連日の猛暑で早くも夏バテ気味。ゆったり納涼沢歩きと焚き火をしてリゾート気分を味わおうと、近くて良い沢の東黒沢からウツボギ沢へ行ってきました。ネックは下山路の白毛門なのですが、その欠点を補って余りある良さがあるので、致し方なしです。
6月末に谷川岳から縦走してナルミズ沢やウツボギ沢の雪渓状況を稜線から確認した限りでは、ウツボギ沢はもう大丈夫。8年前は軽いザックで日帰り遡行しているところです。あらためて昔の記録を読むと、難しくなくて沢のいいとこ取り満載の沢だと絶賛していました。今回は沢泊2日を使うのですから楽勝と思ったのですが。。。
それほど余裕がなかったのには、ちょっとショックでした。ザックが重いとか、沢が滑っていたとか、言い訳してもそれだけでは説明がつかないわけで、やっぱり体力とバランスの低下なのでしょう。でも、東黒沢では久しぶりに沢ソーメンをしてくつろいだし、ウツボギ沢出合のテンバでは小さいながら焚き火で美味しい食事ができたので、結果オーライです。それにしても超人気のナルミズ沢出合のキャンプ場のようなテンバには枯れ木がほとんどなく、ナルミズ沢を少し進んだ登山道に入ってなんとかかき集めた次第です。これから泊まる人はどうするのだろうと思ってしまいました。
一つショックだったのは、東黒沢のかつては泳ぐほどの瀞が年々浅くなってはいたものの、今年目にしたのは倒木で完全に埋まってしまった無残な姿でした。また1000mを超えてからは荒れ模様で気分的に疲れてしまいました。
ウツボギ沢はまだ健全でしたけれど、やはり滑っていましたね。そんなこんなで白毛門についたのは日帰りの時とそれほど変わらない時間でした。さすがに沢中は涼しくて快適だったけれど、はやり暑さにやられ、這々の体で下山。東黒沢で思いっきり水浴びして生気を取り戻し、もうゴメンだ〜といいながら帰路についたのですが、ゲンキンなもので、もうそんなことも忘れてしまいました。やっぱり山って不思議です。
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