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2017.03.26
奥武蔵の福寿草群生地再訪で思ったこと
カテゴリー:雑記帳

雪山の合間に軽く歩きたいと思い、6年ぶりに奥武蔵の、古くは花新田と呼ばれていたという福寿草の群生地に行ってきました。6年前はまだそれほど知られていなくて、山行記録でも暗黙の了解のように、詳細には触れず地図も大まかにしか出ていませんでした。平日に行ったので、誰にも会わずひっそりしていました。

今はどうでしょうか。久しぶりに検索してみたところ記録だけでなくGPSの軌跡もたくさん出ているではないですか。随分人気の場所になったようでした。

さもありなん。朝はバスがないので西武秩父駅からタクシーに乗りました。行き先をなんと告げていいかわからず、「ええっと、浦山方面の・・」というと、運転手さんはすかさず、「あそこですね」。内心やっぱりと思い、こちらもすかさず笑いながら「そうそう、あそこです〜」。こんな会話が成り立つほどで、今の時期は来訪者が多いとのこと。

廃墟となった集落を抜けて沢沿いのルートを行くのが定番だと思っていたのですが、くだんの群生地に着くやたくさんのハイカーがいます。沢ルートの様子ではそれほど人はいないと思っていたので意外でしたが、多くは隣の尾根から登ってきていました。私たちの下山予定のコースです。なるほど。沢コースは足場が悪いところがあって慣れていないとちょっといやらしいところがあるのですが、尾根コースならば誰でも登ってくることができそうです。

群生地再訪でまず感じたのは、群生の範囲が小さくなったということ。印象なので正確にはわからないけれど、以前にはなかった明瞭な踏み跡小道があちこちに出来ていました。そして奥の一帯だけが、暗黙の立ち入り禁止になっているようでした。

もちろん自分を含めて誰もが福寿草を踏み荒らさないように気をつけてはいるのですが、一度踏み跡が出来てしまえばどうしてもそこを歩いてしまうし、踏んでいないつもりでも落ち葉の下の芽が影響を受けてしまうでしょう。

それでもこれだけの自生地はなかなか他では見られない見事な光景です。初めての人はみな目をみはるでしょう。

前回は往路を戻ったのですが、今回は尾根に乗り上げて(ここも明瞭な踏み跡ができていました)大ドッケの尾根を下りました。2日前に降雪があったようで、尾根は予想外の雪景色。開けてゆったりした雪尾根の雰囲気もなかなかでした。

ハイキングを始めた友人を連れてきたらきっと大喜びするだろうな、尾根コースなら大丈夫かな、などと思いつつも、前回の静かな思い出でここは封印したいという気持ちもあったりの mixed feeling の花新田でした。

 



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