ブナの沢旅ブナの沢旅
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カテゴリー:雑記帳
2014.05.22
身辺一段落

連休明けに引っ越しをしてようやく一段落。なにしろ四半世紀ぶりの身辺整理だったため、予想以上に大変な作業となりました。そのためとても山に行く余裕などなく、結局連休もひたすら孤独な作業に明け暮れてしまいました。

気がつけば雪山納めも沢始めも忘却の彼方〜。さすがにこれではいけないと危機感がでてきたので、一念発起して山を歩きに行くことにしました。大げさな言いようですが、そのくらい気持ちが離れておっくうになっていたわけです。どこを歩こうかなあ〜と考え、久しぶりに丹沢三峰を選びました。

ほんとうは西丹沢から大倉まで歩きたかったのですが、翌日から出張があり、ブランクのあといきなり長いコースというのもきびしいので、まあちょうど良いかな、という具合。

予想通りブナの新緑がとてもきれいでした。本間ノ頭まではバテバテでしたが、無名ノ頭からはブナ林のゆったりとした尾根となり、疲れを忘れて幸せ気分のいい山歩きとなりました。標高が上がると芽吹き始めたばかりの若葉が初々しく、ほんとに綺麗。この季節のブナが一番好きです。あっという間にいつもの山マインドがよみがえり、やっぱり山が好き!山に行こう!と、気持ちが前向きになりました。

ということで、ようやく山を再開します〜。そろそろ沢始めもしたいけれど、まずは今の時期限定のブナの新緑シャワーを浴びる山旅へ。

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2014.04.20
山行を巡る近況

ようやく狢ヶ森山の記録を書きあげアップしました。最近は記録の作成が遅れがち。山へも毎週は行けない状況です。少し前までは山に行かないと生きていけないなんて大袈裟な言いようだったのに、あっという間の様変わりです。

というのは、ただいま引っ越しの準備中なのです。というのは、家のリフォームを決めたからなのです。四半世紀以上メインテナンスも何もしていなかったので以前から希望はあったのですが、強い抵抗勢力があったため先送り状態になっていました。けれど今年に入って心機一転、これが人生最初で最後のリフォームだと決めて準備を始めました。

最初はめんどうだという気持ちが強かったのですが、話が進んでいろいろと自分でも決めることが増えだすと中途半端にはできなくなり、ついには没頭状態に突入。だって自分の思い通りの家に作りかえるのですから楽しくないわけがありません。連休明けには工事が始まるので毎週ショールームで打ち合わせだのなんだので時間を取られています。その間にちょこちょこ仕事で出張に出たりと、山への取り組みは小休止状態。

こんな状況なので狢ヶ森山の3日間は我ながら山以外のところでも頑張りました。だからやり通せたことがことさら嬉しいのです。だけど記録を書く時間と気持ちの集中が整わず、今回はやっとの思いで書きました。他に記録がない周遊コースなので、きっと関心を持って記録のアップを待っている方々もいるだろうなあと、ちょっと責任感も芽生えています。パートナーもそれとなくメールで催促してくるし。。。

今回の山行をわたしは誇りに思っています。今はまた引っ越しの準備と打ち合わせに追われる毎日ですが、4月中に目処をつけて5月の連休に縦走をしたいと思っています。今度はゆったりとした山旅がいいですね。そのためにも断捨離スピリットで作業に精を出さなくちゃ。

そういえば、今日は曇り空だけど、Happy birthday ♪



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2014.03.23
南会津の山旅顛末記

去年の3月に南会津の舟鼻峠から神籠ヶ岳の茫漠とした山並みを縦走したところ、同じ日程で同じコースをおそらく1、2時間の違いでたどったパーティがいたことを後に知りました。そして後日、そのパーティのメンバーからゲストブックにコメントをいただき、山行のお誘いをうけたのでした。

山の世界では「今度ご一緒しましょう」はよく使われる挨拶代わりのフレーズです。だから互いに気持ちはあってもなかなか実現できないのが何度か経験済みの現実です。けれど今回は嬉しいことに具体的な計画の段階で再度連絡をいただきました。

ちょうどほぼ同じ時期にブナの山旅を計画していたところだったので、別パーティとして合同山行することを提案し、実現する運びとなりました。なにしろお相手は、わらじの仲間とまほろば山岳会、会津山岳会の合同パーティです。バックナンバーの年報を買いそろえている老舗的山岳会の方々と交流できるのですから、もう行く前からアレを知りたいコレを聞きたいと、わくわく手ぐすねを引いていました。

なのに天気図は最悪のもよう。自分たちだけなら日程変更や転戦するのですが、今回は特別なのでそんなことはできません。交流目的に気持ちを切り替えました。

我がパーティは1日早い入山で別ルートから合流予定でしたが、悪天のため舟鼻山から御前ヶ岳往復の日帰りに変更し、翌日みなさんと出発点から合流することに。そして翌朝吹雪の舟鼻トンネル出口で初顔合わせの挨拶後、三引山から博士山という計画は中止に決めたのでした。

こういうときは地元のメンバーがいるというのは心強いもので、快適な「避難場所」に案内され、お茶を飲みながら昨年のニアミスを肴にさっそく楽しいおしゃべりです。といっても時間はたっぷりあるので田島の裏山に軽く雪山ハイキングへ行くことになりました。関東組は会津山岳会のKさんにおまかせ気分のおまかせコースです。いくつかの候補から手軽そうな斎藤山を選んでくれました。

なのですが、町の青空に騙されてはいけません。天気図では低気圧のど真ん中です。稜線にでるとブナ林がいい感じになってきたとはいえ吹雪がひどくなるばかり。ほうほうの体で山頂下の電波塔に逃げ込み山頂宣言。そそくさと逃げ帰ってきました。会津の裏山は侮れません。

そして今回のメインイベント、交流宴会へとなだれ込みました。わらじの仲間のEさんは「宴会部長さん」のような愉快でフレンドリーな方なのですっかりくつろぎ、調子に乗ってベラベラ、ベラ。。。K子さんには浦和浪漫からまほろばへの歴史などを根掘り葉掘りと、ぶしつけにすみませんでした。もの静かなKさんは内心呆れて聞いていたかもしれませんが、年報「すかり」で付箋をはった山行のほとんどがKさんの記録なのですよ。

さて翌日は?と聞かれ、博士山へ行くのじゃないですかというと、Eさんは目の玉を飛び出すジェスチャーで大ズッコケ。ということで、1日先に帰京するブナの沢旅組は少しでも天候が良さそうな那須方面を物色。2年前に強風ラッセルで撤退した鎌房山から大白森をめざすことに決めて、楽しく有意義な宴会を終えました。

翌日ですが、天候はめまぐるしく変化したものの、ちょうど大白森山頂にたどり着く頃から青空が広がり、最高の展望と素晴らしい霧氷のブナ林に出会うことができました。こうして3日間の南会津の山旅は予想外のクライマックスを迎えて幕を閉じたのでした。



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2014.03.16
休養の日曜日雑感

3月16日のバラ

今日は3月16日の日曜日。普段なら山に行っていますが、今日16日の日曜日は家ですごしました。そしてブルーのバラを買いました。めずらしい色なので花やさんに聞いてみたところ、つぼみのバラを染料を入れた水に浸して染め上げたのだそうです。ふう~ん、いろいろなことができるのだなあ~。天然ではないのが少し残念だけれど、とてもきれいだったので5本買いましたが、あとて7本にすればよかったかな、と。

などと、いつもとトーンの違うつれづれ日記ですが、じつは膝に違和感があって休養することにしたのでした。これまでも何年かごとに膝の具合が悪くなっていましたが、養生してなんとかやり過ごしてきました。天気のいい日曜日に家にいるのは気分的によくないのですが、来週は久し振りにテント山行を予定していて楽しみなも交流があります。その上明日から熊本に温泉旅行。おじさんの後輩になるのだと少しハードルをあげて受験勉強を頑張った姪への合格祝いなのです。

最近は何が何でも毎週山に出かけていましたが、たまには休むのも悪くないですね(って、自分に言い聞かせています)。後回しにしていた雑用が片付きました。ずっと中断していたやりかけの木暮理太郎の入力作業を終わらせてスッキリしました。作業を終えた作品の一つ「二、三の山名について」は結構学術的なのですが、富士山とか両神山などの山名由来はとても興味深いです。

先週は民族文化影像研究所が主催する上映会に参加しました。そのことを雑記帳に書こうと思いながら時間がないとかの口実で1週間がたってしまいましたが、簡単に紹介しておきたいと思います。今回は福島と宮城県境の摺上川上流の茂庭地区の、沢と山に深く結びついた生活の歴史を伝える人々の暮らしと炭焼きを記録した映像、「奥茂庭」と「茂庭の炭焼き」の2本が上映されました。

ダムに水没する山村の記録映像に興味を持つようになったのは沢歩きのおかげです。今回はまず摺上川上流に目がとまりました。摺上川といえば、ナメの美しい支流を多く抱える川です。ブナの沢旅をはじめたばかりの2007年秋に叶堂沢を遡行したのは摺上ダムの完成直後でした。真新しい巨大構造物に驚いたことを覚えています。そして立ち寄った日帰り温泉は「もにわの湯」。地元の人たちでにぎわっていたのですが、そのときはダム湖で移転を強いられた人々の生活には思いが至りませんでした。

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1年前の「越後奥三面−山に生かされた日々」につづき、ダム建設により失われていく山村集落の生活を四季をとおして綴った貴重な記憶の記録がここにもありました。

興味深い映像で、なんとか時間をやりくりして参加してよかったと思いました。今回は2本見たのですが、その他にも独特の織物「しなだ織り」や焼き畑など全5作品が順次上映されるそうです。ただ、一般の参加者は私を含めたった3人。もったいないけど、なにしろ地味な記録ですからねー。沢登りのおかげです。

沢登りといえば、福島登高会が1980年代前半に摺上川上流の沢をかなり徹底的に調査遡行している記録も素晴らしい試みで、じつはその古い記録をたよりにブナの沢旅的な遡行計画を昨年立てたのですが、悪天で変更を余儀なくされました。できれば今年トライしたいと思っています。

と、まとまりのない話になりましたが、今日は家で寄り添った日でした。



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2014.02.21
キヲクをキロク:クラウドファンディング

山とはちょっと違う話題でいきなりですが、クラウドファンディングという寄付の仕組みがあることを知っていましたか。わたしは去年の後半にはじめて聞いた時、それ何ですか〜という状況でした。

簡単に言うと明確な目的を持ったネット募金の手段で、ネットで使用目的と目標額を明記してカード決済の寄付を募り、目標額に達成した場合に寄付が成立(未達の場合は寄付はキャンセル)して決済される仕組みのようです。

たまたまネットで、仙台のNPO法人アーカイブ仙台が、あるプロジェクトのクラウドファンディングを呼びかけていることを知りました。それは市民が撮った3.11大震災の記憶の記録集を全国都道府県立図書館に2冊ずつ届けるというものでした。同じ時期に別の分野で寄付基金の立ち上げに関わっていたこともあり、参加してみることにしました。こうしたやり方では初めての寄付でした。いままでも様々な組織に寄付をしていますが、考えてみれば具体的に寄付金が何に使われるかは明確でない場合も多かったように思います。

具体的な活動内容が明示され、実現する為にはこれだけのお金が必要だとしたうえで資金の協力を要請するやり方はとても理にかなっているし、寄付をするモーチベーションも上がります。(ちなみに個人的に関わっている所は、意義のあるボランティア活動を支援しようという大きな枠組みのものです)

先日「3.11 キヲクのキロク:市民が撮った3.11大震災 記憶の記録」と題する写真集が送られてきました。本当に多くの市民の方々の写真に込められた記憶と、記憶に込められた思いがぎっしりと詰まった重い写真集です。あらためてほんの少しでも協力できたことを嬉しく思えるクラウドファンディングへの参加でした。SNSには距離をおいているのですが、こうした試みを知らせるには効果的だと感じました。

被災地では震災の遺構に対する住民感情が様々のようです。見ると思い出して辛いという被災者の気持ちもよくわかります。多くが撤去されました。けれど一方で、忘れてはいけない記憶は形を通して残るものだと保存を決めた所もあります。広島の原爆ドーム保存の歴史が思い起こされます。

つらい体験は忘れたいのが人情ですが、忘れてはならない記憶、忘れられない出来事もたくさんあります。その意味でもキヲクをキロクすることはとても大切な行為です。キロクするという表現手段を得ることで、人はつらい体験を乗り越え生きて行けるのだと。貴重な写真集です。購入することもできますし、図書館で借りることもできますので、紹介させてもらいました。

そして最後に、わたしも自分の人生のキヲク、山の記憶をしっかりキロクしていこうと思ったのでした。

(写真をクリックすると拡大します)

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2014.02.18
大雪災害と雪山遊び

先週末の大雪で多くの地区の孤立状態が続いています。道路も通行止めが続き、多くの車が立ち往生など、予想を超える被害が続出。そんなニュースをしり目に丹沢山へ雪山ハイキングに出かけてきました。雪山シーズンになるといつも思うのですが、都会人はのんきだと。雪国の人たちはそんな「災害状態」が冬の日常なのだと。

と言いつつ、雪が降るとそそくさと近くの山へ出かけてしまいます。日曜日の雪山計画は道路事情を勘案して中止しました。でも週一山行をしないと精神衛生上も良くないので、翌日丹沢山へ。これまでの経験から降雪後は塔ノ岳までは人出が多いけれど、その先まで行く人はあまりいません。スノーシューハイキングが楽しめそうでした。

思惑通り塔ノ岳からは雪の着き方も格段と多くなりました。トレースはありましたが、尾根は広いのでトレースのないブナの斜面をラッセルもなく快適に、気ままに歩くことができました。それにしてもすごい積雪量です。みやま山荘の記録では2mとあり本当かな〜なんて思っていたのですが、植生保護柵が埋まっていましたから深い所は確かに2m。いつもは笹原に隠れてみえない西側の谷筋も見渡せ小尾根の張り出しやら窪地やらと、地形がよくわかって新鮮でした。

時間があれば丹沢山から先,不動の峰あたりまで行ってみたかったけれど、時間も体力もアップアップでした。ベンチも全て埋まっていたので、富士山がみえる山頂の片隅に雪ベンチをつくってランチタイム。まあ、よくここまで来たという気もしないわけでなく、山頂をあとにしました。

帰れば再び大雪災害のニュースが続いています。今週はブナの沢旅山行の予定でしたが、蓼科在住のメンバーがこの大雪で連日雪かきに追われてクタクタ。東京に行くこともできない。今は雪山に行く気分でない、と。当然ですね。こんな状況なのですが、わたしはやっぱり山へ行かねばならないのです。

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2014.02.16
夢であいましょう

先週を上回る大雪の週末。電車の運行は回復したけれど山麓の道路事情はきびしい模様です。日曜日は家で過ごすことにしました。今日は2月16日。。時は刻むもの…..時間は過ぎて行くものだと言います。半年の時間が過ぎた今、わたしはどんな時を刻んだのだろうかと、ちょっとセンチメンタルな気持ちで窓から青空を見上げてみました。

ずっと山のことを想い続けていることに変わりはありません。行きたい山、憧れの山、もっと歴史を知りたい山と人々などを思い描くのは楽しいひとときです。でも現実は現実。なかなか行きたい山には行けず、あいたい人には会えません。

そんなときにふと懐かしいメロディーが湧いて来たのでした。小さいときにテレビでいつも見ていた番組「夢であいましょう」のテーマソングです。司会の中島弘子さんの都会の大人の雰囲気が田舎の子どもにはとても魅力的で、いまでも瞼に浮かぶほどです。

ゆ〜めであいましょ〜 ゆ〜めであいましょ〜 とさわりを口すさんだだけで、なんだかもう涙が止まらなくなりました。いろいろな思いが懐かしいメロディーとともによみがえってきたのでした。

 

夢であいましょう

夢であいましょう

夜があなたを抱きしめ

夜があなたに囁く

うれしげに悲しげに

楽しげに淋しげに

夢で夢で

君も僕も

夢であいましょう ♪♪ (youtubeで聞くことができます)

 

最近は本気で夢をコントロールできるようになりたいなんて思っています。そうすれば、リアルライフとは別の世界で自由に山々を歩き回ることも、誰でも会いたい人に会うことができるのになあ。なんて、大人げないですけどね。だからせめてもと、こうしてしょうもないことを書いてみました。



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2014.02.10
奥武蔵で今年一番のラッセル山行

イヤイヤ驚きました~

何がって、はからずも奥武蔵の1000mに満たない植林の山にいくはめになり、谷川でも武尊でも体験しなかった新雪ラッセルを堪能してきたのですから。

東京周辺は前日記録的な大雪に見舞われ、交通機関も大混乱。閉鎖された道路も多く、山行計画の変更を余儀なくされた人達も多かったことでしょう。私も土曜日午後に檜枝岐に移動することになっていたのですが、暴風雪予報や交通機関の乱れを恐れて予定を中止し、天気が回復するらしい日曜日は近場で雪ハイキングをすることにしました。

とはいえ山への足がすぐに正常化するとは思えません。西丹沢は無理だろうな~大倉のバスはきっと大丈夫だろうけど考えることはみな同じだろうな~。奥多摩もバス動いていないし~。ということで奥武蔵を地元の山とするいつもの仲間に話を持ちかけ、確実に行けそうな飯能の河又まで行き、その先の除雪具合などを見て決めることにしました。このあたりはいくつもハイキングコースがあるので融通がきき、こういうときは便利な山域です。

現地に向かうと、う~ん、さすがに雪深く、河又までがやっと。駐車場は除雪もされていなくて、到着最初のアルバイトは雪をかためて駐車スペースを作ることでした。できれば有間林道の奧に進んで仙岳尾根から県界尾根に乗り日向沢ノ峰方向の尾根を歩きたかったのですが、とっても無理。一番手っ取り早く取り付ける滝ノ平尾根から棒ノ嶺(奥武蔵側では棒ノ峰、奥多摩側では棒ノ折山というらしい)に登るコースで手を打つことにしました。そのときは棒ノ嶺くらいは大したことがないだろうから、仙岳尾根を下ろうかなど話したりして・・・

もともと植林の山は興味ないのですが、こんな事情でもなければ行かないだろうからいい機会だと思って出発。予想もなにもなく、確かに登れど登れど杉林です。ようやく権次入峠の稜線にでてもやっぱり杉林。なのですが、一日で4~50㎝ほどの新雪がつもったおかげで、今シーズンまだ体験していない、ヒザ上ラッセルを「堪能」することができました。途中杉林の味気なさに思わず、雪だけ見てラッセルしていれば谷川に行ったのと同じだなんて妙な理屈をこねたりしましたが、それだけ雪遊びは楽しめたのでした。

普段はハイカーで賑わうらしい公園のように広い山頂は一面手つかずの新雪に覆われ、し~ん。これまでの植林帯の味気なさから解放された喜びで、植林低山の展望にも感激。というか、谷川や日光白根や筑波山なども見えて、展望はちゃんとよかったです。こんな日はさすがに誰も登っていません。5時間もひーこらラッセルに励んできた甲斐がありました。仲間と大喜びです。最初はどうしてこんな植林の山が人気があるのか不思議だったけれど、なるほどねーと納得。だからといってまた来ようとは思いませんけどね。

時間も押しているので当然おとなしく来た道を戻りました。下りでは仲間があえて深そうな新雪をヒャッホーと滑りおり、最後まで飽きるほど楽しめました。普段はなかなか山行の対象にならない奥武蔵ですが、今回の状況を考えるととてもいいチョイスだったと思います。



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2014.02.04
連戦連勝の青空山行

今年に入り毎週のように谷川や武尊山域へ出かけましたが、谷川以外はとくに狙ったわけでもないのに快晴の雪山歩きをしています。おまけに厳冬期らしからぬ暖かさ。なんだか拍子抜けするくらい、なあ〜んて、余裕の軽口が出てしまいます。

でもさすがに2月最初の日曜日は雨予報。気温が高いので相当高い山に行かないと雨らしいのです。これまで条件が良すぎたから、現実はこんなもんでしょと、めげずに計画を立てました。あれこれ検討の末、土壇場で決めたのが稲包山。山頂へ行けないにしても初めての山域なので偵察に行くのも悪くないし、最悪の場合、法師温泉に入って帰ればいいかなと、控えめな気持ちで行きました。(パートナーは私がそんなことで満足するはずがないと言いはりましたが。。。)

ところが、です。歩き始めるやみるみる青空が広がって行くではないですか。うっそー、とかいいながらホクホク顔。やっぱり青空に見守られているのだわwww〜

雪も多く林道歩きも雪がきれいで楽しいシューハイキングの気分。きれいだねー、あの岩峰河童の顔みたいねー、この葉っぱはなんだろー、あの尾根この辺から取り付けるかな、などいちいち立ち止まって話し込み、最初からのんびりムードです。

そんなこともあって尾根に取り付き三坂峠の稜線に乗り上げたときにはとっくに昼を回ってしまいました。少し進んで稲包山が見えて来たときは、ひとこと遠いねーと、そろそろ下ることを考え始める始末。

というわけで、地図で傾斜が緩そうな斜面を適当に下ることにしました。ところがこの斜面がブナの疎林のすてきな斜面だったのです。雪山ってほんとに自由にどこでも好きにルートをとることができて最高に楽しいと思える瞬間でした。あっというまに林道にくだり、また長〜い林道歩きです。

なんだかんだと行動時間7時間のうち5時間ほどが林道歩きという、珍道中のシューハイキングとなりましたが、それはそれで楽しく思えたのだから、仲間と青空の力は偉大です。そして最後のおまけも今となってはちょっと反省しながらも笑えます。

雪壁にかこまれた駐車場に戻ったら車が一台ポツンと取り残され、入口は大型除雪車でふさがれていたのでした。さあ、どうやって脱出したらいいのやら。。。(続きは後日の記録で)



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2014.02.01
山行記録の移行を終えこれまでを振り返る

今年から新しいホームページに移行して新規の記録を掲載していますが、昨年までの記録はもとのサイトに残したままでした。2014年も1ヶ月が経過し、すべての記録を新しいサイトに移す作業が今日ようやく完了しました。

といってもまだ完全な移行ではありません。とりあえずテキスト部分を移しました。移行作業はテキスト部分はそれほど大変ではないのですが、写真の反映が一手間かかります。記録の写真については枚数を減らし、写真集を増やすことにしました。最近は無料サービスでも使える容量がふえているのでサイズも余り気にせずどんどん掲載できます。

記録を移す作業は、これまでの山行を振り返る機会にもなり、とても興味深い追体験となりました。沢を始めたのが2005年で、沢を専門とする山岳会に入会。中年の初心者が入れるような会ではないと思っていたのに入会させてもらい、若手やベテランの先輩方に大変にお世話になりました。

それなのに早くも2006年秋には「ブナの沢旅」を打ち出し、自分の道を模索し始めました。我ながら大胆な決断だと思いますが、それだけ思い詰めていたわけです。最初の頃の記録を読み直すと、我ながら何をやってるんだと言いたくなる様なこともしばしばです。でも同時に、なんだかけなげだなあーなんて思ったりもして、う〜ん、よくやった。

あれこれ試行錯誤しながら、「ブナの沢旅」への想いだけで突き進んで来た感があります。けっこういい沢旅、山旅をしているなあと、自分で感心したり、あの時はああだったこうだったと、これまでの10年間の人生を振り返ったり。ほんとにたくさんの思い出がよみがえってきました。

その意味でも記録を書くというのは、たんなる山行報告以上の意味を持つものです。大げさな言い方かもしれませんが、自分のアイデンティティーになりつつある今日このごろです。だからおっくうだなんて思っちゃだめ。みっともなくていいから、その時々のありのままの自分の気持ちを素直に出せばいいのです。肩肘はらずに行きましょう〜

時々仲間にも話すのですが、「ブナの沢旅」が10年続いたら、記録をまとめて小冊子を作りたいなんて夢をもっています。あと3年。どんな新しい山や沢そして仲間に出会えるのでしょうか。そう思うと、これから生きていくのも楽しみに感じられます。こんな風につれづれなることを思わせてくれた記録の移行作業となりました。

読んでくださるみなさま、これからも「ブナの沢旅」をよろしくお願いいたします。



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