ブナの沢旅ブナの沢旅
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2018.03.05
赤沢山から白毛門へ11年ぶりの再訪
カテゴリー:雑記帳

どの山も快晴に恵まれた週末の二日間。平日山行がモットーのブナの沢旅とはいえ、このチャンスを逃すわけにはいきません。でも賑やか過ぎる山も苦手です。そこで静かな山歩きが期待でる地味な周回コースを山中一泊で歩いてきました。赤沢山から白毛門につながる小さな尾根は、白毛門の登山道から谷を挟んで対岸に見える地味な山並みです。山肌は黒々とした針葉樹。どうみても魅力的には見えないのですが、山並みの反対側はブナ林で、南会津の山を彷彿させるものがありました。奥利根方面の展望もよく、予想外に魅力のある好ルートなのです。

自力で雪山に行くようになった2007年の3月に初めてこのコースを歩きました。当時「岳人」に掲載された記事を読んだのがきっかけでした。でもあの時は天候が悪くてほとんど展望がありませんでした。歩き通した充実感はえられたものの、本当のよさはわからずじまいでした。

あれから何となく気になりながら、行きたい山がいろいろあって一度行ったところは後回しになって10年が経ちました。最近は体力も落ちてきているので、これまで行った山で気に入った所を巡り歩く山旅に移りつつあるところです。今回のように予定していなかったけれど天気がいいから急遽決める時など、交通の便や手軽さなどうってつけです。

ほんのお隣の谷川岳はものすごい人出のようでしたが、赤沢山から白毛門までの尾根歩きでは誰にも会わないしみじみとした山旅を楽しむことができました。11年前はガスの中を歩いたので今回の展望の良さには驚きの連続といっても言い過ぎでないほど。特に雨ヶ立から布引山、大烏帽子につづく稜線の美しさは格別でした。

東黒沢を詰めてウツボギ沢に下る丸山乗越は背丈以上の藪が全てかくれて広々としたステキな鞍部となっていました。11年前に来た時、「夏はブナの森を流れる沢をのぼり、冬はその源頭の稜線を歩く。これが自分のスタイルかなと感じられた有意義な山行となった」と記録にかいたのですが、ブナの沢旅の山行スタイルはここから出発したといえるのです。

ということで、とってもよかったのだけれど、白毛門からの下りは気温が高くて雪がグズグズ状態。雪山で何度か登っていますが、こんなに悪かったことは初めて。それとも自分の衰えのせいなのかしら。。。今度行くなら逆コースで白毛門は登ったほうがいいと思いながら帰ってきました。

 



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