ブナの沢旅ブナの沢旅
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2007.08.14
高原川白水谷
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2007年8月15日

 

7時ころキャンプ場を出発して車を置いた林道にでると3台駐車しており、沢支度をしているパーティに会う。昨日のうちに遡行しておいてよかったねと言いあう。10分ほど県道を下ったヘアピンカーブミラーがあるところに駐車スペースがあり、ここから白水谷に下る踏跡をたどって入渓。岩盤が発達した沢で林層も明るく、最初から好印象を受ける。

大きな滝はないが、青々とした深い釜をもつナメの小滝が連続し、昨日の沢上谷よりもダイナミックだ。しばらく進むと大岩が目に付くようになり、乗り越しでエネルギーを使う。と いっても昨日と比べてであるが。

大岩帯を過ぎると再び岩盤帯をナメ滝が連続し、緑の木々の間から陽の光が差し込んでとても美しい。突然前方に堰堤が見えてきた。右側から超えようとすると、用水路が作られていた。そういえば、白水谷は下流の集落の水源になっていると書かれていたことを思い出す。

楽しく遡行を続けていくと大きな釜を持った10m程の滝が見えてきた。一見して登れそうになく、左岸の高巻ルートをさぐる。滝の手前の左岸は広い草つきの斜面になっていて上部は急傾斜となって岩壁に囲まれている。

一箇所抜けられそうところがあったので、斜面を這い上がるが、最後の岩壁基部がかぶり気味で少し緊張する。Sugiさんがよじ登ってお助け紐を出してもらう。滝上はふたたびナメ小滝の連続。すると右手がトイ状の小滝となり、上がると右手上の岩壁から滝のように水が流れ落ちている。なかなか楽しそうなところで、滝修行としゃれ込んでみる。こんなアクセントをちりばめつつ、ナメ小滝の連瀑を快適に進んでいくと、前方上に橋が見えてきた。

まだ11時なのでもう少し進むこともできたが、十分満足したことだし、帰りの長い道中もあるので、ここで林道にあがることにした。後になって、もう少し続ければ大滝を見ることができたのにと悔やむが、よしとする。

林道を淡々と下るのだが、適当なところで沢に下りないと入渓点にはもどれない。あらかじめネットで調べておいた下降点のカーブミラーから眼下に張り出した小尾根を下り、最後は小さな枝沢をくだって再び沢に降り立った。

沢旅の最後を惜しむかのように下ると数分で入渓点へ。装備をといて踏み跡を登るが、不法投棄のゴミが散乱しているのにはがっかりだった。とはいえ、東京近郊にあれば間違いなく人気の沢になるだろう美しい渓相の沢を手軽に楽しむことができたのは収穫だった。帰りは平湯温泉のたるまの湯につかり、沢渡で蕎麦を食べて松本まで送ってもらい、登山帰りの客でいっぱいの電車で帰った。

7:10入渓-11:00林道の橋-12:30入渓点