ブナの沢旅ブナの沢旅
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2007.08.13
高原川沢上谷
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2007年8月14日

 

蓼科にあるsugiさんの別荘を見物がてら、さらに足を伸ばして極上のナメ沢と評判の高原川沢上谷に行ってきた。蓼科から車で3時間弱で入渓点となる県道近くのキャンプ場に到着。

しばらくは時々ナメのゴーロだ。15分ほどで左岸から10m強のナメ滝を落としている支沢が合わさり、まずは五郎七郎滝を見物するためにナメ滝を左から巻き登る。さらに10mの滝を右のリッジから登り、傾斜のあるナメ床をたどるとお目当ての滝に。

水量が少なく美しさはいまひとつだったが、ど迫力のある滝だ。下りのナメは滑ったら滝下まで落ちそうなので、右岸の草つきのふみ跡をたどり途中から懸垂で下った。

本流にもどると赤みを帯びた岩盤のナメが川幅いっぱいに広がっていく。少し行くと再び左岸から支沢がはいり、次の滝見物に向かう。岩洞滝は高さ50mほどの半円形に近い岩壁から落ちる直瀑で、これまたすごい迫力だ。

再び本流に戻り、時々小さなナメ滝をかけたナメを快適に進んでいくと、前方の樹林の間から白い筋が見えてきた。蓑谷大滝だ!のっぺりしたスラブから30mくらいの白布のような滝を落としている。しばし見とれたのち、少しもどった左岸の草つきから高巻きに入るが、巻き方が不十分だったため、予想外のアルバイトを強いられる羽目に。

ひやひやしながら懸垂で振り出しにもどり、気を取り直してもう一度上に向かって登っていくと壁伝いに立派な道ができており、ここをたどって降り口を探すとテープが見つかる。かなり急傾斜なので懸垂下降で滝の落ち口近くに降り立った。やれやれとほっと一息。

ここからは舗装道路のようなすばらしいナメが延々と続く。苦労した甲斐があるものだと、安らぎを感じながらヒタヒタと歩く至福のひととき。段差があるところではウォータースライダーを楽しんだ。

二俣は両門の滝となっている。右の本流は15mの傾斜のあるナメ滝だが、左岸の水流脇を簡単に直登できるし、固定ロープがたれている。滝の上も少し幅は狭まるがナメ床が続く。やがて二俣となり、右に入ると次第に開けた台地の小川のようになって、前方に橋が見えてきた。

ここで遡行を終了し、林道から県道を通って入渓点のキャンプ場にもどった。平ナメと大滝。遡行を終えたところは林道が通る畑地という、とてもユニークな沢だった。翌日は隣の白水谷に入るので、誰もいないキャンプ場にテントを張り、ずっとお預けになっていた焚き火を楽しんだ。(sugi、ako)

9:40入渓-10:10五郎七郎滝―11:50岩洞滝-12:30蓑谷大滝ー15:30大滝上-林道16:20-入渓点17:45