長い間計画倒れだった泙川源流の沢旅をようやく実現させた。最初に意識したのはいつのことだっただろうか。
奥日光の柳沢右俣から県境尾根に詰めて反対側の三重泉沢二林班沢を下り、三林班沢右俣を遡行して再び県境尾根に詰めあげ、柳沢左俣左沢を下って出発点の西ノ湖入り口に戻るという三日間の沢旅。
憧れにも似た気持ちを持ちつつあまりにも奥深く自分の持てる力で行けるのかどうかずっと自信がなかったのだけれど、行くならギリギリのタイミングのような気がして実行した。
時間に追われる気がしなくもなかったけれど、哀愁を感じる地味で静かな山域の沢旅ができたことを喜んだ。
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