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2018.06.04
きらめくブナの沢旅を求めて東北・二口へ
カテゴリー:雑記帳

この週末は梅雨入り前の好天に恵まれ、またとない沢旅のチャンスとなりました。今年は季節の進行が早いので、東北も二口方面ならば沢はじめができるはず。これまでも5月末から6月初旬に二口の大行沢や穴堂沢で新緑の沢歩きを何度か楽しんでいます。

いつもは平日山行が多いのですが天候の都合で土日となりました。そうなると大行沢はきっと他に複数の入渓パーティがいるはずだと思い、同じ二口でも入渓者が少ない禿沢を選んで、ゆったりとブナの新緑と焚き火を楽しんできました。沢泊始めなので、本流の小松原沢ではなく少し小ぶりな小松倉沢にしました。10年前は紅葉の時期だったので今回は新緑バージョンです。直前になって二口林道は通行止めだとわかったので変更も考えましたが、今年は長い林道歩きの沢も計画にあるので慣れなければ、と決行しました。

おかげでいつもながら他に誰にもあわない静かな沢旅となりました。ナメといえば大行沢が全国区の沢として人気がありますが、禿沢も下部は大行沢に劣らない美しいナメが続きます。その後ちょっと大岩ゴーロとなりますが、さらに登れる滝がいろいろでてきて源頭部は再びゆったりとしたナメとなります。やはり源頭部には雪渓が残っているところもありましたが、とくに遡行に支障をきたすことはありませんでした。

林道歩きが長かったため遅い入渓となりました。そのために小松倉沢に入る前の唯一無二といえる快適なテン場で行動を終了。早く進んでしまうと、どうしてもここはパスしてしまうのです。思いっきり焚き火ができ幸せなひと時となりました。もうチャレンジはできないけれど、こんな感じのきれいな沢でゆったりと過ごして帰ってくるだけでもいいなあ〜などと思ってしまいました。

登山道と並行して藪漕ぎをした10年前の教訓をいかし、最後の詰めはほとんど藪漕ぎなく登山道にでることができました。体力はなくなってるけれど、こんな所では少しは進歩しているのでしょうね。それにしても仙台神室は宮城県側からは沢や以外で登る人はいないのではないかと思ってしまうくらい不遇の山のような気がします。標識は文字も読めないほどに放置されていました。山形の笹谷峠がよく見えた時は懐かしい気持ちになりました。何年か前の積雪期、笹谷峠から山形神室に登り翌日仙台神室まで進む予定だったのですが、悪天のため山形神室で引き返したのでした。山形側からみる方が存在感がある山です。

二口林道については、いろいろと言いたいことはあるのですが・・・それはさておき、木漏れ日できらめくブナのナメ沢をヒタヒタあるくという、自分のコンセプトにぴったりの沢旅ができたことに感謝したいと思いました。

 

 



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