朝早く起きて山に行くのはちょっとしんどいけれど、軽く歩きたいと思う時があります。そんな時はふらっと鎌倉や逗子方面にお手軽ハイキングへ出かけるのですが、今回はちょっと趣向が違います。タイトルは思わせぶりですが、名称に嘘偽りはありません。
梅の季節が終わりかけるころ、来年の偵察を兼ねて田浦梅林から三浦アルプスを歩いてきました。乳頭山や三国峠という名称は全国各地にあるようで、三浦アルプスにもベビー乳頭山があります。樹林に囲まれた何の変哲もない山頂なので、どうして乳頭山などと大仰な山名なのかずっといぶかしく思っていたのですが、田浦梅林方面から登って何となくわかりました。(写真参照)なるほどね。
さらに尾根を進んで行くと新しい標識が立っていて、そこに手書きで三国峠とありました。ご愛嬌なのかもしれませんが、畠山や衣笠城址など史跡が多いので小規模ながら地方豪族の陣地の境界線とも言えなくはない?(そのうち、調べてみようかと思います)
平日ですが、そこそこハイカーさんとすれ違います。真新しい標識もあり随分と人気のコースになっているようです。さて、主尾根をはずれて枝尾根をくだり森戸川の源流に降り立ちます。雰囲気のあるところで、これまでも川沿いの散策路から何度か足を運んできているところです。ここでガスを出して鍋焼きうどんをいただきました。のんびりといい感じです。
さて帰路は源流二股の中間にある中尾根を経て森戸川源流に下って迷路のような小沢をたどり、桜山の尾根にでて東逗子へ。このあたり、愛好家がいろいろなルートを歩いているようで興味深いと思いました。まだまだ探せば小粒ながら面白い所があることがわかり、楽しい半日ハイキングとなりました。
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