2018年10月21-22日
そろそろ今シーズンの沢旅も終盤に近づいている。しっとりとした紅葉の森を穏やかに流れる沢を歩いて思いっきり焚き火がしたい。夏に鬼怒沼から手白沢温泉に下った時に好印象だった奥鬼怒のコザ池沢は、晩秋か初夏と思って取っておいた沢だった。一般には日帰りされているが上流のまだ歩かれていない北沢から小北沢を周回することで沢泊のプランを立てた。
まだ遡行していない沢は一般の評価がどうであれ、自分がどう受け止めるかと楽しみだ。とくに上流の北沢の記録はほとんどないのでなおさらのこと。紅葉のナメ沢とちょっとした冒険にレトロな雰囲気の山小屋日光沢温泉を加えた充実した沢旅となった。