ブナの沢旅ブナの沢旅
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カテゴリー:雑記帳
2016.05.15
沢始めは四国の清流面河渓へ

当初は残雪の春山を予定していたのですが、行きたい山域には雪がありません。とはいえ東北の沢始めには少し早いので、思い切って四国で沢始めをしてきました。四国の沢といえば、数年前の5月に滑床渓谷へ。その時に四国の沢について少し調べた事があって、面河渓のことを知りました。

その後高知県が「仁淀ブルー」のキャッチコピーで、清流仁淀川を盛んに宣伝していた記憶があります。(それ以前からだったか、記憶は曖昧。。)そんなことで、仁淀川源流遡行というテーマが、頭の片隅にあったのでした。

せっかく遠征するのだから「仁淀ブルー」を楽しめる晴れた日に設定したいと、かなり気合いを入れて日程を調整。おかげでこれ以上ない快晴に恵まれ、陽に輝くきれいなブルーを堪能しました。

一般の沢登りの対象となる沢とは違って沢沿いにルートも作られていて、やっかいな所や退屈な所は沢を離れてショートカットも出来るようになっていました。最初はそれじゃあつまらないからと、沢を進んだのですが、けっこう大変なところもあったので、時間と技量に合わせて沢に入ったり離れたりするのがこの沢の楽しみ方だと思いました。

「ご来光の滝」という100名瀑に指定されている滝がこの沢のハイライトのようで、沢沿いのルートもこの滝を見物するために付けられたようです。確かに見応え十分の滝でした。ここから登山道に上がる踏み跡をたどると、いつの間にか立派な道となり、ブナの萌えたばかりの新緑がそれはそれは美しかったです。

愛媛大学の小屋に到着すると、目の前には石槌山が聳えたっています。たぶん今回が最初で最後だろうからと、荷物をデポして山頂を目指しました。まあ、これは儀式のようなものでどうでもよかったのですけどね。案の定、山頂はビックリする程の人出でここでも百名山の威力を感じさせられました。

面河渓コースはとても静かで面河山周辺にはブナの原生林も広がり、歩きやすくてとても好感の持てる登山道でした。ブルーの水面と真白な岩と淡い新緑と真っ青な空のコンビネーションがこの上なく美しい面河渓で沢始めができたことは幸運でした。

こうして今年の沢シーズンが始まりましたが、行きたい沢はたくさんあっても、どれだけ実現できるのか。行動を共にしてくれる人がいるのか、いろいろと課題はあるけれど、ボチボチ楽しめればいいなあと思っているところです。

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2016.05.09
ブナの新緑とシロヤシオ・マメザクラの丹沢三峰

丹沢は五月が一番好きな時期です。ブナやカエデが芽生えて淡い緑のグラデーションが広がり、シロヤシオやミツバツツジも花を咲かせます。ちょっと標高を上げるとマメサクラも楽しむ事ができます。

今年は季節の進行が早いので、もう花も咲いているかも知れないと出かけてみることにしました。ただ当然みんな考えることは同じなので、晴れた日曜日はそうとうの人出も想定されます。そこで行程が長く展望も少ないせいか歩く人が少ない丹沢三峰へ。2年ぶりです。そういえば、あのときも新緑の美しさにうっとりしながら歩いた記憶があります。

丹沢三峰の登山道は自然林におおわれた山道で、いまでも山道本来の姿をとどめています。樹林帯の登山道ですが、本間ノ頭を越えるとすてきなブナの尾根が広がり、表尾根側のブナとは違って立ち枯れや黒ずんだ苔もついていません。

そんな新緑のブナ林に混じって点在するシロヤシオがまさに満開なのには予想外の喜びでした。花の付き具合もよくて、今年は当たり年なのかな〜

三峰を越えると標高があがるのでシロヤシオはまだ蕾でしたが、今度はこれも予想外なヤマザクラ(マメ?)がまだたくさん花をつけていて十分に目を楽しませてくれました。なんだか得した気分です。

幸せ気分で歩いたせいか、丹沢山までそれほどキツイとは感じませんでしたが、それでも5時間近くかかりましたから、やはり長いですね。大倉から蛭ヶ岳へ行くのと余り変わりがありませんから。

いつもは静かな丹沢山はけっこう賑わっていましたが、塔ノ岳に進むとその10倍以上のひとたち。最後の大倉尾根の下山はさすがに堪えました。年々木道の階段が増え、ざれゴロ石と木道だけの登山道になりつつあります。でも公共交通機関がたよりの私にとっては避けて通れない丹沢の出入口なので、これからも付き合って行くしかありません。まあいいトレーニングだと思う事にして不満の鞘を納めつつ下山しました。

あと1〜2週間もすれば1500m付近のブナもまばゆい新緑となりシロヤシオがさいて、中腹ではまだ咲き始めたばかりのアカヤシオも色づき始めるでしょう。今月中にもう一度、今度は最近恒例にしている主稜線を歩きたいと思っているけど、ちょっときびしいかな〜

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2016.04.01
ブナの信越トレイル縦走

「日本三大ブナロード」をあげるとしたら、きっとエントリーするだろうと思わせられた信越トレイル。そんなブナのロングトレイルに3日間どっぷり浸かってきました。ちなみに個人的な感想ですが、もう一つのブナロードは南会津の城郭朝日山〜坪入山です。

今年は雪が少ないので豪雪地帯の信越トレイルを選んでみました。すでに天水山から野々海池と鍋倉山から牧峠を歩いていて、どちらも穏やかなブナの山歩きが好印象でした。そこで今回はまだ歩いていない野々海池以西のトレイルを3日間で歩ける所まで歩いてみる事にしたのでした。

例年なら今の時期は数メートル近い積雪で、縦走の記録はみられません。けれど去年の印象では天候さえ安定していればとくに困難な所はないので大丈夫のはずと、入山を新潟側の菱ヶ岳としました。スキー場からゴンドラで一挙に山頂下に上がり、あとは緩やかなアップダウンのトレールをのんびり歩こうという目論見です。

ただ、ちょっと意外だったのは、地図では緩やかな地形に見えたポコが雪庇によってミニナイフエッジになっていて、所によっては緊張させられたことでした。でもそんな時にも必ずその後に広いゆるゆる尾根となって緊張をほぐしてくれるのです。

地図の等高線は緩やかなので退屈そうな地形にみえますが、雪の造作のおかげか、予想以上に変化にとんでいました。まるでアメとムチの山並みだな〜なんて思ったり。尾根の新潟、長野側とも麓が近く、標高も低いので多くの峠道が開かれている里山なのですが、すべてがブナ林で覆われていて植林帯がほとんどないという希有の里山でした。

峠道や林道が近い所はさすがに伐採二次林ですが、手つかずの原生林も多く樹高が高くて樹肌が白いのはさすが日本海に近い豪雪地帯のブナです。

山で二泊するのは久しぶりでしたが、初日は広いブナの台地、二日目は鍋倉山と火打、妙高の展望がいいポコに泊まりました。やっぱり山に連泊できるというのはいいですね。ゆったり感が違います。今年はもっと連泊山行したい!

当初は鍋倉山から仏ヶ峰を越えて戸狩温泉スキー場から下山するつもりでしたが、二日目の行程が意外と時間がかかったためルート変更。鍋倉山でたどってきたブナロードを振り返り、山座同定を楽しんだ後は、巨木の森で「森太郎」に再会してブナの山旅のフィナーレとしました。

天候にも恵まれ、いまだ真っ白なトレイルのブナロードを心ゆくまで味わうことができました。

ところで「三大ブナロード」の三つ目は「まだ見ぬ君」ですが、きっとどこかに。。。

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2016.03.06
会心の羽後朝日岳

「強く思えば願いはかなう」

私はこの言葉が好きです。強い気持ちはあらゆる行動の源泉です。

今回は思わずこんな言葉が真っ先に思い浮かんだ山行となりました。和賀山塊の羽後朝日岳が三月初旬というこの時期に実現しました。登山道がないので一般には残雪期に登られている山です。これまでも何度か計画しかけたことはあったのですが、天候などの理由でなかなか実現しませんでした。

今年はどこの山もまれにみる寡雪です。残雪期を待っていたのでは藪にはばまれる可能性がでてきました。そこでスケジュール合わせができた3月初旬の山行で、好天を条件に羽後朝日岳を計画しました。最初は今の時期に2日間東北の山で好天を期待するなんて無理だろうと半信半疑だったのですが。。。

全般に寡雪とはいえ、山域によりそれぞれです。和賀山塊の3月初旬の状況がどの程度なのかわからないため多少の不安はありましたが、天気さえよければ2日間で山頂を踏むことはできるだろうとワクワクしながら現地へ向かいました。

降雪直後だったので終始ラッセルをしながら進みました。交代しながら何とかなる程度だったので、まっさらな雪面に自分たちのトレースをつけて進むことがとても楽しく感じられました。思えばこんな山行は久しぶりで新鮮な気持ちでした。

山はほんとうに美しく、展望のすばらしさに酔いしれました。「酔いしれた」なんて、普段なら「クサい言い回し」だと思ってしまうけれど、この言葉以外今は思いつかないのです。。。きっとまだ余韻が強いからなのでしょう。

念願の羽後朝日岳に行けたのに、あと1日あれば和賀岳まで足が伸ばせたと、欲がつきません。遥かに見渡した和賀岳への心残りは次回へと繋ぐ「強い思い」として大切にあたためておくつもりです。

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(中央奥が羽後朝日岳)             (中央奥が和賀岳)



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2016.02.14
北蔵王連峰縦走顛末記

2月11−12日に北蔵王連峰の縦走を計画しました。なにしろ厳冬期で初めての山域です。計画段階から半信半疑の状態で、天候と雪の状態次第であわよくば。。。と、かなり「無謀」な計画だったと思います。出発は朝東京発と、のっけから本気度が感じられません。

天気予報では珍しく東北地方も高気圧にすっぽり包まれる好天のはずだったのに、山は強風の曇天。声に出さずとも予定変更の雰囲気をただよわせながら、とりあえず笹谷峠をめざしました。稜線はさらに強風で、前日の新雪で雪の状態もよくありません。地元の経験者のアドバイスもあり、縦走は中止しました。荷をデポして行けるところまでピストンすることにしました。

最初の峰であるカケスガ峰に乗ると雁戸山がガスの切れ間に見えてきました。小振りながら美しい鋭峰です。とくに危険箇所はないので行けるところまで進み、山頂直下の急登前で引き返しました。結局この日は誰も雁戸山に登れなかったようでした。

山の天気の法則通り、下山を始めるとようやく天候が回復し、笹谷峠の北側に連なる山形神室から大東岳の展望を楽しむことができました。どちらもちょうど今の時期に登っている愛着のある山たちです。

この日は笹谷峠近くの山工高小屋を利用させてもらいました。夜はすごく冷えたので小屋の中でテント泊となりました。こんなことになるだろうと、翌日のプランに抜かりはありません。

早朝に下山後、蔵王温泉に向かい、ロープーウェイで一気に蔵王山頂駅へ。さすがに蔵王。平日なのにスキーヤーやボーダラーで大にぎわいです。シューハイカーもちらほら。まずは熊野岳に登ります。昨日とは打って変わって快晴のもと、正面に朝日連峰、左手に吾妻と安達太良。奥に飯豊。右手には月山、鳥海山も霞んで浮かんで見えました。すばらしい展望です。

さて、ここからはトレースのない名号峰をめざします。雄大で穏やかな山並みを見渡しながら、静かな展望の山歩きを満喫しました。今まで蔵王は敬遠していた感がありますが、ひとたびメインコースを外れるととてもいい雰囲気の山歩きが楽しめるのだと実感しました。

計画では北蔵王縦走コースを南下して到達するはずの名号峰へ。ここまでくると雁戸山から避難小屋のある八方平が指呼の間です。高望みした美しい双耳峰を心ゆくまで眼に焼き付け、再訪を願ったのでした。まずは無雪期に縦走することから始めるのが筋ですね。

最後は峩々温泉方面に下ります。ゆったりとした気持ちのいい山歩きがたのしめるコースなのですが、地形が入り組んでいて積雪期は読図が必須です。そんなこんなを楽しみながら無事に下山いたしました。

怪我の功名とでもいうのでしょうか。当初の計画があっけなく頓挫したおかげで、たぶん一義的には計画することはなかっただろう蔵王連峰の魅力を感じることができてよかったと思っています。

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2 Comments

  1. 八方平でお釈迦様に説法をしたmakiです。
    余計な話をしてしまったと反省しております。
    山人モコモコさんのお知り合いと知っていたら・・・
    お二人の山行実績も知らず
    まったく余計なアドバイスをしてしまい、失礼いたしました。
    私の真意は、「2月11日の積雪の条件が悪かったので、南雁戸山を越せるかどうか心配」でありました。
    また蔵王にいらしてください。

    Comment by 槇茂 — 2016年3月2日 @ 9:01 PM
  2. makiさん
    よくこのサイトを見つけて下さいましたね。ありがとうございます。
    山人さん達ともお知り合いなのですか。。たぶん山形では翌知られているのかも。。。

    あのときは的確な「説法」をしていただいたおかげで、結果的にはとても有意義な山歩きが
    できました。翌日、熊野岳から名号峰を歩くことができたのですから!!最高の展望と
    ゆったりとした雰囲気がとても気に入りました。

    雁戸山越えはまたタイミングをみてトライしたいと思っています。今回はdiscover 蔵王という
    感じでした。山形はいい山がたくさんあって羨ましいです!

    Comment by akiko — 2016年3月2日 @ 11:56 PM

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2016.02.08
安達太良くろがね小屋で親睦会

あっという間に、あれから一週間も経ってしまいました。

1月31日〜2月1日、HPの数少ない相互リンク仲間の「山人小屋」さんご夫婦、郡山のyukiさんと4人で、安達太良山のくろがね小屋で親睦山行を行ないました。2012年9月の南沢以来3年半ぶりの再会でした。

これまでも山行のたびにちょくちょく、山人さん達の羨ましいような呆れるような山行のうわさ話をすることがあったのですが、また会いたくなったので「親睦山行」を企画。すぐに快諾のお返事をいただき、なんとか日程調整をして実現しました。

くろがね小屋はyukiさんのホームグラウンドで小屋番さんとも親しいし、正真正銘の源泉掛け流し温泉にも入れるし、吹雪いても計画を中止しなくてすむし。。。

当日の朝郡山駅に集合。途中で宴会の食材をイヤと言うほど買い込んで安達太良高原スキー場へ向かいました。それにしても麓からしてかなりの強風です。ひごろ風にはめっぽう弱いので、いい耐風訓練になるだろうと半ば期待もしたのですが、幸か不幸か午後には微風となり、順調に山小屋に到着。

くろがね小屋は冬でも手軽に利用できる百名山小屋だけあって、最近はとくに人気が高くすでに3月末まで土曜日はすべて満室とのこと!まあ、そんな状況をみこして週末をはずしたおかげで、ゆったりと快適な山小屋ライフをエンジョイできました!

その日のお客さんは私たち以外は4人だけで、みなさん自炊だったため、小屋のスタッフも一緒に鍋を囲んであれこれおしゃべりがつきませんでした。

そもそも最初に山人、モコモコさんと出会ったのは、6年ほど前の残雪期に飯豊の二王子から門内岳を縦走したときのこと。藪と雪の二ツ峰を登っている時にすれ違い、「ひょっとしてakoさんですか〜」と声をかけられてビックリ感激したのでした。あんな場所で出会うのは何かのご縁なのですね。その上、のちに一緒に山へ行くようになったyukiさんも山人さん達と知り合いだったのでした。

もともと沢指向の山行を楽しむ同志です。雪の山小屋なのに、自然と話題は沢へと向かいます。彼等はすでにわたしが行きたい沢へたくさん行っているので、聞きたいことが山ほど。そうこうしているうちに、いつの間にか今年の合同沢旅プランができあがりました。イワナをつりながらのんびり南会津の沢を逍遥するなんて、考えるだけでワクワクします。最後には皮算用が過ぎるとみんなで大笑いしながらも、楽しく夜は更けて行きました。

そうそう温泉にも、到着してからと寝る前に二度、ゆったりと浸かって極楽気分でした。夜の宴会で今回の山行は目的が達成された気分になったのは、わたしだけではなかったようです。

翌日は山小屋の朝とは思えないゆっくりとした起床となり、他のお客さんを見送りながらストーブのまわりにたむろし、だれも山頂へ行く気配を見せません。ちょっと山奥にある一軒宿の温泉に観光旅行に来たみたいだと言いながら山小屋をあとに下山したのでした。

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2016.01.17
アルプス色々

トレーニングのつもりで西丹沢の山歩きを予定していたところ、山装備を持たない友人からどこか歩きたいというリクエストが舞い込んできました。トレーニングはいつでもできるし、ちょっと愚痴を聞いてもらいたいこともあったので、さっそくOKの返事。

ではどこへ行こうかといくつか候補をあげ、一番手軽な三浦アルプスに決めました。5年前に歩いて好印象だったからです。数日前に沼津アルプスを歩いたばかりだったので、またまた、なんちゃってアルプスのハイキングです。こんな山行ばかりして、もうおばあちゃんになった気分ですけど、色々な山が楽しめるようになったのはいいことです。

逗子駅に降りると、まあ、ビックリ。ハイカーがあふれかえっていました。まさか、みなさん三浦アルプス?バスも長蛇の列なので恐れをなし、先手をうって登山口までタクシーで直行。4人で乗ればバスと同等料金程度です。まずは出発点の仙元山へ。相模湾を見渡す気持ちのいい公園で、正面にはどーんと富士山。

一服してよく整備された登山道を進みます。湘南の低山は照葉樹林帯なので、真冬でも緑が濃く、なんだか一気に春の気配です。一度下ってから250段の階段を登り、分岐を南方向に進むと小さなアップダウンが続く南尾根となります。所々で海を見渡しながら快適に進みます。途中ドングリの大木の並木が特徴的な場所を過ぎると少々道が狭まります。

近いようで意外と歩きでがある尾根です。だんだん藪っぽいところも出てきます。前回はコンパスも地図も持たずに歩いて何度か違う尾根に引き込まれたあたりですが、4月だったので山吹の群生がきれいでした。今は椿の赤い花が緑に映えてきれいです。

乳頭山は遠目でみると確かにそんな形をしていますが、山頂は樹林で覆われ山頂らしくないところです。ここまでくると相模湾と反対側の東京湾を見渡すようになりますが、こちら側は鉄塔群や工業施設が多く、最初に雰囲気のいい相模湾をみているので、ちょっと興ざめです。

ここからのコースはいくつか選択枝がありましたが、ずっと自然歩道が続いて東逗子駅に下れるルートを進むことにしました。山深い雰囲気の遊歩道ですが、地図をみると緩やかな尾根の両側は住宅地のようです。

三浦アルプスは200mに満たないポコが続く尾根で、「アルプス」という名称をつけるのもはばかられる気がしますが、このあたりは鎌倉アルプスだの逗葉アルプスだの、こうなると微笑ましいご愛嬌です。一方、数日前に歩いた沼津アルプスは、最初はたかが一番高くて400mと、軽く見ていたのですが、侮れませんでした。低山に不釣り合いなほどの急斜面のアップダウンの連続で、事実、年末にあるいた丹沢山よりもきつかったです。

いずれにしても年初早々に、二つの「アルプス」を歩いたわけですが、どうなんでしょう。やはり来月からは雪山復帰したいです。

三浦アルプス1三浦アルプス2三浦アルプス4三浦アルプス5三浦アルプス6



5 Comments

  1. そろそろ季節だねぇ~(^^♪↓
    http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-93246.html

    Comment by mt-sam — 2016年1月22日 @ 10:12 PM
  2. samさん
    まだ覚えていてくれたのね。ありがと。
    最近はちょっと先でも一寸闇状態なので、確定出来ないけれど
    行きたいなあ〜です。

    Comment by akiko — 2016年1月22日 @ 11:18 PM
  3. お久しぶりです(^^♪
    なかなか丹沢山の雑記帳が交信されないのでこちらへ・・・

    大雪翌日さらっと丹沢山に行かれたのですね(凄い)
    テント装備を背負って歩いているので
    体幹がぶれず歩けるのですね(👏)
    こちらは、宮ケ瀬からと思ってたけど雪深く駐車出来ず・・・
    松田町 寄方面に流れてしまった。

    柄にもなくスノーシューなど始めました
    残雪の春山巡りなど出来たらいいな と思っています(日帰りです(^^♪)

    Comment by kazika — 2016年1月29日 @ 12:40 PM
  4. kazikaさん

    コメントありがとうございます。最近は記録の更新をさぼっていること、自覚してます。。。
    南岸低気圧通過後は丹沢へgo! っていう感じで行って来たんですが、予想よりも山はだいぶ積雪が
    あって楽しめました♩
    塔ノ岳から丹沢山が大変で、ワカン持って行かなかったことを後悔。過去にも経験済みなのに、それほど
    でないと甘くみてました。(一応二番手)いつもの倍かかり久しぶりの9時間行動になってしまいました。
    この週末にまた積もりそうですね。
    シューいままで使っていなかったとは意外。。。春山はいいですよね〜。日も長くなるし、天候も安定
    するし、南会津がいいんじゃないでしょうか♩

    Comment by akiko — 2016年1月29日 @ 11:28 PM
  5. 計画通3月15~18日(予備日1日)で決行予定。
    kuken/yukiちゃんにも声かけてみてねぇ~♪

    返信はヤマレコメールにて。

    Comment by mt-sam — 2016年2月11日 @ 6:36 PM

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2016.01.05
新年山行はちょっと変だよの谷川岳

明けましておめでとうございます。

今年も「ブナの沢旅」をよろしくお願いいたします。

今年のお正月、わたくしは何と二日と三日は体調不良で食事ができず散々な思いをしていました。予定していた三日の新年山行は当然中止です。風邪でもないし原因不明ですが、三日の夕方から回復の兆しがでてきたら急に欲がでてきました。だってこのままお正月が終わってしまうなんて悲しすぎます。

「病み上がり」だから無理せず低山陽だまりハイキングと思ったのですが、予報をチェックすると谷川岳が快晴マーク。むむむっ、とさらに欲がでて、そういえば一昨年の新年山行に谷川岳に登ってとても気持ちよかったから、これからは恒例化したいなんて言っていたことを思い出しました。

そんなわけで、ロープウエイで雪山の景色を見るだけでもいい〜ということで行ってきました。まだ正月休み中だし天気いいし人出も予想していたのですが、上毛高原駅から乗ったバスは貸し切り状態。水上から少し乗ってきてホッとしたくらいでした。

ロープーウェイ乗り場も誰もいなくて貸し切りです。なんだか勝手が違います。その上流れている音楽が悲哀を誘うのです。

Why does the sun go on shining

Why does the sea rush to shoe?

Don’t they know its the end of the world

‘Cause you don’t love me any more?

なつかしいメロディーですが、失恋の歌で観光地やスキー場で流す音楽かなあ。でもたった一人のロープーウェイで思わず口ずさんでしまいました。この The End of the World 、アメリカナイズされた大学の新入生のとき毎週のように開かれたBall party の最後に演奏された、いわゆる「チークタイム」の曲だったんです。(って、脱線しすぎ!)

雪景色を眺めながら懐かしいメロディを口ずさんでいるうちにずっと感じていた胃もたれが消えていました。ときめきの治癒力ってすごいですね。山頂駅をでるとようやく数名の登山者さんがいました。みなさんアイゼンをはいているので、右にならい。結局シューはお荷物になっただけでした。

トレースは明瞭でまだ夏道です。だからちょっと嫌らしいポコ越えもありません。弱った体にやさしい滑らかな雪道を気持ちよく進むとすぐに熊穴沢避難小屋へ。全然埋まっていません。2年前より積雪が2m位少ないです。ロープウェイから見下ろした西黒沢はまだ水がジャージャー流れていたし、岩壁は黒々しています。

だからですね。いままでの印象では登山者と同じくらいボーダラーが登っていたのですが、誰もいません。ハイカーばかり、しかも単独の人が多かったです。しばらくは無風状態で暑いくらい。よく来ているというおじ様もこんな谷川岳は初めてだと言っていました。

傾斜がでてくるとさすがに足がだるくなってきました。2日間ほとんど食べていなかったのですから想定内です。でもあまりに景色がいいし気持ちいいので苦しさがまぎれました。つぎつぎと後続に追い抜かされながら最後の急登をやり過ごすと突然肩の小屋が見えてきました。我ながらオオっ。

トマの耳は第一陣の先行者がすでに先に進んだ後だったので誰もいません。気分は最高です。体調がよければ西黒尾根から登れたのに〜と、欲はつきませんが、正月早々のクサッタ気持ちが払拭できてよかったです。すぐにやってきた単独者さんと写真のとりっこをして先へ進みます。

谷川岳山頂からは上越国境線とさらに先の奥利根の山並みがさらによく見渡せます。さすがにあちらはもっと雪が多くて真っ白ですが、苗場山方面はちょっと少な目のようです。万太郎谷も埋まりきっていません。山スキーをする人はシーズン到来が遅くなりそうですね。

思い切って来てみるものです。心と体がリセットされた気分です。来た道をもどります。バスの時間まで時間があるので帰路はのんびりです。肩の小屋のベンチでひなたぼっこしながら休みますが、なぜが食べたくなくてお茶だけ。やっぱりまだ調子悪いのかもしれません。

避難小屋でまた休んでパイナップルだけ食べました。パイナップルってふだんは食べないのに山で食べるとジューシーな酸味と甘みが体にしみます。最近は山行の定番行動食です。ここでもそれ以外は口にできません。う〜ん。

夏道のブナの冬芽が早くもふくらんでいました。これから本格的な寒い冬が来るのでしょうか。今回の印象は去年3月末に来た時のようでした。ロープーウェイで下って身支度をしてさあ、ちょうどいい時間だとバス停へ。あらっ、誰もいない。なんだかイヤな予感がして時刻表をみると、ガ〜ン。朝バスを降りた時に確認した時間は夏期のみの運行ではないですか。

つぎのバスまで1時間以上ありますが急ぐわけでなし、まあ、いいっか。3時台に上越線があることを思い出しました。土合駅までてくてく歩き、何を思ったのか、そのまま横浜まで鈍行列車にゆられて帰宅(たぶんこれが最初で最後でしょう)。友人にことの顛末をメールしたら、あきれ模様の「たまげたもんだ」と返信をもらい、にんまりしたのでした。

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2015.12.03
新たな魅力を発見した足尾の山々

山への思いが薄れたわけではないけれど、ちょっと新しい事に手を染め始めたためつい足が遠のいているこの頃。ようやく日程がとれたのですが、雪山には早すぎる今の時期は行き先に悩みます。

そんなとき、シーズン中には目が向きそうにない足尾の山が浮かびました。これまでも真っ先に口の端にでる山ではなかったのだけれど、地味で不遇な歴史が哀愁を誘うのです。今回選んだ大平山松木尾根から社山南尾根の周回コースは以前からいつか歩いてみたくて引き出しに入れていたものでした。

けっこう長いコースなので日の短い今の時期は山中泊のつもりでした。けれど土壇場で、重いザックを担ぐよりは空身で早立ちすれば日帰りできそうだという誘惑にまけました。やっぱり日帰りは気が楽ですね〜。いいのか悪いのか。。。

松木尾根は登につれ雰囲気が良くなり展望も抜群で素晴らしい尾根でした。足尾の山に多く見られる笹原が広がりゆったりと穏やかでとても癒されました。先週降った雪が思ったより残っていて稜線ではさながら雪山始め。右手に皇海山から中倉山に続く尾根、左手に中禅寺湖と日光の山々を展望しながらの雪原漫歩を楽しみました。

きっと真っ青な青空に助けられたからでしょう。大平山から社山の縦走路もゆったりとした雰囲気がとても気に入り、積雪期にまた歩きたいと思ったほどです。2月に一人で日光側から社山に登ったので今年2度目の山頂です。

下山は社山の南尾根を下りましたが、この尾根もゆったりとして歩きやすい展望のいい尾根でした。登山道はありませんがかなり歩かれている様子で、松木尾根よりも踏み跡がしっかりしていました。

登りの松木尾根に少々時間がかかったので大平山で予定通り社山に進むかショートコースに変更するか迷ったのですが、初心貫徹してよかったです。明るいうちに車にもどることができました。日帰りハイキングとはいえ、とても充実した魅力的なコースでした。

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2015.11.07
予想外の苦戦を強いられた沢収め

そもそも、11月に四万川本谷で沢納め、というプランに無理があったような気がします。下流部はゴルジュが発達して水に浸かることが多い沢なのですから。

ある程度は予想していたのですが、それほど悪い所はないらしいし、いざとなればトロッコ軌道跡にあがればいいし。。などと楽観的に考えていたのです。

中高年パーティの「ブナの沢旅」なので、予想よりも時間がかかったり、大変だったりすることはよくあるることです。けれど大方は想定内の行動と時間で計画通りに遡行しています。

なんだか奥歯にものが挟まったような言い方ですね。一体どうしたっていうのっ、て言われそうですが、要するに想定外の時間がかかって予定の周回コースがとんでもなくなり、ルート変更して、大出費をして車に戻ったのでした。

やはり秋は濡れたくないという気持ちが先立つので、安易に高巻いたところ沢に下りるのに苦労することしばし。。。もう見る人から見れば、あんた達何やってるの!っていわれそうなトホホな状況。

でも沢遡行は中退することなく分水嶺に抜けました。ホントは稲包山を経由して車に戻るはずだったのですが、到底無理なため三国スキー場跡へ下りました。そこから四万川ダムへはタクシーで。人生で一番高額なタクシー代となりました。でも、無事に帰ることができてよかった!

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3 Comments

  1. お疲れ様でした。実際、タクシー代はいくらかかったのですか?
    四万川はいずれ遡行したいと思ってますので
    メール返信で構いませんので教えていただければ参考になります。

    Comment by takeshi — 2015年11月26日 @ 10:22 PM
  2. takeshiさん
    お問い合わせの金額は二万円強です。
    現金は持ち合わせておらずクレジットカードも使えないので、駐車地点からコンビニがある中之条駅近くまで
    (運転手さんのアルバイトでメーター倒して)行ってもらったためさらにプラス3000円です。
    何もなければ問題ないでしょうが、三国スキー場まで車が入れるので、単独の場合は最悪を想定して
    これくらいのお金をもっていると安心ですね。

    Comment by akiko — 2015年11月27日 @ 6:42 PM
  3. そうですか。。。クレジットカードが使えない場合もあるんですね。
    まずは無事戻れてなによりです。

    Comment by takeshi — 2015年12月9日 @ 10:35 PM

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