの八十里越なんていったら大げさかもしれないけれど、崩壊が進んでいるのでしょうね。すんなりいかないところもたくさんあって、けっしてノスタルジアに浸るだけの山旅とはなりませんでした。
これまではそんな風に強く感じたことがなかったのになあ~。。

3回目だという気の緩みからか、何度かうろうろしたことが納得いかず自分に腹が立ち、(帰りの電車で)だからまた行かないと気が済まないといいだして仲間に笑われてしまいました。とはいえ、歴史を知れば知るほどなかなか味わいのある山旅となりました。そして、行くならば山の色彩に変化がありルートもわかりやすい秋がお勧めですね。

ちなみに、今年は八十里越に直接間接にゆかりのある映画が2本上映予定だったのですが、今回のコロナ禍のためにどちらも上映延期(未定)になっているようです。一本は原作が司馬遼太郎「峠」で、河井継之助を主人公とした「峠 最後のサムライ」、もう一本は最後の瞽女と言われた三条出身(八十里の越後側起点)小林ハルさんの人生を描いた「瞽女」です。とくに役所広司の演じる河井継之助の映画のタイトル「峠。。。」は八十里越が重要な舞台なので、どのように描かれるのか上映が待たれるところです。(こういう場合はたいがいガッカリするのが常なのですが。。。)

 

 

(最後の写真はいつ完成するとも知れない国道新289号線の橋梁建設現場の遠望です)

 



1件のコメント

  1. akoです。

    そういえば最近は雑記帳でささっとお茶濁しの感想ですましているなあ〜と気付き、いかんいかんと自己レス。
    少しずつ山行制限も緩和され、解消されていくなかで、なまった体を動かしたいとけっこうハイペースでおでかけしたのも一因です。
    これからの1週間ほどは天気も悪いので予定なし。短くても記録をまとめてキャッチアップします!!

    と、ここに宣言。

    Comment by akiko — 2020年6月24日 @ 9:31 PM

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.06.19
名を知らぬ沢から古礼山〜雁坂峠へ

未知の沢のささやかなワクワク感を求めて、雁坂トンネル脇の小さな沢から古礼山に登ってみました。これまで遡行したことのある証明された綺麗な沢歩きもいいけれど、たまにはちょっとした冒険もしたくなります。(といっても、ほんとにちっぽけな冒険ですが。。)

出だしは冴えないのですが、次第に沢幅も広がってナメが多くなり、登るにつれて面白さが増してきました。悪いところは全くなかったですが、ナメが少し滑っているところがあるのと、やはり荒れ気味だったことが残念かな。源頭部は藪がまったくないすっきりとした笹原でとてもいい雰囲気でした。のんびり歩ける古礼山へのバリルートといったほうがいいかもしれません。意外なことに、南西尾根に合流するとテープがでてきました。あとで調べると南西尾根は歩いている人がいることがわかりました。

ナメの美しい古礼沢はかなり気に入っていて2回遡行していますが、まだ古礼山にタッチしたことがなかったので、ちょっと山頂にこだわったのでした。当初は水晶山鞍部から沓切沢に下るつもりでしたが、沢が荒れ気味だったのと、尾根歩きが気持ちが良かったので予定を変更。すこし遠回りになりますが、雁坂峠を回って下山しました。

今年はこれまで計画倒れにおわっていた奥秩父の沢旅をいくつか計画しているのですが、今年こそ実現したいと願いながら帰路につきました。

 

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.06.14
沢で焚き火@足尾 仁田元沢

まだあまり遠出はできないけれど、梅雨入り前に沢に泊まって焚き火がしたい、石塔尾根とやらを歩いてみたい。ということで、松木川仁田元沢へ行ってきました。一般には長めの日帰り沢ですが、体力的に余裕をもたせた、のんびり焚き火の沢泊まりです。時間の余裕があるので、わざわざ行くことはなさそうな庚申山まで足をのばしてから石塔尾根の稜線漫歩を楽しもうというもくろみでした。

仁田元沢は数年前に笹ミキ沢を遡行して尾根を越え下降したことがあります。何もない沢だけれど渓相はいいという評判通りの沢で、下降するにつれいい感じになっていったので、のんびり歩くにはちょうどいいと思ったわけでした。

木漏れ日で煌めく沢歩き。大岩ゴーロなのだけれど白い花崗岩なので悪くありません。ちょっと丹沢の玄倉川を思わせる雰囲気でした。前回下降した時に印象に残っていた中洲台地は格好の幕営地。無心になって焚き木を集めて火を熾します。このゆったりとした時間がとても好きなのです。今年は残雪期の焚き火ができなかったので、ほんとに久しぶりでした。これからもっと楽しめたらいいなあと心から思いました。

翌日は早々に源流遡行の雰囲気でスッキリと稜線に乗り上げました。ザックをデポして庚申山へ向かいます。登山道はありませんが、テープがあったり踏み跡があったりとけっこう歩かれている様子。間近に見える皇海山は凛々しく美しい山容です。石塔尾根は登山道がないとはいえかなり歩かれている人気の尾根。松木川側の荒涼とした岩稜の山筋と仁田元沢川のゆったりとした緑豊かな源頭部が対照的で興味深い稜線漫歩でした。松木川の川原からも見える「孤高のブナ」にも初めて対面。なぜ一本だけブナが生えているのか、以前はもっとあったのか知りたいところです。

心配していた重いザックを背負っての体力は、軽量化も心がけて大丈夫だったのでひとまず安心しました。ただ、大いなる反省点があります。沢旅の場合いつでも必要なときに水が得られるので水を運ぶという習慣があまりありません。そのため縦走中に必要な水分量を軽く見てしまい、水分不足でとても辛い思いをしました。最後は熱中症になりかけてしまったのでした。当日は麓の町でも30度を超える今年一番の暑さだったとのこと。これから気をつけなければならない苦い教えとなりました。

 

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.

2020.05.27
奥利根 楢俣川のデート沢あれこれ

ようやく緊急事態宣言が全国的に解除され、山にも行けるようになりつつあります。といってもまだ県境をまたぐ移動は自粛要請などと言われているので、大きなザック背負って電車で遠出はもう少し先でしょうか。しばらくは県内で沢トレと山歩きのつもりです。ふりかえればこの一年(去年6月〜今年5月)は最初の2ヶ月は怪我、最後の2ヶ月はコロナ禍のため4ヶ月もなくしてしまいました。これから思うように行きたい沢と山に行けるのか、体力がついていけるのか期待と不安な気持ちでいます。

ということで、気持ちは思い出から未来の沢旅計画へ。お休み中にたくさんこれまでの記録を見直したり、新しいリストを作ったりして東北、南会津、会越、奥利根、足尾、奥秩父の妄想の沢旅を楽しんできました。その一つとして、今年は久しぶりに奥利根の楢俣川に行きたいと思っています。奥利根というと険谷が多い印象ですが、楢俣川の沢はどこも穏やかです。すでに洗ノ沢、ヘイズル沢、狩小屋沢、後深沢、ススケ沢、奥ススケ沢に入っていますが、どの沢も特に難しいところのない明るくキレイな沢で好印象の記憶しかありません。

誰が言い出したか「デート沢」。ようするに明るくキレイで難しくない沢ということでしょうか。赤木沢とかナルミズ沢などがよく引き合いに出されますが、これまで遡行した楢俣川の沢はみんな「デート沢」または「癒し系の沢」といっても間違いではないでしょう。今回は、その中で人気のヘイズル沢と、無名ながらお勧めの後深沢、尾瀬を見下ろす天空の湿原へ導くススケ沢の沢旅写真集です。

 

ヘイズル沢左俣

後深沢〜狩小屋沢

ススケ沢〜ススケ峰湿原

 



0 Comments

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.